2024.11.24
カテゴリ: 新作
ヴァン クリーフ&アーペル が誘う「宝島」への旅、新作ハイジュエリーコレクション
数多のイマジネーションの源となった文学作品
ヴァン クリーフ&アーペルの新作ハイジュエリーコレクションは、1883年に出版されたロバート・ルイス・スティーヴンソンの冒険小説『宝島』の世界観からインスピレーションを得ています。メゾンのデザイナー、職人、そして専門家たちは、この物語に魅了され、隠された財宝を求めて自然の脅威に立ち向かう登場人物たちの冒険を、生き生きと描写しました。壮大な航海は、手つかずの自然が残る神秘的な島でクライマックスを迎えます。
【カルト オゥ トレゾール クリップ】
子供の頃、古びた箱から宝の地図を見つけ出すことを夢見た人は多いのではないでしょうか。ヴァン クリーフ&アーペルは、そんな夢を叶えるかのように、ゴールドの地図をモチーフにしたクリップを製作しました。ローズゴールドの紐で封印された地図は、両端に揺れるタッセルがアクセントになっています。巻かれた地図の紐で括られた部分は、まるで今まさに箱にしまわれたかのような、しなやかなひだを刻んでいます。
タッセルのローズゴールドとイエローゴールドの紐は、クリップの動きに合わせて優雅に揺れ、繊細な輝きを放ちます。しかし、真の宝物は地図の内側に隠されています。羊皮紙には、トルマリン岬、パール諸島、ルビー谷、サファイア島、エメラルドラグーンといった魅惑的な地名がエングレービングで刻まれています。風景の中央で輝くルビーは、宝箱の隠し場所を示す印です。地図の裏側には、ゴールドで刻まれた羅針盤が、宝へと導きます。
【イスパニョーラ クリップ】
ヒスパニオラ号と名付けられたこのクリップは、『宝島』に登場する同名の船へのオマージュです。小説の登場人物たちは、この船に乗り、大海原へと漕ぎ出します。ホワイトゴールドにダイヤモンドをセットして表現された大きな帆は、当時の船に使われていた麻の帆布を思わせます。ダイヤモンドが縦横に配されたラインが、帆に立体感と力強さを与えています。
宝石を交互に配置することで、風を受けて膨らむ帆の力強さと、船を前進させる推進力が表現されています。船体の金属部分には、当時の木造帆船に見られる板を組み合わせた構造を再現したエングレービングが施されています。彫刻によって生まれた平行線は、船首に伸びるバウスプリットの輝きと美しいコントラストを描きます。
【ポワソン ミステリユー クリップ】
目的地を目指して航海するイスパニョーラ号の乗組員たちは、海中を優雅に泳ぐ魚たちの姿に目を奪われたかもしれません。ポワソン ミステリユー クリップは、そんな魚たちの姿を永遠に留めるかのように、生き生きと表現しています。波は、ヴィトレイユ ミステリーセットという独自の技法を用い、ブルーとバイオレットのグラデーションで描かれています。
バフトップ仕上げで透明感を際立たせたサファイアが、作品の表面を覆っています。サファイアの土台は、表からも裏からも見えないように巧みに隠され、透明感と光が織りなす美しいハーモニーを生み出しています。宝石の海を泳ぐ魚たちは、ダイヤモンドとホワイトゴールドで表現され、煌めきを放ちます。ダイヤモンドと様々なブルーの色調のサファイアが、海のしぶきと深みを感じさせます。複雑に組み合わされた色とりどりの宝石が、作品全体に調和をもたらしています。
3部から成る冒険の物語
ヴァン クリーフ&アーペルが贈る「宝島」ハイジュエリーコレクションは、冒険小説のように、世界中の風景と宝物を集めた3部構成の旅路を辿ります。第1章では、船乗りの縄結びや航海術にまつわる道具からインスピレーションを得て、メゾンが舵を取る航海へと誘います。海は、ターコイズからエメラルドグリーンへと変化するグラデーションで表現され、押し寄せる波、太陽の光、月の光など、様々な表情を見せます。続く第2章は、ヴァン クリーフ&アーペルが大切にしてきた自然へのオマージュです。
虹色の貝殻、繊細な花々、色鮮やかな樹木など、自然の豊かさと多様性が表現されています。最後の第3章では、世界を巡る宝探しの物語が展開されます。先コロンブス期の文化やアジアの神秘など、水平線の彼方からインスピレーションを得た作品が、私たちを魅了します。交換可能なモチーフが付いたパルミエ ミステリユークリップは、これら3つの章を象徴する作品です。
ダイヤモンドが輝くボート、太陽、貴石で飾られた宝箱の3つのモチーフは、すべてイエローゴールドで作られています。これらのモチーフは自由に付け替えることができ、ヤシの木のクリップに飾ることができます。ヤシの木の梢には、トラディショナル ミステリーセットでエメラルドが飾られ、ベルベットのような滑らかなグリーンの表面が表現されています。1933年に特許を取得したこの技法は、ヴァン クリーフ&アーペルを代表する技術であり、宝石を留める金具が一切見えないのが特徴です。ヤシの木の幹は、ローズゴールドに彫刻が施されています。メゾンの職人たちの卓越した技術は、ゴールドの細工にも活かされています。ポリッシュ仕上げ、ハンマー加工、ゴドロン装飾など、様々な技法が駆使され、ゴールドビーズが輝きを添えています。
【お問い合せ先】
ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク(0120-10-1906)
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