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オーデマピゲ「ロイヤル オーク」「CODE 11.59」に新キャリバー搭載、150周年を記念する最新作が登場

創業150周年を迎えたオーデマ ピゲは、1875年の創業以来、オーデマ家とピゲ家の独立経営を貫きながら、複雑機構を備えた機械式時計の開発を推進してきました。伝統的な職人技と最先端の技術を融合し、常に革新を追求し続けることで、時計製造の限界を押し広げてきました。

人間工学に基づき開発された「キャリバー7138」は、天体の運行を機械的に再現するパーペチュアルカレンダーを、新たな視点から技術的・デザイン的に再構築したムーブメントです。5年にわたる開発期間を経て、計5つの特許（うち3つは新規取得）を取得。特に、すべての調整をリューズのみで行うことができる「オールインワン」リューズを初めて採用し、工具を使用せず直感的な操作が可能になりました。モダンなライフスタイルに適応した革新的なコンプリケーションウォッチとして、新たな可能性を提示しています。

この新ムーブメントは、41mmサイズの「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」1モデルと「ロイヤル オーク」2モデルに搭載されています。「オールインワン」リューズの導入によりケースサイドのコレクターが不要となり、洗練されたデザインが一層際立ちました。さらに、防水機能も向上。「ロイヤル オーク」モデルは50m、「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」モデルは30mの防水性能を備え、従来の20m防水を大きく超えた仕様となっています。

「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ パーペチュアルカレンダー」は、伝統的なクラフツマンシップと現代技術がシームレスに融合したモデルです。18Kホワイトゴールドケースに施されたサテン仕上げとポリッシュ仕上げが、光を巧みに取り込み、ケースの多層構造を際立たせます。文字盤にはスモークブルーPVDダイヤルを採用し、ブランドの象徴ともいえるエンボス加工が施されています。ホワイトのカレンダー表示、蓄光加工が施されたホワイトゴールドの針、そしてホワイトゴールドのアワーマーカーが、エレガントなツートンカラーのデザインを完成させています。

「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー」の1モデル目は、ツートンカラーのデザインが特徴的です。41mmのステンレススティール製ケースとブレスレットに、ブルーPVD加工を施したグランドタペストリーダイヤルを採用。インナーベゼルとサブダイヤルには、ホワイトのカレンダー表示が施され、蓄光加工が施された18Kホワイトゴールドの針とアワーマーカーが洗練されたコントラストを生み出します。

もう1つの「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー」は、独自の光の効果を持つモノクロームのデザインが魅力です。ケースとブレスレットには、金・銅・パラジウムをブレンドした「サンドゴールド」を採用。2024年に「ロイヤル オーク」コレクションで初登場したこの素材は、ホワイトゴールドとピンクゴールドの中間に位置する独特な色合いを持ち、光の加減で異なる表情を見せます。ブレスレットとケースには、オーデマ ピゲの象徴であるサテン仕上げとポリッシュ仕上げの面取りが施され、素材の美しさを一層引き立てています。文字盤には、ガルバニック加工を施したサンドゴールドのグランドタペストリー模様を採用。ブラックのカレンダー表示と蓄光加工を施したホワイトゴールドの針、アワーマーカーが絶妙なバランスを生み出しています。

オーデマ ピゲの創業150周年を記念し、これら3モデルには、それぞれ150本限定の「アニバーサリーモデル」も登場。基本デザインは各コレクションと同様ですが、特別なディテールが随所に施されています。6時位置のムーンフェイズには、ブランドの歴史的資料をもとにデザインされたヴィンテージスタイルの「Audemars Piguet」ロゴを配置。さらに、サファイアケースバックのフレーム部分には「150」の特別ロゴと、「1 of 150 pieces」の刻印が施され、ブランドの節目を祝う特別な意匠が加えられています。

伝統と革新を追求し続けるオーデマ ピゲが、創業150周年の節目に発表するこのパーペチュアルカレンダーウォッチは、時計製造の新たな未来を切り拓く存在となるでしょう。

　　　　　　　　　

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