2025.02.28
カテゴリ: 新作
オメガ ✕ Swatch 歴史的な3月1日に新作「MOONSWATCH 1965」を発売、OMEGA Speedmasterへのオマージュ
MOONSWATCH 1965 - 月面で初めて着用されたOMEGA Speedmasterの栄光を讃えて - 1965年3月1日、NASA認定を受けた偉業60周年を祝うデザイン
「MOONSWATCH 1965」は、1965年に宇宙飛行用として正式に認定された「OMEGA Speedmaster」へのオマージュとして誕生しました。同年、スピードマスターはNASAの厳格な試験をクリアし、宇宙飛行士の公式装備として採用された唯一の時計となりました。
ちょうど60年前の1965年3月1日、NASAは有人宇宙飛行に適した高精度かつ視認性の高い時計を求めていました。この選定は、宇宙開発競争の中で極めて重要なプロジェクトの一環であり、今後のすべてのミッションで使用できる信頼性のあるタイムピースを確保することが目的でした。
NASAは政府機関として公平性を確保するため、各時計メーカーに向けて正式な提案依頼書(RFP)を発行し、市販モデルの提供を求めました。これに応じて、オメガは「Speedmaster ST105.003」、ロンジンは「ヴィットナウアー235T」、そしてXブランドは「リファレンス6238」を提出しました。
NASAは宇宙飛行に耐えうる時計の基準を厳格に定め、応募されたクロノグラフに対して11項目にわたる試験*を実施しました。そして1965年3月1日、この試験をすべてクリアし、NASAの有人宇宙ミッションおよび船外活動用に正式認定されたのは、オメガのスピードマスターのみでした。
*NASAの11項目の連続試験
⑤NASAは、試験を通じてすべての時計に対し高度な要求を課しました。11の試験項目の中でも、特に求められたのは「高精度」と「信頼性」であり、24時間で±2秒という理想的な精度が基準とされていました。また、ストップ機能の搭載、視認性の向上、耐磁性といった要素も必要条件でした。
01.高温試験:70°Cで48時間、その後93°Cで30分、部分的に真空状態で。
02.低温試験:-18°Cで4時間。
03.真空試験:真空チャンバー内で加熱し、それから-18℃に冷却することを数サイクル繰り返す。
04.湿度試験:湿度95%以上、温度範囲が25℃~70℃で、24時間を10サイクル。
05.腐食試験:酸素雰囲気下、70℃で48時間。
06.耐衝撃性試験:40Gの衝撃を6方向から6回。
07.加速度試験:7.25Gまで約5分間、その後16Gまで30秒間、3軸で段階的に加速する。
08.低圧試験:圧力10-6気圧、70℃で90分間、その後93℃で30分間。
09.高圧試験:1.6気圧で60分間。
10.振動試験:5~2,000 Hz、加速度8.8 Gで3軸におけるランダムな振動。
11.音試験:40~10,000Hzの周波数で130デシベル、30分間。
(出典:OMEGAアーカイブ)
この新作「MOONSWATCH 1965」は、NASAに宇宙飛行用として認定されたスピードマスターへのオマージュとして登場します。NASAのテストチームは、オメガ スピードマスターの精度、耐久性、視認性、操作性を高く評価し、他の時計よりも優れたパフォーマンスを発揮すると判断しました。その証として、1965年6月3日の「Gemini IV」ミッションでは、宇宙飛行士エド・ホワイトがこの時計を着用し、史上初のアメリカ人宇宙遊泳を成功させました。
(左下)MOONSWATCH 1965 / (右上)OMRGA Speedmaster
「MOONSWATCH 1965」は、NASAの試験を通過したスピードマスターのデザインを忠実に再現しています。ダイヤルには当時のオメガのロゴが施され、ストラップやクラウンにもこのロゴが刻まれています。また、インデックスや針、フォントに至るまでオリジナルモデルの意匠を踏襲し、ヴィンテージの風合いを現代に蘇らせました。さらに、2024年3月に発表された「Speedmaster Moonwatch Professional(310.30.42.50.04.001)」のホワイトダイヤルにもオマージュを捧げています。この世にひとつしかないカウンター 真っ白の文字盤、2つのユニークなカウンター、そしてヴィンテージな魅力があふれるタイムピース
