Brand JOY

新店舗のオープンに先立ち開催されたお披露目イベントには、生見愛瑠さん、桜田通さん、桜田ひよりさん、希空さんといった注目のゲストが来場し、華やかなひとときを演出しました。ファサードには、コンクリートと赤いラッカー仕上げの波板が使われ、アイコニックな美しさとインダストリアルな質感が共存。空間内部にはミラーを多用した設計が取り入れられ、視線の抜けによる拡張感が生まれています。来場者たちは、いち早く2025年秋冬コレクションの世界観をその空間の中で体感しました。

店内デザインでは、ブランドの象徴であるアナーキーなスピリットが随所に反映されています。アーカイブから引用されたアナーキープリントを、壁面からミラーにまで連続的に配置することで、空間に奥行きと動的な広がりをもたらしました。視覚的な演出とメッセージ性の融合は、ヴィヴィアン・ウエストウッドらしい挑発的で詩的なアプローチを感じさせ、空間そのものがアートのように感じられる仕掛けとなっています。

アクセサリーラインにも大きな変化が見られます。これまで主にウィメンズ向けだった構成にメンズが加わることで、より幅広く、かつ多層的なスタイル提案が可能に。ユニセックスの視点も含め、アクセサリーの展開力が大きく拡張されたことは、性別にとらわれない自由なスタイリングを好む世代にとって、非常に魅力的な進化といえるでしょう。

今季注目すべきアイテムには、ブランドのアイデンティティを象徴するタータンチェックのジャケットや、トロンプルイユ（だまし絵）で表現されたソファー柄のボマージャケットが登場予定です。これらはすべて、本国のメインラインが持つ精神性を色濃く受け継いだもので、パンクとエレガンスを共存させるヴィヴィアン・ウエストウッドらしいスタイルを再確認させてくれます。秋冬のワードローブに、一点投入するだけでドラマティックな変化をもたらす逸品が揃うシーズンとなりそうです。

2025年秋冬のキープリントとして注目されている「THE BIG ONE（ザ ビッグ ワン）」は、Tシャツやワンピース、コーデュロイ素材のジャケットやパンツなど、様々なアイテムに展開される予定です。その大胆なグラフィックは、着る人の主張を後押しするような強いビジュアルインパクトを持ち、アウターでもインナーでも存在感を放ちます。また、リニューアルを記念して7月5日（土）、6日（日）には店舗限定のティースタンドも登場し、オリジナルドリンクを楽しむことで、ファッションとライフスタイルの交差点としての空間を体験することができました。

新たな店舗には、ロンドン本国のクリエイティブチームが日本市場のためだけに厳選して構成した3つのラインナップが揃います。「Vivienne Westwood RED LABEL（レッドレーベル）」、「Vivienne Westwood MAN（ヴィヴィアン・ウエストウッド マン）」、そして2025年3月から加わった新しいユニセックスライン「Vivienne Westwood RED+MAN」が共存し、ブランドの価値観を多角的に表現。ジェンダーや年齢にとらわれず、それぞれの個性とスタイルを尊重するユーザーにとって、選ぶ楽しさと発見がある場所となるでしょう。日本独自の感性と、ロンドンの反骨精神が交差するこの空間は、単なるショップ以上の意味を持ち始めています。



INSTAGRAM: @viviennewestwoodjapan
LINE: Vivienne Westwood JP
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