2024.12.26
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マックスマーラ 2025年プレフォール:肖像画の世界を現代に紡ぐ、洗練と遊び心の「From Boudoir to Gazebo」
マックスマーラは、2025年プレフォールコレクションとして「From Boudoir to Gazebo(ブードワールからガゼボまで)」と題した、新たなコレクションを発表しました。
ジョン・シンガー・サージェント。このアメリカ人画家が描いたのは、ギルデッド・エイジ時代の社会で活躍する、富裕層の人々でした。作家、俳優、外科医、学者、政治家、詩人といった、時代を動かす人物たちです。従来の宮廷画家たちが、どんな人物も同じように描いたのに対し、サージェントは、その人独自の個性を引き立たせることに情熱を注ぎました。シックで遊び心があり、洗練されたモダンなスタイル。サージェントの肖像画は、エドワーディアン時代の豪華で落ち着いた空間から、静寂に包まれたブードワール(寝室)や緑豊かなガゼボまで、多彩な情景を映し出しています。
アイボリーとブラックを基調とした、独自の女性らしさが表現されている本コレクション。ラップジレやプレイスーツには、巧みにリボンが配され、アクセントを加えています。ステッチ風に描かれたリボンや、華やかな花柄プリントが目を引く一方で、ツバメの尾を思わせるようなシャープなペプラムが印象的な、リボンを使用しないデザインも。このスタイルは、クチュールジャケットやポプリンシャツ、さらにはトレンチコートにも採用されています。さらに、マックスマーラのクールなテクノメッシュ素材が、テディ型ドレスやトラペーズドレス、ショートパンツといった、新しいアイテムとして登場しました。
ガーデンの中に佇む、ひんやりとした秘密の空間。そこに着想を得た、緑豊かなガゼボを彷彿とさせるエメラルドグリーンのプリントが目を引きます。絡み合う葉の構造や、夏の終わりを告げるダリアのポンポンとして描き出されたそのプリントは、自然の美しさをファッションへと見事に昇華させています。
サージェントの名作「マダムX」を彷彿とさせる、重力を感じさせないスウィートハートボディのデザイン。トロピカルウールのオールインワンや、プリントシルクのトップに表現されたこのデザインは、特別でありながらも、日常のあらゆるシーンに調和。洗練された女性たちに、新たなワードローブを提案するコレクションです。
プレフォールコレクションは、2025年5月下旬より全国のマックスマーラショップ及び公式オンラインショップにて展開予定です。
#MaxMaraPreFall25
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