2025.11.30
カテゴリ: 新作
#ルイ・ヴィトン のバレリーナとアヴァロン ハイブーツ、2026クルーズが示すフェミニンな強さと軽やかさ
装いの最後に選ぶシューズは、その日の気分を物語る小さな「盾」のような存在です。ルイ・ヴィトンの2026クルーズ・コレクションから登場した新作ウィメンズシューズは、中世の鎧を思わせるテーマを軸にしながら、柔らかなラムレザーやスエード、メタリックレザーを組み合わせることで、フェミニンな感性と凛とした強さを同時に表現しています。ロミー バレリーナとスパイク バレリーナは、しなやかさと華やかさを併せ持つバレエシューズとしてデイリーなスタイルを更新し、アヴァロン ハイブーツは存在感あるシルエットで足元からシーズンのムードを引き上げます。日常と特別なシーンを軽やかに行き来したい人に、新しい選択肢を示すラインナップです。
ルイ·ヴィトンは2026クルーズ·コレクションの流れの中で、フェミニンな力強さを足元から表現する新作ウィメンズシューズを展開しています。コレクションの核となる中世の鎧のテーマを現代的に解釈し、しなやかなラムレザーで仕立てた「ロミー バレリーナ」、スエードとメタリックレザーが織りなすコントラストが印象的な「スパイク バレリーナ」、そしてスクエアトウとブロックヒールのシルエットが目を引く「アヴァロン ハイブーツ」を発売しました。いずれのモデルも、素材の質感やラインの取り方を通して、守られているような安心感と軽快な女性らしさを共存させている点が、このクルーズ・コレクションならではの特徴です。

「ロミー バレリーナ」は、ルイ·ヴィトン 2026クルーズ·ファッションショーにおける中世の鎧のモチーフを足元へと落とし込んだ一足です。柔らかくなじむラムレザーで全体を包み込み、その表情の上にシルバーカラーのアイレットをリズミカルに配することで、鎧を思わせるニュアンスを加えています。フェミニンなムードを生み出すラウンドトウのフォルムに、細身のストラップを交差させることで足元をすっきりと見せ、中央にはLV ツイストのアクセサリーがさりげないアクセントとして光ります。アウトソールには上質なレザーを採用し、見えない部分まで丁寧に仕上げることで、クルーズシーズンのドレスからデニムまで幅広いワードローブに寄り添う一足に仕上がっています。
製品名:ロミー バレリーナ
価格:180,400円
素材:ラムレザー、スタッズ
ヒール:1 cm

スエードとメタリックレザーの上品な掛け合わせが印象的な「スパイク バレリーナ」は、質感のコントラストを巧みに生かしたデザインです。アッパー部分はスエードレザーでしっとりと仕立てられ、その内側をメタリックのライニングで縁取る構造とすることで、歩くたびにほのかに光を返す表情を生み出しています。メタリックレザーのストラップは、足元を繊細に覆いながら肌とのバランスを楽しめるよう計算されており、さりげない官能性を感じさせるポイントになっています。さらに、全体の印象を整えるように配された2本のモノグラム·キャンバスのストリップが、メゾンらしいコードを控えめに添え、日常の装いにリズムを与えるバレエシューズとして活躍する仕上がりです。
製品名:スパイク バレリーナ
価格:188,100円
素材:スエードカーフレザー、メタリックカーフレザー
ヒール:1 cm


「アヴァロン ハイブーツ」は、スクエアトウとブロックヒールが大胆なプロポーションを描き、ルイ·ヴィトン 2026クルーズ·コレクションを語るうえで欠かせない存在となるモデルです。しなやかなグレインカーフレザーでアッパーをまとめ上げ、足を包み込むようなチューブラー製法の構造を際立たせることで、縦のラインを強調したシルエットに仕上げています。プルオンタイプのデザインは、スタイリングに取り入れやすく、バックにはループ状のモノグラム·キャンバスのトリミングをあしらい、実用性とアイコニックなディテールを両立させています。ミニ丈のドレスからロングコートまで、さまざまなレングスのボトムと組み合わせることで、クルーズシーズンのスタイルにモードな存在感を添える一足です。
製品名:アヴァロン ハイブーツ
価格:366,300円
素材:グレインカーフレザー
ヒール:5.5 cm
*税込価格表記
All photos courtesy of LOUIS VUITTON
詳細は、ルイ·ヴィトン 公式サイトhttps://www.louisvuitton.com をご覧ください。
【Editor's View】
ルイ・ヴィトンの2026クルーズ・コレクションに登場したロミー バレリーナ、スパイク バレリーナ、アヴァロン ハイブーツは、いずれも「守る」と「魅了する」という二つの側面を足元で表現しているように感じられます。中世の鎧という力強いイメージをあえてラムレザーやスエードといった柔らかな素材で再構築することで、日常にも寄り添うしなやかな強さが立ち上がります。バレエシューズの軽快さにメタリックのニュアンスやLV ツイストのアクセサリーを重ねたり、ブロックヒールのブーツにチューブラー製法とモノグラムのループを取り入れたりと、ディテールの一つ一つが現代のリアルクローズと呼応する構成です。オンとオフを自在に横断しながら、足元から自分らしい軸を持ちたい人にとって、今季のウィメンズシューズは頼もしい相棒というより、自分の意志を静かに託せる装いの要として存在してくれそうです。
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