2026.05.20
カテゴリ: イベント
LVMH メティエ ダール 伝統素材から国際的な次世代素材へ、和紙の未来を提示する注目の特別展を開催
千年の時を超えて日本の美意識を支え続けてきた伝統素材が、今、国際的なクリエイティビティの最高峰と巡り合いました。LVMH メティエ ダールがパリのショールームを舞台に仕掛けるのは、日本が誇る職人技の可能性を世界へと提示する特別な試みです。今回の主役となるのは、越前をはじめとする産地で脈々と受け継がれてきた「和紙」。それは単なる記録媒体としての紙の領域を遥かに超越した、未知のテクスチャーを秘めるアヴァンギャルドな素材として生まれ変わります。ファッションやインテリアの境界を軽やかに飛び越え、世界中のクリエイターの感性を刺激する至高のクラフツマンシップが、パリの初夏の光の中でいかに新たなイノベーションを提示するのか、その熱気あふれる全貌に迫ります。
国際的な視点からその不変の魅力を見つめ直し、未来へのイノベーションを提示する特別な試みが幕を開けます。LVMH メティエ ダールがパリに構えるショールーム「La Main(The Hand)」にて開催するのは、日本の優れたクラフツマンシップへ贅沢に光を当てる特別展「Métiers d'Art du Japon ~ 日本の芸術的な職人技」の第二章です。今回は「WASHI ~ the art of crafting paper, where tradition unlocks innovation」と題し、日本文化を千年以上にわたって支えてきた伝統素材である「和紙」を果敢に再解釈しました。歴史が紡いだ手仕事の結晶を現代の文脈に融合させることで、未知の表現力を秘めた次世代の素材へと昇華させる試みは、世界のトップクリエイターたちが集うパリの地で、大きな感銘をもたらすに違いありません。

近年、和紙糸の開発や異なる素材との複合、さらには格調高い箔加工や最先端のデジタル技術との融合といった、目覚ましい革新が各地で進んでいます。越前をはじめとする日本固有の産地で今なお大切に受け継がれている和紙は、古くから書画や建築、工芸といった幅広い分野で日本文化の根幹を担ってきました。それが今や、ファッション、インテリア、パッケージング、そして現代建築に至るまで、多岐にわたる領域で新たな価値を生み出すクリエイティブな次世代素材として、国内外の感性豊かな人々から熱い注目を集めています。確かな歴史に裏付けられた自然由来のテクスチャーと、現代のテクノロジーがもたらす高い機能性の両立は、これからのライフスタイルをより豊かに、そして持続可能なものへと導く要となるでしょう。
千年以上もの間絶えることなく受け継がれてきた手漉きの技に、現代のエディトリアルな感性を重ね合わせ、本展のために特別に制作された作品の数々が会場を彩ります。LVMH メティエ ダールならではの審美眼を通じ、和紙が有する深い文化的価値と産業的な可能性の双方を提示する本展では、国内外のアーティストやアトリエ、ブランドとのエキサイティングな協働が実現しました。さらに京都府の後援のもと、丹後地域をはじめとする京都にゆかりのある職人事業者も多数参加しています。伝統の技術とモダンな表現が美しく交差するものづくりは、単なる工芸品の枠を超え、ラグジュアリーの本質を愛する世界中のファンに向けて、日本の伝統が持つ圧倒的な底力と新たな表現の可能性を堂々と見せつけます。
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三菱UFJフィナンシャル・グループが主宰する、明日の工芸文化や技術を担う若き作り手を支援するプロジェクト「KOGEI ARTISTS LEAGUE」。LVMH メティエ ダールはその志に深く賛同し、第一回ファイナリストを対象に「和紙」を題材としたコンテストを実施しました。今回の展示では、その難関を突破した選ばれし3名の瑞々しい感性が光る新作が紹介されます。さらに、和紙表現の第一人者としてシーンを牽引し続けるアーティストの堀木エリ子氏による、圧倒的な存在感を放つ代表的なアートワークも同時に展示されます。若き才能の情熱とトップアーティストの洗練が織りなす空間は、和紙という素材が秘める独自の表現力と無限の広がりを、これまでにない新鮮な角度から私たちに提示しています。
