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セイコーウオッチ株式会社 国立科学博物館の「未来技術遺産」に「セイコー クオーツ シャリオ Cal.5931」が登録

セイコーグループ株式会社とセイコーウオッチ株式会社は、画期的な「適応駆動制御」を初めて搭載した腕時計「セイコー クオーツ シャリオ Cal.5931」が、独立行政法人国立科学博物館の2024年度「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録されたことを発表しました。

<選定の理由>

この「適応駆動制御」は、アナログクオーツウオッチの小型化、薄型化、そして電池の長寿命化を可能にした画期的な技術です。針の駆動に必要なステップモーターの電力消費量を従来の約半分に抑えることで、時計全体の省電力化に大きく貢献しました。このシステムは、モーターの回転ごとに時計の状態を判断し、最適な駆動パルスを選択することで、最小限の電力消費を実現します。現在も改良を重ねながら、GPSソーラーウオッチをはじめとするセイコーのアナログクオーツウオッチに搭載され、その進化を支え続けています。

「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」は、国立科学博物館が、科学技術の発展における重要な成果を示し、次世代への継承や国民生活への影響が顕著な資料を選定・登録する制度で、2008年に制定されました。

セイコー製品としては、世界初のクオーツ式腕時計「セイコー クオーツ アストロン 35SQ」、世界初の6桁表示デジタルウオッチ「セイコー クオーツLC V.F.A. 06LC」、そして「スパイラル水晶時計 SPX-961」「音声報時時計ピラミッドトーク DA571」「超超薄型掛時計 HS301」、さらにぜんまいで駆動しクオーツで制御する世界初の腕時計「セイコー スプリングドライブ 7R68」に続き、今回の「セイコー クオーツ シャリオ Cal.5931」が7件目の登録となります。

セイコーの未来技術遺産登録製品および一部関連資料は、いずれもセイコーミュージアム銀座(東京都中央区)に常設展示※されています。

※今回選定されたセイコー クオーツ シャリオは10月初旬以降の展示を予定しています。また、2018年に選定されたセイコー クオーツ アストロン35SQの選定資料はセイコーエプソンに所蔵されており、セイコーミュージアム銀座では実物のみを展示しています。

■登録資料の詳細
名 称:セイコー クオーツ シャリオ Cal.5931
発 売 年:1978 年(昭和 53 年)
開発・製造:第二精工舎(現・セイコーウオッチ株式会社)    ■セイコーミュージアム銀座について

1981年に設立されたセイコーミュージアム銀座は、「時と時計」に関する資料・標本の収集と保存、研究を目的とした機関です。2020年には創業の地である銀座に移転し、セイコーの製品史だけでなく、日時計から始まる世界の時計史、そしてセイコーの創業者・服部金太郎の創業精神やセイコーの歴史を紹介しています。さらに、2024年4月には、グランドセイコーの進化の歴史を辿ることができる「グランドセイコーミュージアム」も新設されました。

所在地 :〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目3-13 セイコー並木通りビル
開館時間 :10:30~18:00
休館日   :月曜日、年末年始
開館日、開館時間は、変更することがございます。公式サイトより事前のご予約をお願いいたします。
事前予約サイト:
https://seiko-museum.resv.jp/
公式サイト :
https://museum.seiko.co.jp

一般のお客様からのお問い合わせ先
セイコーウオッチ(株) お客様相談室
0120-061-012(通話料無料)

セイコーウオッチ(株)の公式Web サイトアドレス
https://www.seikowatches.com

※本リリースの内容は発表日時点の情報です。
予告なしに変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
 
 
 
 
 
 
      

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