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タグ・ホイヤーとガルフが刻む1971年のスティーブ・マックイーンの記憶、「モナコ クロノグラフ x ガルフ」

「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ x ガルフ」は、タグ・ホイヤーが放つ新たな一手として登場しました。このタイムピースは、時を計測するという本来の役割にとどまらず、目の前に広がるその瞬間を永遠の記憶として留める存在です。映画の中で鮮烈な印象を残したその造形は、共感を誘うデザインとともに、大胆に描かれたラインを通じて、ただの時計を超えた存在感を放ちます。そこに込められたのは、モータースポーツの熱狂、映画が映すスタイルの洗練、そして「タグ・ホイヤー モナコ」という名を冠する大胆な美学。このモデルは、その精神を体現する新たなエディションとして再構築されました。

ガルフとマックイーンの遺産を受け継ぐタイムピース、タグ・ホイヤー モナコ最新作

限定971本で展開されるこのクロノグラフは、モータースポーツの黄金時代を象徴するガルフとの協業により誕生しました。そしてこの特別なモデルは、「モナコ」が築いた伝説的地位と、1971年に公開された映画『栄光のル・マン』との深い結びつきを思い起こさせます。まるであの時代へと時を巻き戻すかのように、ポルシェ917Kのステアリングを握るスティーブ・マックイーンの姿、サーキットを轟かせるレーシングカーの咆哮、そしてスクリーンに映された熱狂が鮮やかに蘇ります。

「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ x ガルフ」は、F1モナコGPとタグ・ホイヤーがともに刻んできた歴史の新章を飾るタイムピースです。史上初めて、この象徴的なレースが「フォーミュラ1 タグ・ホイヤー モナコ グランプリ」として、タイトルパートナーの名を冠したその瞬間。この記念すべきタイミングに合わせて登場した新作は、タグ・ホイヤーのレースへの熱意を表すだけでなく、モナコGPという伝説的なサーキットとの関係性を、これまで以上に深く強く結びつけています。

映画とレースの記憶が刻まれた限定971本、タグ・ホイヤー モナコ x ガルフの真価

伝説の誕生

1969年に誕生した「ホイヤー モナコ」は、それまでの時計の常識を覆す存在として衝撃的なデビューを果たしました。丸型が主流だった時代にあって、鋭く設計された角型ケースに左側配置のリューズを採用したその斬新なフォルムは、見た目の新しさとともに、自動巻ムーブメントという機能面の先進性をも強く印象づけました。そして、世界初の角型防水ケースに「キャリバー11」を搭載した自動巻クロノグラフとして、ホイヤー モナコはその革新性によって時計史に名を刻みました。

映画『栄光のル・マン』の撮影現場において、主演のスティーブ・マックイーンが選んだのは、自らの役柄と同調する「ホイヤー モナコ」でした。彼は、プロダクションから与えられた選択肢ではなく、レーシングアドバイザーを務めたジョー・シフェールの助言に耳を傾け、自身の判断でこの時計を身につける決断をしました。ブルーとオレンジの配色が鮮烈なポルシェ917K、ガルフのロゴが入ったレーシングスーツ、そして特徴的な角型ケースとブルーダイヤルを持つホイヤー モナコ。この三位一体が、映画史に残る視覚的象徴を生み出し、やがて時計そのものが伝説の一部となりました。

映画が1971年に公開されたことで、「タグ・ホイヤー モナコ」は時計史だけでなく、大衆文化においても象徴的な存在へと昇華しました。スタイル、スピード、映画的な存在感といった要素を象徴するこのモデルは、長い年月を経てもなお、その本質を失うことなく進化を重ねています。初代モデルに宿っていた反骨精神と、モータースポーツへの情熱は、現在のすべての「モナコ」に確かに息づいており、そのスピリットは今なお脈々と受け継がれ続けています。

ストライプが物語るストーリー

ライトブルーとオレンジという組み合わせが、ひと目で識別できる象徴的なビジュアルとして確立されているガルフのカラーリングは、モータースポーツ界における不動の存在です。1960年代後半から70年代にかけての耐久レースにおいて、この配色は定番となり、その独自性を確固たるものにしました。さらにその背景には、タグ・ホイヤーとガルフの絆を象徴する存在として、ジョー・シフェールのような伝説的ドライバーたちの貢献がありました。彼らは、レースでの活躍によってガルフの名声を高め、ビジュアルだけでなく物語性をもカラーリングに宿らせたのです。

