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ウェッジウッドの花瓶で毎日に彩りを、人気フローリストが提案する Art of Flowers

春の訪れとともに、花を飾る楽しさを感じる季節になりました。この機会に、ウェッジウッドの花瓶を使って、より美しく花を生ける方法を学んでみませんか。今回は、人気フローリストの越智康貴さんが、自宅で簡単に取り入れられる装花のコツを提案。ウェッジウッドの花瓶を活用しながら、自分らしいアートを暮らしに取り入れる方法を紹介します。

Art of Flowers

「フラワーデコレーションは難しい」と感じる方も多いかもしれませんが、ポイントを押さえれば誰でも自分らしいアレンジを楽しめます。今回は、ウェッジウッドの花瓶を使って装花を楽しむコツを、フローリスト越智康貴さんがレクチャー。まずは、お気に入りの花瓶を用意し、それぞれの形状に適した飾り方を学んでみましょう。基本を押さえたら、自分らしいアレンジを加えて、オリジナルのフラワーデコレーションを完成させてください。

マグノリア ブロッサム 一輪挿し

ウェッジウッドならではのアイコニックな素材、ジャスパー。この特別な素材を用いた「一輪挿し」は、今年で250周年を迎える伝統を受け継いでいます。口元がすぼまり、しっかりと花の茎を支える設計は、一輪の花を引き立てるのに最適。コンパクトなサイズで、どんな場所にも飾りやすいのも魅力です。花の高さは花瓶の約2~2.5倍にすると美しいバランスに。バラやガーベラなど、存在感のある花を選び、シンプルに生けるだけで洗練された雰囲気に仕上がります。優しいペールブルーのマットな質感は、さまざまな花のカラーとも調和。直感で選んだ一輪を飾り、日常に彩りを添えてみてはいかがでしょうか。

【使用花材】 バラ、ガーベラ、ラナンキュラス、ピンクッション、スカビオサ

マグノリア ブロッサム ベース

マグノリアのレリーフが美しい花瓶は、それだけでもアートのような存在感を放ちますが、花を加えることでより一層魅力が引き立ちます。越智さんが提案するのは、「摘みたての花をそのまま活けたようなナチュラルなアレンジ」。主役になりにくい花やグリーンを組み合わせ、小さな花々を集合させることで、豊かな表情を演出します。小花は長持ちしやすく、傷んだ花だけを入れ替えることで長期間楽しめるのもポイント。形を整えすぎず、屋外で自然に咲いているかのようなバランスを意識しながら、アクセントとして少し高さを出すのがコツです。装花の際は、高さと横幅を花瓶の約2倍にし、花瓶の口元を隠すように配置すると、一体感のある仕上がりになります。

【使用花材】
レースフラワー、ワックスフラワー、ネリネ、フランネルフラワー、ユーカリ、アルストロメリア

マグノリア ブロッサム ローズ ボウル

英国で愛され続ける「ローズ ボウル」は、テーブルや玄関など、さまざまな空間に調和するサイズ感が魅力。花を低く生けられるため、食卓の装飾にも適しています。越智さんはまず花瓶の形を観察し、「このフォルムに合う花を選びます」とコメント。花瓶のデザインを引き立てつつ、オブジェのように美しいシルエットを作り出すため、アジサイを選びました。「食卓に飾るなら、香りや色が強すぎない花が理想」とのこと。装花のポイントは、調和を大切にしながら、同じ種類の花をふんだんに使うこと。花瓶の口元を見えにくくすることで、花と花瓶が一体となり、より洗練された印象に仕上がります。