10時と2時の位置にある2つのカウンターも、MOONSWATCH 1965の新しいサプライズです。10時位置のカウンターは一番上に19(通常は60)、2時位置のカウンターは一番上に65(通常は10)の数字が示され、1965年を意味しています。
このため、クロノグラフのカウンターは以下のような合計時間に変更されています:
10時位置のカウンター:19時間
2時位置のカウンター:65分
このディテールは、文字盤全体に「1965」の数字を浮かび上がらせる効果を生み出し、6時位置のスモールセコンドに表示された「60」と連動する形で、NASAによる認定60周年を記念する要素となっています。クロノグラフの動作も独特で、まず65分までの積算を行い、その後、時間計測に移行する仕様になっています。具体的に、両カウンターの針は次のように動作します:
- 10時位置のカウンター(19時間)と2時位置のカウンター(65分)は、65分で1周します。
- 10時位置のカウンターは1時間に1目盛り移動します。
- 2時位置のカウンターは5分で1目盛り移動します。
この仕様により、2時位置のカウンターはゼロにリセットされることなく、時間と分が連続して計測されます。これにより、視認性と実用性を兼ね備えた独自の動作を実現しました。
さらに、10時・2時・6時の各カウンターには、1965年の記念デザインが施され、UVライトを当てることでその数字が浮かび上がる特別なギミックが搭載されています。針とアワーマーカーには「グレード A Super-LumiNova®」を採用し、暗闇でも高い視認性を発揮します。
「MOONSWATCH 1965」は、ケースバックに特別なミッションステートメントが刻印され、OMEGA X SWATCHのロゴがダイヤルとクラウンに配置されています。さらに、宇宙飛行士の装備を想起させるグレーの「VELCRO®ストラップ」には、ケースやストラップのカラーと調和するステッチが施されています。
このモデルには、スピードマスターのアイコニックな特徴が継承されています。非対称ケース、「ドットオーバー90」のタキメータースケール、独特なクロノグラフカウンターなど、オリジナルのエッセンスを忠実に受け継いでいます。また、Bioceramic MoonSwatchシリーズ同様に、クロノグラフ機能を搭載しています。
「MOONSWATCH 1965」は、非限定モデルとして登場し、OMEGA X SWATCHコラボレーションのすべてのモデルと同様、Swatchが特許を取得している「Bioceramic」を採用。セラミックとヒマシ油由来のバイオ素材を組み合わせた独自のブレンドによって、軽量で耐久性に優れた仕上がりとなっています。Bioceramic MoonSwatch [MOONSWATCH 1965]
SO33M106 ¥40,700
MOONSWATCH 1965 / SO33M106
ケース素材:グレーBioceramic製のケース、クラウン、プッシャー
ケース直径:42.00 mm
ケース厚さ:13.25 mm
ラグ間の距離:47.30 mm
クォーツムーブメント:クロノグラフ
防水:3気圧
グラス:ボックス型でバイオ由来素材製、中央にはSwatchのロゴを参照した「S」のエングレービング加工
文字盤:ホワイト、OMEGA X SwatchとSpeedmasterとMoonSwatchのロゴ付き。ブラックの針とアラビア数字付きのへこんだカウンター。グレード A Super-LumiNova®(グリーンの発光)を施したブラックのアワーマーカー
針:ブラック。グレード A Super-LumiNova®(グリーンの発光)を施した時針と分針、および秒針の先端
ベゼル:ホワイトのタキメーター目盛が付いたブラックのBioceramicベゼル
ストラップ:コントラストを成すライトグレーのステッチが付いたグレーのVELCRO®ストラップ、グレーBioceramicのループ
この新作は、1965年3月1日にNASAがスピードマスターの使用を正式認定した歴史的な日に敬意を表し、2025年3月1日よりSwatchの厳選店舗で販売されます。
購入ルールについても、Bioceramic MoonSwatch コレクションと同様に、1人につき1日1本までの販売制限が設けられています。販売はSwatchストアの店頭に限定されるため、入手を希望する方は、発売当日に直接店舗を訪れる必要があります。
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