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マルベリー が「ロクサンヌ」を再解釈、シンシア・エリヴォを起用した新キャンペーンを発表

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英国のライフスタイルブランド、マルベリーは、2000年代を象徴するアイコンバッグ「ロクサンヌ」を復刻しました。映画『ウィキッド』出演で注目を集める女優シンシア・エリヴォを起用し、写真家ティム・ウォーカーによる幻想的なキャンペーンとともに発表されています。

2004年のオリジナルモデルは、ケイト・モスやアレクサ・チャン、メアリー＝ケイト・オルセンなど数多くの著名人に愛されました。今回の再解釈では、その遺産を受け継ぎながら4つの新しいラインが加わりました。なお、オリジナルモデルは「マルベリー・エクスチェンジ」を通じて引き続き入手可能です。

「ロクサンヌ」と「スモール ロクサンヌ」は、パンクやY2Kのスピリットを引き継ぎつつ、真鍮製バックルや洗練されたディテールによって刷新されています。ショルダーやクロスボディとして使える柔軟性があり、44のパーツを組み合わせた複雑な構造を、熟練の職人たちが丁寧に仕立てています。

さらに、「ロクサンヌ ショルダー」と「ミニ ロクサンヌ ショルダー」が新たに仲間入りしました。軽やかで多機能なデザインは、真鍮バックルをアクセントにしたシンプルなフォルムで、日常のスタイルを洗練させるアイテムとなっています。

本キャンペーンは、長年のコラボレーターであるティム・ウォーカーが撮影し、伝説的スタイリストのケイト・フェランがスタイリングを担当しました。アカデミー賞ノミネート歴を持ち、エミー賞、トニー賞、グラミー賞を受賞したシンシア・エリヴォが登場し、色彩豊かな空間でロープスイングや暖炉、装飾的なカーペットに囲まれた世界観を体現しています。

併せて展開される映像シリーズ「Mulberry Moments」では、ファッションデザイナーでありポッドキャスト『The Cutting Room Floor』のホストとしても知られるレチョ・オモンドイとの対話が描かれます。そこでは、シンシアの初めてのマルベリーとの出会いや、ロンドンでの記憶、そしてファッションが持つ感情的な力について語られています。

シンシア・エリヴォは、「ロンドンで育った自分にとって、マルベリーは憧れのステートメントバッグでした。このキャンペーンはロクサンヌの持つ反骨的でロマンティックな精神を映し出し、私自身のスタイルを表現しています。スタイルは本物の自己表現であり、創造性や職人技、コミュニティを重視するこのハウスとご一緒できることを誇りに思います」とコメントしています。

さらに、マルベリーは2024年にB Corp認証を取得し、環境や社会への責任を果たす姿勢を明確にしています。今回のコレクションに使用されたレザーはすべてカーボンニュートラルで、ワールド・ランド・トラストとの連携によってカーボン・オフセットが実施されました。使用されるレザーは認証を受けたタンナリーから調達され、信頼性と持続可能性の両立を実現しています。

マルベリー 公式オンラインストア　
https://www.mulberry.com

マルベリー 公式 Instagram　
https://www.instagram.com/MulberryEngland

マルベリー LINE 公式アカウント　
https://lin.ee/pC2wTJqY

【Editor's View】
マルベリーが「ロクサンヌ」を再解釈した今回の発表は、過去の象徴的なデザインを現代の感性に結びつける試みとして非常に意義深いと感じます。シンシア・エリヴォを起用したキャンペーンは、バッグが持つ歴史的なオーラを幻想的な世界観で再構築し、新しい世代にも共感を呼び起こす仕上がりとなっています。また、サステナブルな素材選びやB Corp認証の取得は、ブランドが未来へ向けて社会的責任を果たそうとする姿勢を示すものです。バッグを超えたライフスタイルの象徴として「ロクサンヌ」が再び脚光を浴びることで、マルベリーがファッションと価値観の両面で時代をリードする存在であることを改めて印象づけています。

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