2025.08.29
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TIFFANY & CO. ティファニー銀座に広がるアートと伝統、アーカイブ ピースが語る時を超えた美の体験
銀座の中心に新たに登場した「ティファニー 銀座」は、アートとヘリテージを融合させた文化的な舞台です。館内には世界的アーティストの作品や、ブランドの歴史を物語るアーカイブ ピースが並び、訪れる人を特別な体験へ誘います。クラフトマンシップと創造性が交差する空間は、ジュエリーを愛する人々にとって、新しいインスピレーションの源となるでしょう。銀座で過ごすひとときが、ブランドの美学と共鳴しながら心に残る体験へと変わります。
2025年7月、アジアにおける最大規模の旗艦店「ティファニー 銀座」が誕生しました。この新たな空間は、クラフトマンシップとアート、そしてブランドのヘリテージを融合させた独自の世界観を体感できる場となっています。店舗という枠を超えた文化的な発信拠点として構築され、館内では世界的に著名なアーティストの作品を含む約50点のアートピースと、うち半数以上が日本初公開となる約65点のアーカイブ ピースが展示されています。随所で展開されるこれらのアートは、訪れる人々にティファニーの歴史と芸術的対話を同時に味わえる、特別な時間をもたらしています。
ティファニー 銀座に息づく、アートとの対話
1837年の創業以来、ティファニーは芸術の支援者であり、その発展を後押しする存在でもありました。著名なアーティストや建築家と積極的にコラボレーションを行い、常に文化的な対話を紡ぎ続けています。「ティファニー 銀座」には、ダミアン・ハーストやジュリアン・シュナーベルといった現代美術を代表する作家の作品が飾られています。
1階に足を踏み入れると、最初に迎えてくれるのはイタリアの革新的なアーティスト、ミケランジェロ・ピストレットによる『Color and Light』です。ティファニーのために特別に制作されたこの作品は、ジュート(黄麻)、鏡、そして金箔を施した木製フレームを組み合わせて構成されています。鮮やかなブルーを背景に砕かれた鏡片が浮かび上がり、鑑賞者の姿を映し込みながら、視点によって映像が変化します。その変化が観る者と空間の境界を曖昧にし、インタラクティブで詩的な体験を創り出しています。

同じ1階のエレベーターロビーには、現代美術の旗手であるダミアン・ハーストによる『Tiffany Superb』が展示されています。作品には今にも羽ばたきそうな蝶が描かれ、重力から解き放たれたかのような幻想的なシーンが広がります。細部まで緻密に表現された蝶の羽と、広がりのある青い背景が重なり合い、静かな余韻を漂わせています。「美」と「死」、「変容」といったハーストの根源的なテーマが、この空間で深く響き合うのです。

2階のエレベーターロビーに進むと、ミニマリズムを代表するアーティスト、ドナルド・ジャッドの《Untitled(無題)》が登場します。銅製の長方形ボックスにアクリル板を重ねた作品は、壁面に設置されることで浮遊感を生み出し、アクリル越しに透けるティファニー ブルーが繊細なニュアンスを添えています。素材と空間との対話を追求したこの作品は、ジャッドが掲げた「体験する彫刻」という思想を体現するものとして、鑑賞者の意識を空間そのものへと誘います。

2階のウォッチ ギャラリーを抜けると、アンディ・ウォーホルによる『Double Elvis』と、歌手ドリー・パートンを描いたシルクスクリーンが並びます。ポップアートの象徴的存在であるウォーホルは、セレブリティや消費社会を題材にし、反復の技法によってイメージの儚さを問いかけました。銀色の背景に二重に重ねられたエルヴィスの姿は、カリスマ性と商業的魅力という二つの側面を巧みに映し出し、アメリカンカルチャーの輝きと脆さを一度に伝えています。

同じフロアのVICルームには、日本人アーティスト、ススム・カミジョウによる『The Chill』が展示されています。プードルを題材としたこの作品は、鋭い線描と鮮やかな色彩を組み合わせ、即興的な感覚と緻密な構成美を同居させています。書道から着想を得た筆遣いと、グラフィック的な表現が融合した独特のスタイルは、ティファニーが日本の芸術と積極的に関わり続ける姿勢を象徴しています。

3階のLOVE & ENGAGEMENTフロアのエレベーターロビーには、アメリカ人アーティスト、ジェニー・ホルツァーによる『Unavailable』が展示されています。リネンに油彩と金箔を施した4部構成の作品で、それぞれのパネルに描かれた言葉は、暗号のように多層的な意味を帯び、観る人に深い思索を促します。社会や政治を題材に、言葉と素材の力を探求してきたホルツァーの姿勢が凝縮され、現代美術における可能性を広げる挑戦的な精神を体感できます。

