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ルイ・ヴィトン 5人のアーティストとコラボした、シルクスクエアスカーフの新作コレクション「LV Art Silk Squares(LV アート・シルク スクエア)」を発表

ルイ・ヴィトンは、5人の著名なコンテンポラリーアーティストがデザインしたシルクスクエアスカーフの新作コレクション「LV Art Silk Squares(LV アート・シルク スクエア)」を発表しました。

この新しいコレクション「LV Art Silk Squares(LV アート・シルク スクエア)」は、5人のアーティストたちがルイ・ヴィトンのシルクスクエア(フランス語でカレ)を白いキャンバスに見立て、それぞれのビジョンを表現するコラボレーションによって誕生しました。参加するのは、ドイツのピクセルアート・グループeBoy、デザインデュオのIcinori(イチノリ)、イタリア人アーティストのロレンツォ・マトッティ、フランスのグラフィックノベリストでイラストレーターのニコラ・ド・クレシー、そしてスイス人アーティストのトーマス・オットです。これらのクリエイターたちは、過去にもルイ・ヴィトンの「トラベルブック」シリーズのイラストでメゾンとコラボレーションしてきました。今回彼らがシルクスクエアで表現するテーマは「フラワー」。ルイ・ヴィトンのモノグラムを彩る4枚の花びらを模したフラワーモチーフを再解釈し、メゾンのアイコンであるコードやヘリテージに新たな視点をもたらしています。
 
これらのアーティストたちの作品は、イタリア・コモにある世界的に有名なシルクの専門技術を持つ工房で、ルイ・ヴィトンのシルクカレに細心の注意を払って転写されます。アーティストたちやパリのルイ・ヴィトンスタジオ、そして伝統技法と最新技術を駆使するイタリアの職人たちが密接に協力し、シルクに何色も重ねてプリントする工程を経て、オリジナルのアート作品を忠実に再現。最終的には、洗いと乾燥ののち、伝統的な「ルロタージュ」技法によってエッジが手縫いされ、美しく仕上がります。これらのシルクカレは、その光沢感あふれる色彩で、巻いて身につけるだけでなく、絵画のようにフレームに入れて楽しむことも可能です。ルイ・ヴィトンが長年にわたり育んできたアートとサヴォアフェール(匠の技)の融合を体現しています。

この新作コレクションは、ルイ・ヴィトンがこれまでに多くの著名なアーティストと共にシルクスクエアをデザインしてきた豊かな歴史に新たなページを加えます。1987年の「The Silk Road(シルクロード)」プロジェクトでは、アルマン、サンドロ・キア、磯崎新、ソル・ルウィット、ジェームス・ローゼンクイストなどが参加し、その後もアンドレ・プットマンやセザール・バルダッチーニ、フィリップ・スタルクがシルクスクエアを手がけました。2013年には、オス・ジェメオスやRETNAといったストリートアーティストたちが「Foulards d’Artistes(フラール ダルティスト)」のコレクションを発表。これらのアーティストたちがデザインしたシルクスクエアのコレクションは、現在パリのルイ・ヴィトン本社で開催中のエキシビション「LV Dream」で展示されています。
   
eBoyによる「Maze of Precious(メイズ・オブ・プレシャス)」
 
1997年にカイ・フェルメール、シュテフェン・ザウアータイグ、スヴェント・シュミタルによって設立されたeBoyのピクセルアートは、都市風景シリーズ「Pixorama」で一躍有名になりました。今回、彼らが手がけたルイ・ヴィトンのカレ「Maze of Precious」では、LVシグネチャーが迷路の中央に配置され、ツイルからサテンまでのさまざまな素材が迷路の境界を形成。迷路の中には、フラワーモチーフやピクセル化された野菜や昆虫が色鮮やかに描かれています。

Icinoriによる「Malles Monde(マル・モンド)」 

Icinoriのマユミ・オテロとラファエル・ウルヴィエの作品は、伝統的な技法と現代的なストーリーテリングが融合しています。彼らの作品は、『Le Monde』や『New York Times』などに掲載され、ポンピドゥー・センター・メスのギャラリーなどで展示されています。今回のシルクスクエア「Malles Monde」では、ルイ・ヴィトンのトランク製作のヘリテージを讃え、モノグラムのシンボルが花開くトランクを通じて永遠の再生と人生の旅を表現しています。
ロレンツォ・マトッティによる「Iris Spring(アイリス・スプリング)」
 
ロレンツォ・マトッティは、色鉛筆とパステルを駆使し、幻想的な世界観を創り上げてきました。彼が手がけた「Iris Spring」は、ルイ・ヴィトンのアニエールのアトリエにあるヴィトン家の邸宅に描かれたアールヌーヴォー様式のステンドグラスの花にオマージュを捧げています。流れるようなアイリスのフォルムは、万華鏡のように色彩豊かで幻想的な美しさを放っています。

ニコラ・ド・クレシーによる「Parfums de Mediterranee(パルファン・ドゥ・メディテラネ)」 

ニコラ・ド・クレシーは、プロヴァンスの香り豊かな庭園からインスピレーションを受けたカレを手がけました。グラースの庭園で調香されるルイ・ヴィトンの香りが、彼独特のスタイルで描かれたパノラマに反映され、壮麗な風景や香りの花々、モノグラムを取り入れた遊び心あふれる作品となっています。

 トーマス・オットによる「Urban Flowers(アーバン・フラワーズ)」
 
スイス人アーティストのトーマス・オットは、スクラッチボードで完全な白黒の世界を描き出す技法で知られています。彼が手がけたルイ・ヴィトンのカレ「Urban Flowers」では、都市生活に浸透する自然の力が、花を通じて表現されています。この作品は、人間の精神と自然の不可欠なつながりを描き出しています。
「LV Art Silk Squares」コレクションの各リミテッドエディション デザインは、2024年8月30日(金)よりルイ・ヴィトン銀座並木通り店とメゾン大阪御堂筋にて発売予定です。
 
「LV Art Silk Squares (LV アート・シルク スクエア)」コレクション製品情報
価格:79,200円(税込み)
素材:シルク100%
サイズ:90 x 90 cm
 
All photos courtesy of LOUIS VUITTON
   
詳細は、ルイ・ヴィトン 公式サイト https://www.louisvuitton.com をご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
       

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