2025.09.19
カテゴリ: 新作
ジョージ ジェンセン 北欧デザインを体現する、新作ジュエリーと建築の共鳴を探るキャンペーン「Conversations in Shape」
ジュエリーは身につける建築ともいえる存在です。形やフォルムを通して空間に影響を与える点で、建築と多くの共通点を持っています。ジョージ ジェンセンが2025年秋冬に発表したキャンペーン「Conversations in Shape」は、その考えを視覚化した試み。デンマークの近代建築を舞台に、アイコニックな「フュージョン」「オフスプリング」「マーシー」が新作とともに披露されました。北欧のミニマルな美学と職人技が融合することで、装飾でありながら建築的存在感を持つジュエリーの新しい在り方を示しています。

1904年に創業して以来、北欧デザインを牽引してきたジョージ ジェンセンは、2025年秋冬ジュエリーキャンペーンで「Conversations in Shape」を展開しました。今回のテーマは、ジュエリーと建築が持つ共通性。ブランドのアイコンであるコレクションに新作を加え、身につける人の身体と空間を結びつける造形美を追求しています。
キャンペーンの舞台は、コペンハーゲンを代表するモダニズム建築の一角。モデルのダニエラを起用し、TanyaとZhenya Posternakが撮影を担当しました。1936年に建設されたベルビューシアターと周囲のベラビスタエステートは、デンマークにおける初期バウハウス運動の象徴的建築。その空間の中で「フュージョン」「オフスプリング」「マーシー」がそれぞれの表現を広げています。
1980年代後半にテキスタイルデザイナーのニナ・コッペルが手掛けたモジュール式「フュージョン」リングやアクセサリーは、今なお進化を続けています。ジャクリーヌ・ラバンによる彫刻的な「マーシー」と「オフスプリング」と共に配置されることで、建築の機能美と対話する造形的緊張感を演出。シェイプとフォルムの対比が、ジュエリーをより空間的な存在へと引き上げています。
今回のラインナップには、クラシックと新作が共存します。18Kゴールドで仕立てられたフュージョンバングルは、シリーズを象徴する波模様を取り入れたデザイン。さらにラバンが手掛けた新作として、彫刻的表現を深化させたマーシーバングルやイヤリングが加わり、現代的な力強さと洗練を兼ね備えたコレクションとなっています。
「Conversations in Shape」は、ジョージ ジェンセンが大切にしてきたデンマークデザインとの結びつきを体現しています。時代を超える普遍性を持ち、身につける人を中心に据えながら、職人技と造形美を融合させたデザイン。その在り方は、ジュエリーを超えて文化的アイコンとしての存在感を示しています。
「MERCY」コレクション











「OFFSPRING」コレクション




「FUSION」コレクション









株式会社 ジョージ ジェンセン ジャパン
〒102-0084
東京都千代田区二番町11−19興和二番町ビル 4階
Tel. 0120-637-146(カスタマーサービス)
www.georgjensen.com/ja-jp
【Editor's View】
1904年にコペンハーゲンで誕生したジョージ ジェンセンは、創業者の飽くなき探究心とクラフトマンシップへの深い情熱を礎に築かれた、デンマークを代表するデザインハウスです。120年以上の歴史の中で、卓越した職人技と世界中のアーティストとの協働を重ね、素材へのこだわりと独自の造形美を磨き上げてきました。今回のキャンペーン「Conversations in Shape」もその延長線上にあり、建築とジュエリーという異なる領域を対話させることで、新たな表現の可能性を提示しています。ジョージ ジェンセンが生み出すコレクションは、常に進化を遂げながらも、伝統と革新の調和を体現し続けています。
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