2025.02.15
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コーチが描く新たなアメリカンクラシック、Fall 2025コレクションがNYでデビュー
ニューヨークの「パーク アベニュー アルモリー」にて、コーチがFall 2025コレクションのランウェイショーを開催しました。クリエイティブ・ディレクター、スチュアート・ヴィヴァースが手掛けた今回のコレクションは、アメリカン クラシックを現代の若い世代の視点から再解釈し、新たな進化を遂げたものです。ブランドのヘリテージを再定義するとともに、自己表現やコミュニティの価値を重視するという、コーチの揺るぎない姿勢を反映したコレクションとなりました。
ヴィヴァースは今回のコレクションについて、「Fallシーズンのビジョンは、コーチをファッションハウスとして確立する要素を集約することでした」と語ります。ブランドのヘリテージを物語る素材やカラーパレットの活用、クラフトマンシップを通じたセカンドハンドの服の再生、そして自己表現やコミュニティが持つ力への信念を軸に、すべてのディテールが統一された考えのもとで構築されています。自身のアイデンティティを深く理解し、その価値を確信することから生まれた、強いメッセージ性を持つコレクションです。
長年着用することで持ち主の個性が滲み出る服の魅力にインスパイアされたFall 2025コレクション。デニム、モールスキン、スーツ生地を用いたオーバーサイズパンツを中心に、小ぶりなTシャツやスウェットシャツ、ニット、ジャケットを組み合わせたバランスの取れたシルエットが特徴です。カラーパレットは、コーチの伝統に忠実なリッチなタンと色褪せたブラックを基調に、メランジジャージーやライトウォッシュデニムなど、素材そのものが持つ色彩が加わります。さらに、レオパードプリント、メタリックニット、ビーズ刺繍といったアクセントが加わり、独自の表情を生み出しています。
アウターウェアには、ショート丈のボンバージャケット(リサイクル素材を用いたものを含む)、シアリングやレザーを用いたマキシトレンチコート、ダッフルコート、ピーコート、エコファーのレオパード柄コートなど、多彩なバリエーションが揃います。また、アーガイル柄やラメを取り入れたニットアイテムが充実し、テーラードのエッセンスを加えたブレザーやクロップドベストも登場。1920年代のデイドレスから着想を得たシフトスタイル、タンクスタイル、ドロッププリーツスタイルのドレスに加え、ヴィンテージのネグリジェやビーズ装飾のガウンをリメイクしたドレスも披露されました。
快適な着心地を追求したアイテムには、ウォッシュド加工を施したTシャツやスウェットシャツ、フーディが登場。長年愛用したようなヴィンテージの風合いを再現しました。また、子ども時代のスリッパを思わせる「ふわもこ」デザインのシューズがアクセントに。すべてのルックには、スケートカルチャーに着想を得たウルトラバギーパンツが合わせられ、カジュアルながらも洗練されたムードを演出。ランウェイに登場したジーンズは、すべてセカンドハンドのデニムを再利用したものであり、コーチのサステナビリティへの取り組みを体現する象徴的なアイテムとなりました。
今回のランウェイで初披露されたレザーアイテムは、1968年に発表されたアーカイブピースに着想を得た「Twin Pocket Bag(ツイン ポケット バッグ)」。また、「Brooklyn(ブルックリン)」と「Empire(エンパイア)」のバッグは、より遊び心のあるコンパクトなサイズで展開されます。これら3種類のバッグはすべてベジタブルタンニングレザーを採用し、コーチ独自の「Loved Leather(ラブド・レザー)」加工が施され、シアリングをあしらったデザインも登場しました。
グラフィティをハンドペイントで施したアイテムもコレクションに加わりました。バッグの基本カラーパレットは、トフィー、チェスナット、メープルといったコーチの定番色で展開。一方、新たに発表された「Bleecker Bucket Bag(ブリーカー バケット バッグ)」は、アーカイブのデザインを基に、ポップなカラーリングで仕上げられています。また、ビーズを散りばめたヴィンテージサテンバッグの要素を取り入れた「Times Square Tabby(タイムズ スクエア タビー)」は、洗練された輝きをプラスするアイテムとなりました。2シーズン目となる「Soho Sneaker(ソーホースニーカー)」は、新たにラブドレザー、シルバースエード、レオパードプリントなどの仕上げを採用。履く人それぞれの個性を反映することを目的にデザインされたこのスニーカーは、擦り傷やカラーの選択、カスタマイズの要素が随所に盛り込まれています。ポンポンや宝石をあしらったリボン、シアリングの小さなぬいぐるみなど、ハンドメイドのチャームが添えられ、ユニークな個性を引き立てます。
遊び心あふれるデザインはシューズにも反映され、ぬいぐるみのスリッパ、ブロックヒールのローファー、バックルブーツ、キトンヒールのサンダルが登場。スタイリングの仕上げには、ドライバーやウィングナットをかたどったツールボックス風ジュエリー、名前入りのネームプレートネックレス、鮮やかなカラーのステートメントサングラスなど、多彩なアクセサリーが加えられました。
「パーク アベニュー アルモリー」の会場には、グローバルアンバサダーのKōki,、俳優のコーラパット・クッパン、歌手のユナ・シン(ITZY)、モデルのエミリー・ラタコウスキー、女優のハリー・ベイリーなど豪華なゲストが来場。ブルックリン発のインディーズポップバンド、ネイション・オブ・ランゲージによるライブ演奏の中、モデルたちがオリジナル曲「A Word & a Wave」に合わせてランウェイを歩きました。
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STYLIST: OLIVIER RIZZO
SET DESIGNER: STEFAN BECKMAN
MUSIC: FABRIZIO MORETTI
MUSICIANS: NATION OF LANGUAGE
CASTING: ASHLEY BROKAW
HAIR: GUIDO
MAKEUP: DAME PAT MCGRATH
NAILS: NAOMI YASUDA
LIGHTING DESIGN: NICK GRAY, RENEGADE DESIGN
LIGHTING PRODUCTION: 4WALL
AUDIO: ADI WORLDWIDE
VIDEO: B LIVE
PHOTOGRAPHY: ISIDORE MONTAG
EXECUTIVE PRODUCTION FASHION SERVICES & MEDIA RELATIONS: KCD
RUNWAY: Isidore Montag
RUNWAY DETAILS: Gianluca Parma
FIRST & CELEBRITY LOOK: BFA Images
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