ブシュロン、「クエスチョンマークネックレス」の新作を発表

2024.07.26

カテゴリ: 新作

ブシュロン、「クエスチョンマークネックレス」の新作を発表

(C)BOUCHERON

2024年7月、ブシュロンは「クエスチョンマークネックレス」の新作を発表します。このネックレスは、1879年に創業者フレデリック・ブシュロンが考案したもので、流線型のひと続きのフォルムとクラスプ（留め具）のないデザインが特徴です。女性たちが自分で簡単に着脱できる画期的なジュエリーとして、当時の宝飾業界の常識を覆しました。ネックラインに沿う優美なデザインとしなやかな着け心地で、上流階級の女性たちに瞬く間に人気となり、1889年のパリ万国博覧会ではグランプリを受賞しました。140年以上経った現在も、ブシュロンの革新的で自由なスタイルを象徴するシグネチャーとして存在しています。

今回の新作では、メゾンの伝統を再解釈したリバーシブル仕様の「クエスチョンマークネックレス」が登場します。1884年にアメリカの実業家コーネリアス・ヴァンダービルトのために特別に制作されたアーカイブ作品からインスピレーションを得ており、ルベライトの赤、トルマリンの緑、タンザナイトの青が印象的な3作品が揃っています。これらのネックレスはリバーシブル仕様で、カラーストーンの裏側にはパヴェダイヤモンドとロッククリスタルが輝き、身に着ける人の個性を引き立てます。ダイヤモンドが敷き詰められたチョーカーには、細部にまで繊細なダイヤモンドが施され、メゾンのサヴォワールフェール（職人技）が見事に表現されています。