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ティファニー TIFFANY & CO. 未知なる海の輝きをハイジュエリーに昇華、最新コレクション「シー オブ ワンダー」発表

ナタリー・ヴェルデイユによれば、「ブルー ブック2025 シー・オブ・ワンダー」の各ピースは、未知なる深海の旅へと誘う芸術的表現であり、ティファニーの美学と限界を超える創造性が息づいています。それぞれの作品は、海が語る壮大な物語を紡ぐと同時に、1837年の創業以来受け継がれてきたティファニーのクラフトマンシップを余すことなく体現しています。ジャン・シュランバージェが魅了された海への情熱を現代に継承し、アーカイブの中から得たインスピレーションを基に、今の時代の視点から再解釈が加えられています。

「ブルー ブック2025 シー オブ ワンダー」では、各章が鮮やかな海洋植物や不思議な海の生き物、力強い波の動きなどを表現し、個性豊かな海中の情景を描き出しています。ブランドが長年守り続けてきた独自のデザイン性とクラフトマンシップの精神が、すべてのクリエーションに深く息づいており、緻密な技術と自然のインスピレーションが交差することで、感動と畏敬の念を呼び起こす作品群が誕生しています。  

本コレクションの幕開けを飾るのは、流麗なラインで構成された「オーシャン フローラ」の章です。海中庭園を思わせるデザインには、ザンビア産エメラルドの豊かなグリーンが施されたネックレスが登場し、ダイヤモンドの輝きに浮かぶような幻想的な美しさを放ちます。「シーホース」の章では、1968年にジャン・シュランバージェが手がけたブローチから着想を得て、現代的な視点でタツノオトシゴの姿を再解釈。ムーンストーンに施された縦溝彫りと、ジルコンやサファイヤといった多彩なカラーストーンが織りなす絶妙な配色が、神秘的で洗練された美を演出しています。 

「シータートル」の章では、ダイヤモンドを贅沢に散りばめた甲羅模様と精巧に仕上げられたゴールド細工が特徴的です。職人によって一つひとつ丁寧に手彫りされた幾何学的な亀甲模様が、芸術的な表現へと昇華されています。多機能な「シータートル」ペンダントは、ブローチとしても着用可能で、亀が陸地から海へと旅立つ様子を映し出します。「スターフィッシュ」の章では、天空を彷彿とさせる構成で、スターフィッシュの中心にはモザンビーク産ルビーがセットされ、周囲を18Kイエローゴールドのアクセントや異なるカット技法を用いたダイヤモンドで装飾。彫刻的で緻密なデザインが、いずれの作品にも際立っています。

「シーウーチン」の章では、ジャン・シュランバージェの革新的な発想によって形づくられたウニのフォルムを、多層的な構造で表現しています。19世紀に用いられたエナメル装飾技法「パイヨン」を現代に蘇らせることで、虹色に輝く神秘的な海の情景と、繊細かつ鋭さを感じさせる質感の両立を実現しました。フィナーレを飾る「ウェーブ」の章には、海の激しい波動を彫刻的なデザインで表現したネックレスが登場。17カラット超のブルー キュピリアン エルバイト トルマリンがダイヤモンドと見事に調和し、ジャン・シュランバージェが手がけた「リーフ ネックレス」の優雅で力強い造形に着想を得た印象的な作品に仕上がっています。

ハイジュエリー コレクション「ブルー ブック2025 シー オブ ワンダー」は、まだ誰も見たことのない世界にこそ、本当の美しさが潜んでいるということを改めて思い起こさせてくれます。ティファニーが誇る比類なき創造力と、継承されてきたクラフトマンシップへの真摯な姿勢が体現された本作は、自然の深淵に広がる神秘に対する敬意そのものとして、多くの人々の心を魅了します。 

　「ブルー ブック2025：シー オブ ワンダー」のスプリング コレクションは、4月25日（金）にニューヨークで開催のエクスクルーシブなイベントで発表されました。  

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