2020.06.11
カテゴリ: マーケット
ブランド品の購入、処分、個人間売買に関する消費者意識調査 オークネット総合研究所 消費者アンケート 結果レポート
情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社:東京都港区/代表取締役会長CEO:藤崎 清孝 代表取締役社長COO:藤崎 慎一郎/URL:http://www.aucnet.co.jp/)が、「ブランド品の購入、処分、個人間売買に関する消費者意識調査」に関するアンケート調査を実施した。
■このアンケートでのブランド品とはバッグ・ポーチ、財布・パスケース、時計、貴金属・アクセサリー類、靴や洋服などのアパレル品等の 高級インポートブランドを対象としている。(ルイヴィトン、グッチ、エルメス、シャネル、ロレックス等)
1.実施概要
調査方法 インターネット上から回答
調査期間 2020年3月17日(火)〜2020年3月30日(月)
回答数 1,538人
調査企画 オークネット総合研究所
2.アンケート結果概要
■ブランド品(新品)の購入先は正規販売店が最も多いが次にプレゼントで貰ったという回答が17%で続いている。ブランド品(新品)の購入は正規販売店39%、プレゼント17%、アウトレットショツプ16%続いており前回調査と大きな差はなかった。
■使わなくなったブランド品の処分は年代によって大きな差が出ている。使わなくなったブランド品は20代、30代は「売却」するという回答が最も多いが、40代、50代以上は「そのまま保有」が最も多い。また男性は「そのまま保有」が最も多いが、女性は「売却」が最も多い。
■ブランド品の売却価格の納得性が前回調査より大きく上昇した。ブランド品の売却した価格について「納得した17%」、「まあ納得した53%」と70%が売却価格に納得しており、前回調査の60%から10%上昇した。
■今後フリマアプリを利用したいという回答は前回調査と比べ大きく低下している。 ブランド品の売却にフリマアプリを利用したいという回答は44%であり前回調査の62%から大きく下がっている。
3.アンケート結果レポート
オークネット総合研究所では、2018年に引き続き「ブランド品の購入、処分、個人間売買に関する」アンケートを実施した。
□まずブランド品の保有状況を確認したところ、前回調査に比べ保有率が若干減少している。
□次に新品のブランド品の購入先については正規販売店が最も多いが(39%)、2番目はプレゼントでもらったという回答が続き、以下アウトレットショップ、免税店、海外での購入という結果となった。
□一方中古ブランド品の購入は中古・リサイクルショップが最も多いが、フリマアプリ、ネットオークションとネットからの購入が4割近くを占めている。
□次に使わなくなったブランド品について質問したところ、20代、30代は売却するという回答が最も多いが、40代、50代以上はそのまま保有が最も多かった。また男性はそのまま保有するが最も多いが、女性は売却が最も多い。
□売却したブランド品の価格については7割が「納得した」「まあ納得した」と回答しており、前回調査に比べ売却価格に納得した回答が10%上昇した。売却先についてはフリマアプリ、ネットオークションの売却価格の納得性が買取専門店、リサイクルショツプに比べ10%以上高かった。
□売却先の価格の納得性(売却先別)
□「ブランド品の売却にフリマアプリを利用したいか」との質問に対し利用したいとの回答が44%であり前回調査の62%から大きく下がっている。トラブルの不安や偽物の懸念、やり取りの面倒さが大きな要因となっている。
<オークネット総合研究所>
1985年に世界初の中古車TVオークション事業をスタートし、以来30年にわたりオークションを主軸とした情報流通サービスを提供するオークネットグループが運営。
所在地:〒107‐8349東京都港区北青山二丁目5番8号 青山OMスクエア
理事長:佐藤 俊司
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