2025.05.25
カテゴリ: 新作
ブルガリ ポリクロマ(POLYCHROMA)最新作、色と形の饗宴が織りなす壮麗なジュエリーの新境地
ブルガリは、ハイジュエリーとハイエンドウォッチの世界において新たな章を切り開く「ポリクロマ」を発表しました。この最新コレクションは、色彩や多元性、多態性、多面性といったコンセプトに基づき、鮮やかな色と動きに満ちた世界観で統一されており、豊かな表現力と卓越した技巧でその理念を称賛するものです。
「ポリクロマ」は、光を多方向から受けて煌めくプリズムのように、無数の色調とプレシャスストーン、そして多様なクリエイションが一筋の美しい輝きへと集約する世界を描いています。このコレクションの頂点には、画期的な5つのハイジュエリーピースがあり、それぞれが希少かつ個性豊かなジェムストーンで構成されています。それらは、自然の美をそのままに芸術へと昇華する、ブルガリの錬金術を象徴する存在です。
コレクション名「ポリクロマ」は、ギリシャ語で「多数」を意味する“poly”と「色」を意味する“chromia”を語源としています。永遠の都ローマに敬意を捧げたこの名が示す通り、色が言葉となり、動きが感情を映し出す世界が広がります。一つひとつのジュエリーは感動と情熱に満ち、文化と時代を結びつけながら、万華鏡のように変幻自在な世界を描き出します。普遍的な色彩の言語と、それが喚起する物語性が見事に融合されたコレクションです。
「ポリクロマ」では、約250点に及ぶ新作ハイジュエリーおよびハイエンドウォッチが登場し、そのうち60点はミリオネアピースとして過去最多のラインナップとなっています。希少なジェムストーンと大胆な造形によって、芸術表現の概念そのものを刷新するこれらの作品に加え、ブルガリはこのコレクションを通じて、極めて限られた数量のジュエリーバッグ、アイウェア、フレグランスも展開。いずれのカテゴリーでも、卓越した職人技が融合され、ブルガリのジュエリーDNAが見事に体現されています。
ブルガリ グループのCEOジャン-クリストフ・ババンは「ポリクロマ」について、ブルガリの本質を余すことなく体現した独自のコレクションであると述べています。全てのクリエイションが、色彩豊かなブルガリのDNAを体現し、他にはない存在感を放つことで、同ブランドが世界屈指のイタリアンジュエラーとなった所以を物語っています。クラフツマンシップ、宝石学、金細工の分野における限界を打ち破り、各ピースは芸術作品そのものであり、それぞれのジェムが唯一無二の価値と美を具現しています。このコレクションは、ブルガリの伝統を讃えると同時に、ラグジュアリーの未来を切り拓く挑戦の証でもあります。
ハイジュエリー
コレクションの中心に位置するのが、「Gallery of Wonders(ギャラリー オブ ワンダーズ)」と名づけられた5つのマスターピースです。華やかさと壮麗さを象徴するこのシリーズは、驚くほど鮮やかな色彩、美しいカット、そしてきわめて希少なジェムストーンによって、ハイジュエリーの概念を再定義する存在として登場しました。いずれの作品も、ブルガリが誇る卓越した職人技の結晶であり、「ポリクロマ」が示す、世界と時代を超えた創造の多様性と輝きを如実に物語っています。

ジュエリー クリエイティブ ディレクターであるルチア・シルヴェストリが手がけた印象的な作品「Bvlgari Cosmic Vault(ブルガリ コズミック ヴォルト)」は、ローマの街並みを象徴するクーポラ(丸屋根)と、天空に瞬く星々からインスピレーションを得て生まれました。このクリエイションは、美しい天体と壮大な建築へのオマージュとして構築されており、ブルガリの芸術的感性と宇宙的ビジョンを見事に融合させた作品となっています。
神聖な意味を宿した象徴性と、建築的な荘厳さを見事に融合させたこの魅惑的なジュエリーには、123.35カラットものシュガーローフカットを施したスリランカ産サファイアが配されています。その深く鮮やかなロイヤルブルーの輝きは、かつてエリザベス・テイラーのために特別に制作された、66カラットのサファイアネックレスを自然と思い起こさせます。
シュガーローフカットがもたらすのは、まるでベルベットのような質感と、柔らかさを感じさせる表情です。この特別なカットによって、ジェムストーンは優雅でしなやかな印象を放ち、快適な着用感を実現する柔軟な構造とも見事に調和しています。このピースは、交互に組み合わされた200以上のパーツから成り、特有の青みを持つ331個のバフトップカットサファイアと、13個のドロップシェイプのダイヤモンドが配され、軽やかに舞うような美しさを構築しています。

「ポリクロマ」の多文化性と多様性という精神に則り、18世紀にジェリコで制作された「生命の樹」のモザイク画から着想を得て誕生したのが、「Bvlgari Celestial Mosaic(ブルガリ セレスティアル モザイク)」ネックレスです。この作品は、喜びと調和が響き合うようなデザインで、センターストーンには131.21カラットのタジキスタン産スピネルを採用。これは世界で4番目に大きく、品質においては最高峰を誇ります。深いターコイズカラーのトルマリン、バフトップカットのエメラルド、オニキス、そしてダイヤモンドが織りなすモザイクは、色彩の万華鏡のように鮮やかに輝きます。
このネックレスにはムガル絵画からの影響も色濃く表れており、200近くのパーツを繊細に接続して構成された柔軟な構造によって、驚くほどのフィット感が実現されています。天上的な光輝と調和するように、大胆な存在感と普遍的なエレガンスが見事に交錯した、まさに壮麗の極みともいえるクリエイションです。

