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ヴァン クリーフ&アーペル 「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」がエキシビション「楽園の鳥たち」を開催

レコール パリ本校にて2019年5月15日(水)~7月13日(土)の期間開催
 2名のプライベートコレクターから貸与された特別な作品や、 ヴァン クリーフ&アーペルがヘリテージ コレクションとして所蔵するブローチなどが展示されます。 ヴァン クリーフ&アーペルが支援する「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」は、 2019年5月15日(水)から7月13日(土)まで、 パリ本校内会場にてエキシビション『楽園の鳥たち』を開催します。 この独創的な催しでは、 2名のプライベートコレクターから貸与された特別な作品や、 ヴァン クリーフ&アーペルがヘリテージ コレクションとして所蔵するブローチなどが展示されます。

 鳥たちの楽園を想わせる魅惑的な会場の中で展示されるこれらのブローチには、 ジュエリーのモチーフとして人気を博した鳥たちが、 天と地を結ぶ繊細な生き物として生き生きと描かれています。 フランス国立自然史博物館、 パリ装飾芸術美術館、 セーヴル・リモージュ陶磁都市から特別に貸与された、 世代を超えて受け継がれる数々のジュエリーピースは、 大きな話題を呼ぶことでしょう。

  “Paradis d’Oiseaux(楽園の鳥)”
 19世紀終盤から、 当時の装飾的な自然主義を反映する形で、 鳥はジュエリーのモチーフとして多く登場するようになりました。 その後、 室内装飾においても高い人気を博すようになります。 当時の自然史愛好家によって生み出された自然主義コレクションの多くに、 「パラディ オワゾー(楽園の鳥)」として知られる鳥の芸術的なモンタージュが使われています。
この傾向は、 恋物語や好奇心、 旅行に対する関心の現われであり、 また豊富な図版を含んだ鳥類学の出版物によって一般的に鳥に関する知識が普及したことも影響しました。 一方ジュエリーのデザインにも、 鳥類の多様性、 形態、 行動に対する鋭敏な観察眼が反映されるようになり、 ある程度様式化された大胆さを備えつつ、 鳥たちの外観や美しさを忠実に残した作品が生まれました。

エキシビション概要
 本展覧会では、 芸術的に楽園を描いた作品に登場する鳥たちを多く紹介し、 鑑賞者の方々を天と地を結ぶ旅へと誘います。 会場にはボーグラン、 カルティエ、 モーブッサン、 メレリオ、 ルヴナ、 ステルレ、 ヴァン クリーフ&アーペルをはじめとする、 多彩なジュエリーメゾンやアーティストが創作した象徴的なブローチのほか、 著名なパブリック コレクションに収められている貴重な作品が並びます。 また地上や枝で羽を休めたり、 空を飛ぶ鳥たちの姿を、 絵画やスケッチ、 彫刻、 陶磁などの形で描いた作品もご覧いただけます。
鳥の身体、 羽、 動きの描写に焦点を当てた作品においては、 自然主義に基づく表現や様式化されたデザイン、 またありのままの姿を忠実に模写したものや大胆な幾何学的解釈、 リアリズムとシンボリズムのバランスなど、 ジュエリー創作と芸術に対する包括的な視点を鑑賞者に提供します。

キュレーター
 本展覧会のキュレーターは、 フランス国立自然史博物館で文化交流および図書館での催しを担当するジョエル・ガルシア氏と、 ヴェルサイユ市の科学コーディネーターであるマリオン・ミレ氏が務めます。

エキシビション図録
 本展覧会では、 レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校で教育・研究部門ディレクターを務めるギヨーム・グロリューが監修した図録をご用意しています。

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