ティファニーの記憶に触れる、5つのアーカイブ物語
ティファニー 銀座に並ぶアーカイブ コレクションは、ブランドが歩んできた歴史を物語る象徴です。卓越したクラフトマンシップや芸術性、そしてデザインへの揺るぎないこだわりが息づくピースの数々は、伝統と革新を両立させてきたティファニーの真髄を示しています。訪れる人は、時代を超えて受け継がれてきた美の軌跡を目の前にし、ブランドの精神をより深く理解できるでしょう。
「ダイヤモンド キング」を象徴する、華麗なダイヤモンドジュエリー
地下1階のダイヤモンド フロアには、創業者チャールズ・ルイス・ティファニーが「ダイヤモンド キング」と称された所以を象徴するアーカイブ ピースが並びます。デイジーとキキョウを束ねたスワッグをモチーフとするネックレスは、当時の職人が持つ高度な技術と美意識が凝縮された逸品です。その精緻な造形は、宝飾品における芸術性とティファニーの審美眼を如実に物語っています。

ティファニーの歴史的なタイムピース
1847年に時計製作を始めたティファニーは、長い年月をかけて高級ジュエリー ウォッチ メーカーとしての地位を築き上げました。2階のウォッチ ギャラリーには、1912年のタイタニック号沈没の際に救助された女性たちが船長へ贈ったゴールドの懐中時計が展示されています。悲劇の中で生まれた感謝の証として、この時計は訪れる人々に深い感情を呼び覚まします。さらに、19世紀後半から20世紀初頭にかけて制作されたジャポニスム様式の懐中時計や、ラペルウォッチ、卓上クロックなども展示され、豊かな時の物語を紡いでいます。

ルイス・コンフォート・ティファニー監修によるランプ
創業者の息子、ルイス・コンフォート・ティファニーは独創的な芸術家であり、自然の美を追求するデザイナーでもありました。彼の代表作であるランプは日本の美学や応用美術の影響を受けており、その感性は今もなお鮮やかに伝わります。3階のVICルームに展示される「ウィステリア テーブル ランプ」は、ティファニー 銀座のファサード デザインの着想源ともなった作品で、自然の美を表現する彼の精神を象徴する存在です。

ハイジュエリーの巨匠ジャン・シュランバージェの世界
3階に設けられたジャン・シュランバージェのエリアでは、歴史的に価値あるコレクションに出会うことができます。中でも「フルール ド メール」ブローチは、ダイヤモンドとサファイヤを精緻に組み合わせた名作で、かつてハリウッドの伝説的俳優エリザベス・テイラーが所有していました。1965年に夫であるリチャード・バートンから贈られたこのブローチには、シュランバージェ特有の自然への眼差しと独創的な芸術性が息づいています。

ティファニーと日本の絆
19世紀以来、日本の芸術や文化はティファニーに豊かなインスピレーションを与え続けてきました。「ティファニー 銀座」ではその歩みを体現するように、日本人アーティストとのコラボレーションや、歌川広重の浮世絵や歌舞伎に着想を得たウィンドウ ディスプレイが展開されています。3階に展示される「菊」のブローチは、花びら一枚一枚をフレッシュウォーターパールで丁寧に表現した作品で、日本とティファニーの深い結びつきを象徴する貴重なアーカイブ ピースです。

「ティファニー 銀座」店舗 概要
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座6-9-2
お問合せ電話番号:0120‐488‐712
営業時間:10:30~20:30
定休日:不定休
「ティファニー 銀座」の詳細は公式オンライン ストアにて随時更新いたします。www.tiffany.co.jp/stories/tiffany-ginza/
詳細については、tiffany.co.jpをご覧ください。
@tiffanyandco #TiffanyAndCo
【Editor's View】
「ティファニー 銀座」は、芸術とジュエリーが共存する場所として、ブランドの精神を鮮やかに体感できる場となっています。現代アートとアーカイブ ピースが織りなす展示構成は、ティファニーが長い年月をかけて築いてきた美意識を改めて浮かび上がらせています。銀座という洗練された街の文脈に重なり、訪れる人々にブランドの価値観や文化的深みを感じさせるのも特徴です。ここでの体験は、ラグジュアリーを愛する人にとって、新しい視点と感性を広げるきっかけとなるでしょう。
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