映画『栄光のル・マン』の中でスティーブ・マックイーンが演じたレーサーのドライビング指導を担ったのがジョー・シフェールであり、彼こそが「ホイヤー モナコ」をマックイーンに紹介した人物でもあります。劇中でマックイーンが操るポルシェ917Kは、アイコニックなガルフのカラーを纏い、彼が着用するレーシングスーツにはホイヤーとガルフのロゴが揃って配され、その腕には「ホイヤー モナコ」が鮮やかに輝いていました。このようにして象徴となったその姿は、今もなおタグ・ホイヤーとガルフの両者が称賛し続けている、深く結びついたレガシーの証しでもあります。

タグ・ホイヤー新作「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ x ガルフ」CAW218G.EB0393 ダイヤル

新作「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ x ガルフ」

「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ x ガルフ」には、歴史的背景に根ざした美意識が色濃く息づいています。1969年のオリジナルデザインを忠実に再現し、「キャリバー11」を搭載することで、左側に位置するリューズが当時の意匠を今に蘇らせています。モナコの誕生を思い起こさせるこのレイアウトは、伝統への敬意と再解釈が見事に融合したものです。

ダイヤルには、細やかな質感が際立つファイングレイン仕上げを施し、端正なベースの上には、ガルフ レーシングストライプが縦に伸びる印象的なデザインがあしらわれています。このストライプは、スティーブ・マックイーンの着用していたレーシングスーツを直ちに想起させる視覚的な引用です。また、ガルフのロゴが針の下に配置され、さらにこの特別なリミテッドエディションには、過去の伝統を象徴するヴィンテージのホイヤーロゴも採用されています。細部にまで配慮されたこれらの意匠が、この時計の個性を静かに、しかし確実に際立たせています。

ケースには、耐久性に優れたグレード2チタンを採用し、表面にはサンドブラスト加工によるマットな質感を加えています。この表情は、レーシングカーの整備工場やパドックで目にする無骨な道具の雰囲気から着想を得たものです。39mmというサイズ感は、1969年のオリジナルモデルのバランスを忠実に再現しつつ、現代的な素材による軽量感が新たな魅力として加わっています。

ホワイトのテキスタイルストラップには、耐熱性と難燃性を備えた「ノーメックス®」を使用しています。この素材の選定により、プロ仕様のレーシングスーツに通じる本格性が表現されているだけでなく、より重要な背景として、このノーメックス®が、1970年の映画『栄光のル・マン』撮影時にキャストたちが実際に着用していたレーシングスーツを製作した、アメリカの老舗メーカー、ヒンチマン社から調達されたものである点が挙げられます。このメーカーの参画により、ストーリーが有機的に接続され、ストラップは単なるパーツ以上に、モータースポーツの歴史と精神を象徴する存在へと昇華しています。さらに、多様な装いに対応できるよう、クラシックな雰囲気を演出するパンチング加工を施したブルーのカーフストラップも付属します。

タグ・ホイヤー新作「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ x ガルフ」CAW218G.EB0393 側面

今年、「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ x ガルフ」は、映画『栄光のル・マン』の公開年にちなみ、971本限定で登場します。モナコGPが「タグ・ホイヤー」の名を冠して新時代の幕を開けるこの節目において、過去と現在が交差し、ブランドとその遺産がひとつになる希少な瞬間が、このタイムピースによって鮮やかに記録されます。

歴史と情熱が交錯する、タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ x ガルフの物語

ガルフカラーに宿る伝説、タグ・ホイヤー モナコが語る時と情熱の物語

時計と映画とモータースポーツが織りなす、タグ・ホイヤー モナコの新たな伝説

<タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ>

タグ・ホイヤー新作「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ x ガルフ」CAW218G.EB0393 正面

タグ・ホイヤー新作「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ x ガルフ」CAW218G.EB0393 裏スケルトン


https://www.tagheuer.com/CAW218G.EB0393.html

CAW218G.EB0393 /142万4,500円(税込予価)/ 2025年5月発売

キャリバー11 / 自動巻 / シルバーダイヤル / グレード2チタン製ケース / ケース径 39 mm / 100m防水 / ホワイトのテキスタイルストラップ

www.tagheuer.com
X:@TAGHeuerJapan ‏, Facebook:@TAGHeuer , LINE:@tagheuer
#TAGHeuer #タグホイヤー

お問い合わせ
LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー 
TEL : 03-5635-7030

 
 
 
 
 
 
 
 
      

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