ラグジュアリー市場や国際的なデザインの文脈において、和紙の存在価値を「素材」から「概念」へと大胆に拡張する、刺激的な試みが空間を構成しています。会場では、伝統的な手仕事の温もりを宿す一点物から、量産化を見据えた産業的なアプローチの素材までが幅広く網羅され、ファッションやインテリア、テキスタイル企業との見事な協業プロダクトを実際に手に取って触れることができます。シルク和紙やヘンプ和紙をはじめ、パートナー企業との高次元なクロスクラフトがもたらす革新的な素材開発の取り組みに加え、第12回LVMH プライズ 2025を受賞して世界から注目を集めるブランド「SOSHIOTSUKI」による新素材を用いた最新デザインや、熟練の革なめし技術によって和紙の繊細なテクスチャーを表現した前衛的なレザーも登場。異素材との幸福な出会いがもたらす美しい驚きは、感度の高いファッショニスタのワードローブに新しい選択肢をもたらします。
伝統の知恵と現代のイノベーションが美しく交差する和紙の多彩な表情を紹介するとともに、日本のクラフツマンシップが秘める大いなる可能性を国内外に向けて広く発信していくことは、未来のクリエイションに対する大いなる賛辞です。LVMH メティエ ダールが主催する本展は、2026年5月28日(木)から6月3日(水)までの期間、特別な空間で作品と対峙できるアポイントメント制にて開催されます。なお、5月30日(土)には一般公開日も設けられており、多くの人々がその美学を体感できる貴重な機会となります(5月31日(日)は休館)。パリのショールームという最高の舞台で繰り広げられるこの美しき邂逅は、これからのクリエイティブな世界における日本の手仕事の地位を、より確固たるものへと引き上げる記念碑的なイベントとなるでしょう。
LVMH メティエ ダール 特別展「WASHI ~ the art of crafting paper, where tradition unlocks innovation」
会期:2026年5月28日(木)〜 6月3日(水)
一般公開:5月30日(土)のみ
休館日:5月31日(日)
会場:LVMH メティエ ダール ショールーム「La Main (The Hand)」
住所:69 Rue Réaumur, Paris 75002
開館時間:10:00 – 17:00 ※5月30日(土)は11:00 – 17:00
入場料:無料
後援:京都府
特別協賛:日本航空、三菱UFJフィナンシャル・グループ
特別協力:PFI、ミズノ
参加企業/アーティスト
アート: 堀木エリ子アンドアソシエイツ▪MUFG工芸プロジェクト▪民谷螺鈿▪MIKITYPE
ハタノ ワタル▪Sylvain Le Guen x 九代岩野市兵衛
Tony Jouanneau - Atelier Sumbiosis▪Anna Normand
マテリアル: 民谷螺鈿▪創作工房糸あそび▪田勇機業▪宮眞▪クスカファブリック▪PFI▪KUROKI
重要無形文化財技術保持者 九代岩野市兵衛
プロダクト: ミズノ▪SOSHIOTSUKI▪有職組紐 道明▪HOSOO▪輪島キリモト▪小嶋庵
SIWA KOUZO▪香老舗 松栄堂▪祇園・ない藤▪BODHI
【Editor's View】
今回のLVMH メティエ ダールによる特別展は、日本の伝統素材である和紙を、国際的なラグジュアリー・エコシステムの中核へとシームレスに組み込む極めて意義深いマイルストーンです。2015年の創設以来、環境への配慮とイノベーションを両立させながら、フランス、イタリア、スペインの上質なレザー供給源や、最高峰のメタルパーツを供給するメネガッティやGBJM、ジェイドといったサプライヤーとの強固なネットワークを築いてきたLVMH メティエ ダール。2022年にLVMH メティエ ダール ジャパンを設立し、岡山県のデニム生地マニュファクチャーであるクロキ株式会社と提携したことに続き、今回の和紙へのアプローチは日本の職人技に対する彼らの深い敬意の表れと言えます。職人の手仕事が持つエモーショナルな価値と、SOSHIOTSUKIのような現代のトップクリエイティビティが出会うことで、和紙は単なる伝統工芸から、未来のラグジュアリーを支える最先端のサステナブル素材へと完全に進化を遂げました。
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