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フェラガモ FERRAGAMO が提案する自然との新たな対話、カプセルコレクション「Back to Earth」誕生

フェラガモは、地球が持つ再生力と美しさに敬意を表し、自然素材とイタリア製にこだわったレディ・トゥ・ウェアおよびアクセサリーを展開します。倫理的でありながらも美しさを追求し、機能性とフォルムの調和を実現したこのコレクションは、ウィメンズおよびメンズ向けにデザインとクラフツマンシップを融合させて構築されています。フェラガモが目指す、高品質かつ真にラグジュアリーな在り方を体現するラインナップです。

2018年にフィレンツェのフェラガモミュージアムで開催された「Sustainable Thinking（サステナブル・シンキング）」展で始まったコンセプチュアルな取り組みは、今回の「Back to Earth」カプセルコレクションによって新たな成熟を迎えました。このコレクションは、単なるファッションの枠を超えた、フェラガモにとって大切な素材、色彩、そしてイタリアの土地への感覚的で感情的な旅でもあります。創業期から紡がれてきたクリエイティブな遺産が、現代における選択に新たな指針を与え続けています。

オートアークの時代、レザーのような貴重な素材が不足する中で、サルヴァトーレ・フェラガモは天然素材や革新的な代替素材を用いることに挑戦し、その必要性を研究と創造の機会へと変えていきました。この直感的なアプローチは、彼自身のスタイルを形成するだけでなく、ファッションにおける責任ある未来志向の姿勢を先取りするものでした。

今回の「Back to Earth」コレクションにおいて、レディ・トゥ・ウェアではコットンとシルクを採用し、アクセサリーにはベジタブルタンニングレザーを使用しています。生地には大理石や天然の土から抽出した顔料、植物性炭などを使い、ミネラルパウダーによる革新的な染色とプリントが施されています。使用されるコットンはすべてイタリア国内で栽培されたもので、プーリア州およびシチリア州の農地から供給されています。

ウィメンズ

メンズ

ベジタブルタンニングレザーのアッパーと天然ゴムのソールを組み合わせた、フェラガモのアイコンでもあるバレリーナシューズが、このコレクションに加わりました。また、若手60名のクリエイターたちを招いたプロジェクト「Ferragamo Circularity Hackathon（フェラガモ・サーキュラリティ・ハッカソン）」にて、サステナブルな視点から再構築された「Hugバッグ」も発表されました。ブランドの伝統と未来が交差する象徴的な取り組みです。

このリミテッドエディションのHugバッグには、イタリア国内から調達されたレザーが使用され、すべてにベジタブルタンニング加工が施されています。このレザーは、環境に配慮した皮革業界の発展を目的とする国際非営利団体「Leather Working Group（LWG）」によって、最上位となるゴールド認証を取得しており、環境・社会的基準を満たす工場で生産されています。

バッグの本体に施されたオープンワーク部分には、再利用されたレザーを用いたフローラルチャームがあしらわれ、装飾に華やかさを添えています。内側に設けられたポーチはリバーシブルかつ取り外し可能で、使う人の好みに合わせて自由に付け替えることができます。内装には、オーガニック認証を受けたシルクとコットンを使用。1951年にサルヴァトーレ・フェラガモが手掛けたKimoサンダルに着想を得たこのHugバッグは、当時の交換式ソックスのように、場面ごとに異なる表情を演出します。

「Back to Earthは、私たちが地球に捧げる初のカプセルコレクションです。人と自然の関係からインスピレーションを得て、革新と伝統、美しさと機能性を調和させました。私たちを包み込むこの星の健やかさを想い、人々と自然が調和して共に在ることを願う、誠実なファッションの在り方をリードしていきたいと考えています」— ジェームズ・フェラガモ、Ferragamo Chief Product Officer

このコレクションは、2025年4月22日（火）のアースデイに合わせてローンチされ、フェラガモ公式ウェブサイトのほか、銀座本店、伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店にて展開されます。また、製品に用いられる特別なパッケージは、ブランドの価値観と本コレクションの理念を体現しています。森林の適切な管理によって生まれた再生紙、リサイクル素材であるコットンや木材を使用し、ラグジュアリーでありながら持続可能性を両立する新たな選択肢を提示します。

FERRAGAMO公式オンラインストア： 
フェラガモ | 公式オンラインストア

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