2026.05.15
カテゴリ: 新作
クロノスイス 蘇る伝説、 針のない機械式時計「ネオ デジター クロノス」20年の時を超え復活
針が円を描くという時計の既成概念を、これほど鮮やかに、そして優雅に打ち砕く存在が他にあるでしょうか。クロノスイスがWatches and Wonders 2026で発表するNEO DIGITEUR CHRONOS(ネオ デジター クロノス)は、単なる復刻の枠を超えた、時の概念そのものへの挑戦といえます。2005年に世界を驚かせた初代の魂を継承しつつ、今作では5Nゴールドのケース全体をキャンバスに見立て、時の神クロノスの姿を浮き彫りにした立体的なエングレービングが施されました。ルツェルンの自社アトリエで熟練の職人が一刀ずつ命を吹き込むその姿は、効率を求める現代社会への美しい反逆であり、所有する喜びを本質的に問い直す、究極の意思表示となるはずです。

2025年に復活を遂げ、さらにその先にある進化を見据えたNEO DIGITEUR CHRONOS/ネオ デジター クロノスが、Watches and Wonders 2026の舞台でその姿を現します。2005年のデビュー以来、針のない機械式時計として確固たる地位を築いた初代デジターから20年、クロノスイスはこの先駆的な精神を現代へと鮮やかに蘇らせました。ヴィンテージのインスピレーションと、伝統に対する機械的な反逆が交差する地点で構想された本作は、常識への果敢な挑戦を象徴する大胆な宣言として、全国の正規代理店にて発売されます。革新を恐れないスタイルは、変化を厭わない感性豊かな人々の腕元に、特別な高揚感をもたらす頼れる味方となるでしょう。
ゴールドに刻まれた「時の神」クロノス
ゲルト・R・ラングがかつて世に送り出した伝説的モデルの魂を宿しながら、本作は立体的な時計芸術としての高みへと到達しました。クロノスイスの歴史において最も独創的なタイムピースのひとつとされるNEO DIGITEUR CHRONOS/ネオ デジター クロノスは、既存の価値観をなぞるだけの再解釈ではありません。ルツェルンの自社アトリエにおいて、熟練職人が5Nゴールド製ケースに一彫りずつ手作業で施したエングレービングは、ブランドの名の由来でもある古代ギリシャの時の神、クロノス(Chronos)を中央に据えた骨格そのものです。緻密な装飾とゴールドの輝きが織りなす重厚な質感は、所有者の個性を際立たせる装いを支える存在として、これ以上ない品格を漂わせます。

![]()
デジタルへの反逆児から、神話的なアイコンへ
伝統的な時計界を震撼させた、針を持たずして機械式でデジタル表示を行うという革新性は、本作において象徴的な昇華を遂げました。従来の文字盤という概念を廃し、時の番人であるクロノス(Chronos)が砂時計を携える意匠を採用。彫刻が施されたゴールドケースの開口部(アパーチュアル)から時を覗かせる構成は、初代デジターが示したメカニカルな反逆精神を現代に継承するものです。単なる時刻の確認を、物語を読み解くような知的な体験へと変貌させたこのアプローチは、希少性を愛する愛好家たちの期待に、情熱的な創造力で応えています。
未来(砂時計上部:中央):「分」を表示。砂の粒が落ちるように、これから訪れる時を象徴します。
過去(砂時計下部:下部):「秒」を表示。すでに過ぎ去った時を刻みます。
現在(クロノスの大鎌上部:上部):「時」を表示。「ジャンピングアワー」の窓が配置され、一瞬で切り替わる「今」という遷移の瞬間を表現しています。
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
手彫りエングレービングのアート
数週間に及ぶ忍耐強い手作業を経て完成するNEO DIGITEUR CHRONOS/ネオ デジター クロノスは、ケースからストラップへと流れるメアンダー(雷文)模様によってその世界観を完結させています。永遠の時を象徴するこの古代ギリシャの装飾が、ソリッドゴールドの表面に刻まれたクロノス(Chronos)の姿と見事に調和。職人が伝統的なビュラン(彫刻刀)を用い、一刀ごとに金属を浮き彫りにしていくプロセスは、正に静謐な祈りのようです。こうしたディテールへの執着が、時計を単なる道具から、生涯を共に歩むパートナーへと昇華させています。

