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ジラール・ぺルゴが日本との160年の絆を時計に込めて、日本の伝統色である藍色の「ロレアート 藍色 ジャパン リミテッド エディション」を発表

1860 年に始まった物語

1860年、コンスタン・ジラールが伝説的なスリー・ブリッジ トゥールビヨンを構想したその年に、義理の弟フランソワ・ペルゴは横浜にオフィスを開設しました。これは、「日本に進出する最初のスイス時計メーカーになる」という大胆な挑戦でした。その後、日本とスイスは「修好通商条約」を締結し、アジアへの時計輸出の道が開かれました。

ジラール・ペルゴの時計が初めて日本のマーケットに登場した当時、日本は欧州とは異なる計時システムを採用しており、スイス製ウォッチは非常に珍しい存在でした。しかし、1873年に日本が鉄道網の構築を開始し、西洋式の計時システムが導入されると、フランソワ・ペルゴにとって大きなチャンスが訪れます。スイス時計の輸出は飛躍的に増加し、ジラール・ペルゴと日本の絆は深まっていきました。

フランソワ・ペルゴは、アジア各国に拠点を持ちながらも、常に第二の故郷である日本に戻ってきました。彼の型破りな開拓者精神は、ラ・ショー・ド・フォンから横浜へと渡り、165年近く続くジラール・ペルゴと日本の親密な関係の礎を築きました。日本はジラール・ペルゴにとって特別な存在であり、これまでにも数々の日本限定モデルを発表してきました。2019年には、人気の高いホワイト文字盤にジャパンブルーを採用した「ヴィンテージ 1945 ジャパン エディション」を発売しています。

スイスと日本は、それぞれ独自の特徴を持ちながらも、クラフツマンシップへの深い敬意と、自然との調和を大切にしてきました。この共通の価値観は、細部へのこだわりで知られるジラール・ペルゴを長年愛してきた日本の時計愛好家たちとの間にも深く根付いています。

特別な絆を讃えて

ジラール・ペルゴは、この特別な絆を再認識し、ブランドのアイコンであるロレアートコレクションから2つのジャパン リミテッド エディションを発表します。ブルーのグラン・フー エナメル仕上げの文字盤を備えた「ロレアート 42 mm」と、クル・ド・パリ装飾が施された「ロレアート クロノグラフ 42 mm チタン」は、どちらも濃淡の異なる藍色を採用し、各100本限定です。

ジラール・ペルゴは、日本との歴史的な結びつきを尊重し、数ある伝統色の中から「藍色」を選びました。日本の藍（学名：Periscaria tinctoria）から抽出される藍色の染料は、16世紀に広く普及し、その深い色合いは武士の鎧にも用いられ、「勝色」として尊ばれてきました。また、英国の化学者ロバート・ウィリアム・アトキンソンも、日本の藍色に魅了され、「ジャパンブルー」と名付けたと言われています。

グラン・フー エナメル仕上げ文字盤の、ロレアート 藍色 ジャパン リミテッド エディション

まずご紹介するのは、「ロレアート 藍色 ジャパン リミテッド エディション」。1975年に誕生した伝説的なロレアートにモダンなエッセンスを加え、ステンレススティールケースにグラン・フー エナメル仕上げの藍色の文字盤が映える、時計愛好家垂涎の逸品です。3針と3時位置の日付表示という伝統的なデザインを継承しつつ、トノー型ケース、ラウンド型の台座、八角形のベゼルが織りなす独創的な形状が、光を捉えて美しい輝きを放ちます。ポリッシュ仕上げとサテン仕上げのコントラストも魅力的。搭載された自社製自動巻きムーブメント、キャリバー GP1800は、ジラール・ペルゴの高度な技術力を証明しています。直線状と円弧状のコート ド ジュネーブ モチーフ、ペルラージュ、面取り、エングレービング、サンレイ仕上げ、鏡面仕上げ、渦巻き模様など、その精緻な装飾は、サファイアクリスタル製のケースバックから堪能できます。

このモデルの主役は、自社工房で丹念に仕上げられたグラン・フー エナメルの文字盤です。サンレイ モチーフ ギョーシェ仕上げが施されたシルバーのディスクをベースに、シリカ、鉛丹、カリ、炭酸ソーダなどを混合したパウダーを、金属酸化物と結合させてインディゴブルーを作り出します。この粉末を真鍮製のディスクに吹き付け、約800°Cで焼成。職人の熟練の技で、文字盤を炉から取り出すタイミングと冷却方法を厳密に管理し、美しい光沢が出るまでこの工程を5～10回繰り返します。忍耐と高度な技術の結晶であるこの文字盤は、しかしながら、わずかな imperfection も許されません。小さな亀裂や気泡が生じた場合は、完成品として認められず、最初からやり直しとなります。だからこそ、グラン・フー エナメルの文字盤は、まさに「決して色褪せぬ魅力」を約束するのです。

グレード 5 チタンを採用した、ロレアート クロノグラフ 藍色 ジャパン リミテッド エディション

「ロレアート クロノグラフ 藍色 ジャパン リミテッド エディション」は、軽量かつ強靭なグレード 5 チタン製のケースを採用。耐食性、非磁性、低アレルギー性といった特性も備えた、まさにハイテク合金です。ポリッシュ仕上げとサテン仕上げが織りなすコントラストが、エレガントな輝きを放ちます。

文字盤は、ロレアートの伝統を受け継ぐクル・ド・パリ装飾が施された華やかなインディゴブルー。カウンターとフランジはブラックで、繊細な色の変化が魅力です。搭載されているのは、自社製自動巻きムーブメント、キャリバー GP3300。419個もの部品で構成され、一つひとつにジラール・ペルゴの高度な装飾が施されたこのムーブメントは、約46時間のパワーリザーブを誇ります。 

希少な存在

両モデルとも、スタイリッシュなエレガンスと優れた快適性を兼ね備えた一体型ブレスレットを採用しています。いずれも「Special Edition of 100 pieces」の刻印入りで、日本とスイスの素晴らしい歴史と絆を称えるにふさわしい、特別な限定モデルです。

ロレアート 藍色 ジャパン リミテッド エディションは、日本国内の厳選された正規販売店にて発売中です。

ジラール・ペルゴ正規販売店
https://bit.ly/4bOK4d5

お問合せ

ソーウインド ジャパン ジラール・ペルゴ
TEL: 03-5211-1791
https://www.girard-perregaux.com/jp_jp

 

＜ロレアート  藍色 ジャパン リミテッド エディション＞

リファレンス：81010-11-3310-1GM
税込価格：2,585,000 円
100 本限定
「Special Edition of 100 pieces」のエングレービング入り

＜ロレアート クロノグラフ 藍色 ジャパン リミテッド エディション＞

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