【使用花材】
アジサイ

ホワイト フォリア ベース 13cm

透き通るようなファイン ボーン チャイナの乳白色に、躍動感あふれる葉のエンボス模様が美しく映えるデザイン。どんな空間にもなじむシンプルなフォルムは、新居祝いのギフトにも最適です。13cmサイズの花瓶は、ころんとした丸みが可愛らしく、気軽に装花を楽しめるアイテム。越智さんは「この白い花瓶なら、どんな花でも美しく映えますね」とコメント。過度に形を作りこまず、自然なバランスでアレンジするのがポイント。今回はチューリップをブーケのように束ね、無造作に花瓶へ。高さは花瓶の約2~2.5倍に揃えると、美しいシルエットが完成します。チューリップは光に向かって伸びるため、翌日には自然と均整のとれた姿に。バリエーション豊かなチューリップの中から、お気に入りを見つけて楽しんでみてください。

【使用花材】
チューリップ

ホワイト フォリア ベース 30cm

同じファイン ボーン チャイナの乳白色に、豊かな質感をもたらすエンボス模様が特徴の30cmサイズの花瓶。大容量でたっぷりと水を入れられるため、枝物を活けるのに適しています。枝物と花の組み合わせは難しく感じるかもしれませんが、コツは「花の種類を統一し、高さを揃えすぎないこと」。そうすることで、自然な動きが生まれます。花瓶の口元を締めるように花を配置し、空間を埋めるように大胆に活けるのがポイント。エントランスに飾れば、訪れる人を華やかに迎えるアートピースとしても映えます。

【使用花材】
ダリア、コデマリ

ホワイト フォリア ベース 23cm

透き通るようなファイン ボーン チャイナの乳白色に、生命感あふれる葉のエンボス模様が施された「ホワイト フォリア ベース 23cm」。越智さんはこの花瓶を手にし、「なんて生けやすいのでしょう」と何度も驚きを口にしました。その理由は、すぼまった口元が茎をしっかりと支え、花を安定させる設計にあります。今回のアレンジでは、子供が摘んできた花束のようなイメージで、主役級の花を自由に組み合わせ、好きな色を存分に取り入れるスタイルを提案。花瓶の口元が目立たないように配置することで、花と花瓶が一体となり、洗練された印象に仕上がります。

【使用花材】
ラナンキュラス、スイートピー、スイセン、アネモネ、パンジー、ポピー、サンダーソニア、スカビオサ、コワニー(青染)

ホワイト フォリア ベース 21cm

乳白色のファイン ボーン チャイナに広がる、繊細な葉のエンボス模様が特徴の「ホワイト フォリア ベース 21cm」。越智さんは、通常の正面ではなく、花瓶の角をメインに据えてデザインをスタート。適度なボリュームを持たせるため、高さと横幅は花瓶の2倍を目安に調整しました。今回のテーマは「色のグラデーション」。やわらかなカラーを組み合わせ、全体的に丸みのあるフォルムをつくりつつ、つぼみが少し跳ねるような動きを加えることで、自然なニュアンスを演出しています。「植物が持つ本来の魅力を生かしながら、フラワーデザインを楽しみたい」という越智さんのスタイルが際立つアレンジです。花瓶の縁に花がかかるように配置し、花と花瓶の調和を大切にしながら完成させました。
【使用花材】
SPバラ、トルコキキョウ、ラナンキュラス、スイートピー、アルストロメリア、ラン、アンスリューム

Art of Flowers ― 家にアートを。毎日に彩りを。フワラーデコレーションを気軽にお楽しみください。

越智康貴さん

フローリスト。1989年生まれ。表参道ヒルズで『DILIGENCE PARLOUR』というフラワーショップを運営しながら、花を中心に、文章、写真を使いさまざまな制作活動を行なっている。


【ウェッジウッドについて】

ウェッジウッド公式オンラインストア

ウェッジウッド公式インスタグラム

ウェッジウッドは1759年、ジョサイア・ウェッジウッドによって創設されました。優れた陶工であると同時に、革新的なマーケティング手法を取り入れた彼の精神は、265年以上にわたり受け継がれています。ファイン ボーン チャイナ製のテーブルウェアや、ブランドを象徴するジャスパー、そして洗練された装飾品まで、すべてのアイテムに宿るのは、伝統とクラフトマンシップの融合。英国の文化を象徴する存在として、今もなお世界中で愛され続けています。

https://www.wedgwood.jp/














      

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