一瞬の油断も許されない極限の集中力から生まれるその表面は、光の角度によって表情を変えるレリーフ彫刻そのものの深みを湛えています。金属を一刀ごとに削り取る手彫りだからこそ実現できる躍動感や光の陰影は、スタンプ加工やレーザー加工とは一線を画す、圧倒的な生命力を放ちます。ひとつとして同じものが存在しないという事実は、量産品には決して真似できない、職人の魂が宿ったタイムピースであることの証です。この唯一無二の個性が、腕元で独自の物語を紡ぎ出す要となるのは間違いありません。
針を持たない「デジタル・レギュレーター」
ルツェルンのアトリエにて、分・秒ディスクの滑らかな動きと瞬時のジャンピングアワー制御を両立させた、自社開発モジュール搭載の手巻きキャリバー C.85757。その名称は、1983年にクロノスイスが設立された最初のワークショップの郵便番号に由来し、ブランドの原点を静かに語ります。サファイアクリスタルのケースバック越しに鑑賞できる、ハンド ギョーシェ装飾が輝くブリッジやホイールの美しさは、機械式時計を愛でる喜びの核心を突いています。伝統工芸と現代の精密技術が融合したこの心臓部は、揺るぎない信頼感を使い手に与えます。
『NEO DIGITEUR CHRONOS/ネオ デジター クロノス』は、世界限定33本のスペシャルエディションです。
![]()
![]()
![]()
![]()
Technical Data
|
モデル名 |
NEO DIGITEUR CHRONOS/ネオ デジター クロノス |
|---|---|
|
品番 |
CH-1371R.2-GO |
|
予価 |
14,520,000円(税込) |
|
機能 |
12時位置: ジャンピングアワー 中央: スイープミニッツ 6時位置: スイープセコンド |
|
ケース |
ケース:5Nゴールド(65G)、手彫りサテンマット仕上げ、エッジはポリッシュ仕上げ、 ベゼル:サンドブラスト加工およびサテンマット仕上げ 風防:サファイアクリスタル(両面反射防止コーティング) ケースバック:サファイアクリスタル(スクリューダウン式) リューズ: 新しいオニオンクラウン |
|
サイズ |
長方形 縦 48mm × 横 30mm × 厚さ 9mm、ラグ幅20mm |
|
ムーブメント |
手巻き、キャリバーC.85757(自社開発ジャンピングアワーモジュール搭載) 振動数:3Hz、21,600振動/時 パワーリザーブ:約48時間 直径:23.3mm×厚さ2.5 mm (+自社開発モジュール厚さ 2.5mm) 石数:19石 バランス グリシデュール、三脚式 ひげゼンマイ ニバロックスI 微調整 偏心カム式 耐衝撃装置 インカブロック 輪列受け(金メッキ)及びラチェット歯車(円形サテン仕上げ) 手彫りギョーシェ模様:ロジウムメッキ、放射状コート・ド・ジュネーブ仕上げ |
|
ダイヤル |
MSA(針のない時計)-12時位置にジャンピングアワー表示、中央にデジタル分表示、6時位置にランニングセコンド表示。 マットホワイトのディスクにブラックのプリント文字、レガシーロゴ、真鍮、 サンドブラスト仕上げ 4N |
|
防水 |
3気圧防水 |
|
ストラップ |
ブラックヌバックレザー/ロゴ入りピンバックル(5Nゴールド) |
|
発売時期 |
2026年7月発売予定 |
|
限定数 |
世界限定 33本 |
【Editor's View】
1983年の創業以来、レギュレーター式ダイヤルの量産や世界初のスケルトン自動巻きクロノグラフなど、常に時代の先をゆく挑戦を続けてきたクロノスイス。その精神は、2012年にオリバー・エブシュテインがCEOに就任し、拠点をスイスのルツェルンへ移してからも、より純度の高い形で受け継がれています。特筆すべきは、失われつつある伝統工芸を再生させるために設立された、エナメル焼成やギョーシェ彫刻機を完備したアトリエの存在です。年間わずか1,500本という限られた生産数は、一つひとつの時計に職人の手仕事が隅々まで行き渡っていることの証左でもあります。NEO DIGITEUR CHRONOS(ネオ デジター クロノス)において表現された5Nゴールドへの緻密な彫刻は、正にこうしたアトリエ文化の成熟を示すものです。効率が重視される現代において、あえて手作業による立体的なレリーフ彫刻に挑む姿勢は、感性豊かな大人のワードローブにおいて、最も雄弁に個性を語る核となるはずです。
BRAND SEARCH
CATEGORY
ABOUT
「BRANDJOY.JP」はラグジュアリーブランドなどの最新動向に関連するニュースをセレクトしてお届けしています。新作やコレクションを中心に、新規オープン、ビジネス・業界情報をまとめてチェック。


