2026.08.27
カテゴリ: キャンペーン
グッチ「Gucci Primavera」キャンペーンに、シャオ・ジャン、BTS のジン、aespaのニンニン、ショーン・メンデスら10名が登場
愛が人の姿を変え、新しい関係や可能性を生み出していく。その瞬間を、グッチは「Gucci Primavera」というひとつの物語に仕立てました。ヨハン・レンクが監督したショートフィルムでは、ケイト・モスが「Wicked Game」に合わせてリップシンクし、見知らぬ人々が視線を交わし、やがてダンスフロアで惹かれ合っていきます。一方、ミハル・チェルビンが撮影したポートレートには、音楽、映画、ファッション、スポーツなど異なる領域で活動する10名が登場。古典的な絵画表現を現代へ移し替えたビジュアルが、デムナによるグッチの新たな章を静かに、そして鮮烈に示しています。
愛がもたらす変化を起点に、新しい始まりの気配を描くグッチの「Gucci Primavera」キャンペーンが公開されました。ひとつの感情が人と人との距離を変え、その先に新たな可能性が開かれていくという発想を、映像とポートレートという異なる表現で展開しています。キャンペーンの中心にあるのは、恋愛そのものだけではなく、誰かと出会い、互いを意識することで生まれる変容。そのテーマが、デムナによるグッチの新たなクリエイティブ・ボキャブラリーと重なり合います。
その物語を最もドラマティックに映し出すのが、ヨハン・レンク監督によるショートフィルムです。ケイト・モスが、クリス・アイザックのバリトンによる「Wicked Game」に合わせてリップシンク。ひとつの部屋に集められた見知らぬ人々は、互いの存在を確かめるように視線を交わし、それぞれの相手と距離を縮めていきます。そして舞台はダンスフロアへ。出会いが恋へと変わる瞬間を、身体の動きと音楽によって描きながら、人とのつながりがもたらす強い感情と、そこから広がる無限の可能性を映像に閉じ込めています。
もうひとつの表現として展開されるのが、ミハル・チェルビンによるポートレートです。古典絵画を思わせる構図やポーズ、壮麗なスケール感を現代的に読み替え、親密さを感じさせる人物像へと落とし込みました。絵画的な静けさを備えながら、そこに写るのは現代を生きる多様な才能たち。音楽、映画、ファッション、スポーツなど異なる領域から集まった10名を一つのビジュアル言語で捉えることで、過去の美意識を受け継ぎながら現在のグッチへと更新していく姿勢が表現されています。
キャンペーンに登場するのは、グローバル・ブランドアンバサダーのシャオ・ジャン、BTSのジン、aespaのニンニンをはじめ、トム・ブレイディ、アレックス・コンサーニ、エスディーキッド、イ・ヨンエ、ショーン・メンデス、リコ・ナスティー、ALLDAY PROJECTのターザン。音楽や映画、ファッション、スポーツという異なる背景を持つ人物が並ぶことで、一つの型には収まらない現在のグッチ像が浮かび上がります。公式に公開されている「Gucci Primavera」は、デムナがグッチで手がけた初のファッションショーとして位置付けられており、今回のキャンペーンもそのコレクションを軸に展開されています。多彩な個性を交差させるキャスティングそのものが、新しいグッチの方向性を示す要素になっています。
キャンペーンがフォーカスするのは、デムナがグッチで初めて手がけたファッションショーで発表したコレクションです。新たなシルエットとテクスチャーを通して、軽やかさや自由な着こなしを多面的に提示しながら、グッチが長く培ってきたヘリテージと現代的なアイデンティティを結び付けています。公式のコレクション紹介でも、女性服では身体のラインを意識したシルエットや流動的な素材、ステートメント性のあるアウターなどを展開し、男性服でも身体に寄り添うシルエットや大胆なアウターを提示しています。歴史を消去するのではなく、受け継いだコードを新しいボキャブラリーへ置き換える。その姿勢が、「Gucci Primavera」という名前のもとで一つの視覚的な物語へとつながっています。
詳しくは、www.gucci.com をご覧ください。
【Editor's View】
「Gucci Primavera」の面白さは、愛という普遍的なテーマを、ショートフィルムとポートレートという二つの異なる温度で見せているところにあります。動きのある映像では、知らない者同士が視線を交わし、身体を寄せ、関係を生み出していく。一方の写真では、人物そのものを静かに捉えながら、ルネサンス絵画を思わせる構図によって一人ひとりの存在感を際立たせています。その対照が、デムナによるグッチの現在地を考えるうえでも興味深いものです。ブランドの歴史を象徴する美意識を守るだけではなく、異なる個性や文化、身体感覚を取り込みながら新しい価値へ変えていく。今回のキャンペーンは、その変化をコレクションの紹介にとどまらない、人と人との出会いの物語として提示しています。
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