「Polychromatic Bloom(ポリクロマティック ブルーム)」は、美とフェミニニティへのオマージュとして誕生し、誰にも遠慮せず“joie de vivre(生きる喜び)”を全身で表現しています。ジュエリー クリエイティブ ディレクターであるルチア・シルヴェストリが語るように、この生き生きとしたデザインは「ポリクロマ」の本質を体現する象徴的な一作となっています。
500を超えるパーツから成るこのネックレスは、大胆な色使いと優雅なボリューム感が特徴のコレクションの精神を色濃く反映しています。視線を集めるのは、106.36カラットのルベライトを中心に、55.52カラットのペリドットと55.11カラットのタンザナイトからなる、3つの高品質ジェムストーンです。これらの宝石はカボションカットで仕上げられ、ブルガリの革新的な精神に光を当てています。並外れた透明度と深みある色彩をもつこれらの石はピンクゴールドにセッティングされ、花びらのように包み込まれるような意匠が施されています。立体感あるグラフィカルなチェーンによって、現代的な要素とクラシックな佇まいが絶妙に調和した、壮麗なジュエリーとなりました。
ブルガリ ジュエリー クリエイティブ ディレクターのルチア・シルヴェストリは、「ポリクロマ」について次のように語っています。「このコレクションでは、ブルガリならではの色彩の妙技と、卓越したクラフツマンシップによる比類なき品質が、これまで以上に高みへと引き上げられています。『ポリクロマ』は、色彩豊かな世界への魅惑的な旅であり、生命を吹き込むような無限の色とその深層的な意味を讃えています。その背景には、世界各地の芸術や建築が調和し、多様な文化が織り込まれた壮麗なタペストリーがインスピレーションとして存在しています。」
それぞれの作品には、色が持つ無限の可能性を追求する姿勢が込められ、見る者の感情に訴えかける色彩の組み合わせが丁寧に選ばれています。「ポリクロマ」コレクションの頂点を成すのが、「ギャラリー オブ ワンダーズ」と題された5つのマスターピースです。これらは、極めて希少かつ唯一無二のジェムストーンで制作された特別なクリエイションであり、自然がもたらす比類なき贈り物に触れることで、日々新たな感動が生まれていることを実感させてくれます。

ブルガリは、革新性と画期的な精神によって伝統を讃えるメゾンとして知られています。その象徴ともいえるアイコニックな「トロンビーノ」リングに、今回新たな解釈を加えて提案されているのが、「ポリクロマ」における「Essence of Yellow(エッセンス オブ イエロー)」です。トロンビーノは、1928年にレオニルデ・ブルガリが母のために初めてデザインしたリングで、センターストーンの両側を3つのバゲットカットダイヤモンドとパヴェダイヤモンドが囲むという特徴的なレイアウトが際立っています。「ポリクロマ」では、ローマのハイジュエラーとしてのブルガリのアイデンティティが、このリングを通して見事に表現されています。
「エッセンス オブ イエロー」に用いられたのは、800万個に1個という確率でしか出現せず、4〜5年に一度しか見つからないとされる、45カラットを超えるファンシービビッドイエローダイヤモンドです。ブルガリは、このストーンの類まれな色の美しさを最大限に引き出すため、通常ダイヤモンドに施される多面体カットではなく、エメラルドアッシャーカットを採用しました。その決断により、このジュエリーはさらに印象的な存在へと昇華しています。42個のステップカットダイヤモンドとパヴェダイヤモンドが施されたこの芸術品は、太陽のような力強さと喜びを体現し、同時にブルガリのシグネチャーである建築的なエレガンスをも鮮やかに際立たせています。

「Magnus Emerald(マグヌス エメラルド)」ネックレスは、古典主義の美学と現代的な感性が交錯する作品です。後部には時代を超越したダイヤモンドのリヴィエールが、前部には流麗なソートワールシルエットとともに大胆な建築的デザインが施されており、その調和が見事に表現されています。このネックレスの主役は、コロンビア産の241.06カラットにも及ぶエメラルドであり、その大きさと美しさにおいて、自然が生んだ至高の逸品といえます。多面体カットが施された鮮やかな緑色のストーンと、それを囲む光と透明度のデザインは、1970年代の自由で洗練されたエフォートレスなエレガンスを想起させます。ブルガリ史上最大のこのエメラルドは、自然と人間の創造力、そして挑戦への欲求が融合した象徴的存在です。
ローマの躍動をインスピレーションの源としながら、新たな無限の造形を再解釈し、大胆な色彩の宇宙を築き上げたブルガリ。「ポリクロマ」では、異なる文化や芸術的影響を内包するブルガリ独自の美意識が余すことなく反映されています。このコレクションは、創造性とクラフツマンシップ、そして卓越性を謳歌する、魅力あふれる芸術作品群で構成されています。
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お問い合わせ先:ブルガリ・ジャパン
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