2026.10.02
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フルラ FURLA がミラノで「FURLA CINEMANIA」を開催、スカラ座を望む空間で発表した新アイコン「Furla Lynette」
映画のプレミア会場を思わせる赤い絨毯とカメラのフラッシュ、その先に現れる新しいバッグ。フルラがミラノ ファッションウィーク期間中に開催した「FURLA CINEMANIA」は、ファッションとエンターテインメント、そしてイタリアらしい物語性をひとつの空間へ重ねた特別なイベントです。スカラ座を望む「Il Foyer alla Scala」を舞台に、ゲスト自身が映画の登場人物になったような演出を施し、最新アイコン「Furla Lynette」を披露。マリアカルラ・ボスコーノら世界各国のゲストに加え、K-POPのKEYVITUPも参加しました。映画を連想させる限定チャームからアーカイブを現代へつなぐバッグまで、フルラの現在を物語る一夜です。

ミラノ ファッションウィークの熱気が高まるなか、フルラが開催した「FURLA CINEMANIA」は、ファッションだけを見せるイベントではなく、映画のワンシーンへ入り込むような体験をつくりました。舞台となったのは、スカラ座を望むPiazza della Scalaに位置する「Il Foyer alla Scala」。フルラが掲げる「ICONIC DRAMA」の世界観を背景に、ファッション、エンターテインメント、イタリアならではのストーリーテリングを組み合わせ、訪れたゲスト一人ひとりが物語の主人公となるような空間を構築しました。その中心で披露されたのが、ブランドの新たなアイコン「Furla Lynette」です。
会場には、まるで映画プレミアのキャストがレッドカーペットへ集まるように、世界各国のファッション・ライフスタイルメディア、セレブリティ、KOLらが来場しました。なかでも特別な存在感を放ったのが、イタリアを代表するスーパーモデルのマリアカルラ・ボスコーノ、オランダ出身のスーパーモデルのヤスミン・ワイナルドゥム、スペインの女優・歌手として活動するベゴーニャ・バルガス。新作「Furla Lynette」をそれぞれのスタイルで携え、華やかな会場を彩りました。バッグそのものだけでなく、纏う人によって異なる表情を見せることも、この夜における「Furla Lynette」の魅力を印象づけています。
音楽からも新たな世代の才能が加わりました。スペシャルゲストとして登場したのは、K-POPボーイズグループの「KEYVITUP」。2026年4月にiNKODEからデビューした5人組で、Hyunmin、Taehwan、Sena、Jaein、Rukiaの5名で構成されています。キム・ジェジュンによって発掘・プロデュースされたことでも知られ、デビュー直後から国際的な活動へとフィールドを広げているグループです。イタリアのファッションと韓国のポップカルチャーが一つの空間で交差することで、「FURLA CINEMANIA」が掲げる世代やジャンルを越えたコミュニティが形づくられました。
映画の世界からは、女優のエヴァ・セラと、ディレクター・プロデューサーのノエミー・サグリオ=デュが参加しました。それぞれ異なる領域から映画文化に携わる2人を迎えたことで、「FURLA CINEMANIA」の物語性にも厚みが加わります。ファッションモデル、音楽アーティスト、映画のクリエイターが同じ場所に集う構成は、フルラが今回のイベントを通して目指した、ジャンルの垣根を越えたカルチャーの交差点を象徴するものでした。
映画をテーマにした遊び心は、限定カプセルコレクションにも落とし込まれています。特別にデザインされた4種類のチャームは、ポップコーンバケット、シルバーの3Dメガネ、ソーダカップ、カチンコをモチーフにしたもの。それぞれをバッグに付けたり、ゲストが身につけたりすることで、装いに小さなユーモアと個性を添えます。映画館を連想させる身近なアイコンをジュエリー感覚で取り入れることで、イベントそのものの世界観を日常のスタイリングへ持ち帰ることができる仕掛けです。
空間演出の中心を担ったのは、新作「Furla Lynette」を写した大型ビジュアルでした。映画ポスターを思わせるグラフィックを会場の各所に配置し、バッグを単体のプロダクトとして見せるのではなく、一つの物語を構成する主人公として演出。ラグジュアリーなファッションと映画的な表現を重ねることで、会場全体を一つの作品のように仕立てています。フルラが大切にしてきたヘリテージを現代のカルチャーと結びつけ、新しい才能や国際的なコミュニティとの接点を生むという今回の試みが、空間そのものに表れていました。
FURLA LYNETTE ― アーカイブから蘇る新たなアイコン
「Furla Lynette」は、フルラが積み重ねてきたアーカイブを現代の感覚で読み替え、次の時代へ渡す新しいアイコンとして誕生しました。2027年に迎える創業100周年を前に、ブランドのDNAと現在の感性を交差させたモデルで、リラックスしたホーボーシルエットが特徴です。フロントには2つのマキシジップポケットを配置し、レイヤードされたレザーのディテールや繊細な仕上げによって、ボリュームのあるフォルムに立体感を加えています。さらにボトム部分のアジャスタブルストラップでシルエットのボリュームを調整でき、ジップクロージャーによって日常使いにも配慮。デザイン性と機能性を一つのバッグにまとめています。
アーカイブから生まれたモデルであることを示すディテールも、ひとつひとつに込められています。バッグには個別のナンバリングを施し、内側には「Furla Archivio」と刻印したメタルプレートを配置。さらに表面にFURLAロゴ、裏面に「Milan Fashion Week Furla Archivio」の文字を刻んだレザータグを添え、特別なモデルであることを明確にしています。ミラノでのファッションウィークという発表の舞台そのものを記憶として残すような仕様で、日本では2027年2月に発売予定です。
【Editor's View】
「FURLA CINEMANIA」は、バッグの発表をイベントの中心に置きながら、そのバッグを取り巻く物語まで含めて体験させる仕立てが印象的です。映画プレミアを想起させる会場演出、映画をモチーフにしたチャーム、そして「Furla Lynette」を主役にした大型ビジュアルまで、プロダクトとストーリーが切り離されていません。その背景にあるのが、1927年にボローニャで創業したフルラが、イタリアンライフスタイルとクラフツマンシップを軸に、バッグ、シューズ、アクセサリーを展開してきた歩みです。2027年の創業100周年を前に登場する「Furla Lynette」は、アーカイブという過去を保存するだけではなく、ホーボーシルエットやマキシジップ、調整可能なストラップといった現代的な機能へ置き換えています。さらに、個別のナンバリングや「Furla Archivio」のメタルプレートによって、ミラノ ファッションウィークで誕生した特別な一章としての性格も明確です。フルラが掲げる「ICONIC DRAMA」がファッション、映画、音楽、ポップカルチャーを横断するなら、「Furla Lynette」は、その異なる要素を一つのバッグへ集約する存在。過去と未来、日常性とドラマ性を行き来するところに、新しいアイコンらしい広がりがあります。
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