2024.06.06
カテゴリ: 新作
ブルガリ 壮麗なローマの魂を宿した、究極のハイエンドコレクション「エテルナ」
ブルガリは、永遠の都ローマの先見的なスピリットと創業140周年の偉大な歴史を祝うため、新たなハイエンドコレクション「Aeterna(エテルナ)」を発表しました。このコレクションは、卓越したクラフツマンシップと並外れた宝石の限界を超えた芸術作品で、過去、現在、未来を融合させています。特に注目すべきは、「セルペンティ エテルナ」ネックレスで、これはブルガリの比類なき技術と自然界の最も貴重な宝石を巧みに扱った作品です。
ブルガリ グループCEOのジャン-クリストフ・ババンは、クリエイティブチームと熟練した職人たちの尽力を称賛し、「ルチア・シルヴェストリとファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニが率いるチームが、ブルガリ140年の歴史の中で最も素晴らしいハイエンドコレクションを開発したことを誇りに思います。『セルペンティ エテルナ』ネックレスは、その卓越性の頂点を示すものです」と述べました。紀元前46年にクレオパトラがローマに持ち帰り、1948年にブルガリ ファミリーによってジュエリー・シークレットウォッチに生まれ変わった「セルペンティ」は、この数十年で最も愛されるジュエリーとウォッチのシンボルです。
「エテルナ」コレクションは、ブルガリの深い遺産に根ざし、現代的でありながら時代を超越した美学を持つ作品です。このコレクションには、ハイジュエリー、ハイエンドウォッチ、ハイエンドバッグ、フレグランスを含む500を超えるマスターピースが含まれており、それぞれが宝石や貴重な皮革、感情に訴える香りを通じて、ブルガリの卓越した技術と創造性を体現しています。母なる大地が千年の時を超えて生み出した宝石は、それ自体が貴重で永遠のフラグメントであり、過去の証であり、未来でもあります。
この壮大なコレクションは、世界で最も素晴らしい歴史的建築物のひとつであるローマの「テルメ・ディ・ディオクレツィアーノ」で公開されました。イタリア文化省とブルガリ財団の協力により、初めて大規模なプライベートイベントが開催され、このイベントはイタリア共和国およびローマ市当局の協力のもと、長年の慈善事業による修復活動を通じて築かれた協力関係の成果です。
ブルガリ創業ファミリーのパオロ・ブルガリは、創業140周年を記念して、「私の祖父が小さな工房を開いてから140年、ブルガリが地球上で最も魅力的なハイジュエリーとハイエンドウォッチを創造し続けていることを誇りに思います」と感慨深く振り返っています。これまでのさまざまな実験や大胆さで、驚くべき道を歩んできたメゾンの感動的な旅を語り、この特別な機会を祝いました。
永遠への賛歌:「セルペンティ エテルナ」 ネックレス
「セルペンティ エテルナ」ネックレスは、これまでに発表されたハイジュエリーの中で最も特別で貴重なダイヤモンドを使用した作品で、ブルガリの真髄である革新的なスピリットを余すところなく体現しています。創造性、専門性、大胆さという価値観が見事に融合したこの特別なネックレスは、ブルガリ史上最も貴重な芸術品です。
ジュエリー クリエイティブ ディレクターのルチア・シルヴェストリは、「『セルペンティ エテルナ』ネックレスは、ブルガリ140周年へのオマージュであり、私たちがこれまでに創造した中で最も貴重なネックレスです。ブルガリが永遠であるように、このネックレスは永遠を象徴しています」と述べています。私たちはブルガリらしいユニークなものを創りたいと思い、常に挑戦し続け、ダイヤモンドが主役のセルペンティ コレクションを創造するという決断を下しました。
2800時間以上をかけて完成したこの驚嘆すべきネックレスは、ダイヤモンドの輝きが目を引き、ブルガリの使命である感動を呼ぶ役割を強調しています。永遠性を象徴するだけでなく、常に新境地を追い求め、感動を呼ぶというブルガリの使命も強調し、多くの人の予想に反して、カラーストーンではなくダイヤモンドを主役にすることで、この特別な節目を称えています。
ブルガリは、ジュエリーメイキングの新たな境地を切り拓くため、200カラットを超えるDカラーのフローレスダイヤモンドを使用しました。このダイヤモンドを140カラットの7粒のペアシェイプにカットし、デザインの美しさと調和を優先しました。さらに、ダイヤモンドの雫をプラチナ製の波状構造に留め、5ヵ月以上かけて698粒のバゲットカットダイヤモンドで縁取りました。魅惑的な構造は、蛇のようにしなやかにネックレスの後ろ側へと流れ、クラスプの役割を果たすセルペンティが、永遠の再生を象徴するマスターピースを守護するアイコニックなシンボルとなっています。
ハイジュエリーコレクション
ハイジュエリーコレクション
「Sapphire Aeterna Waves(サファイア エテルナ ウェーブス)」は、眩いプラチナのネックレスにダイヤモンドとサファイアの洗練された組み合わせが特徴です。その煌めく色合いは、38.93カラットのクッションカットサファイアの産地であるスリランカの波打つ海を思わせます。このクリエイションの目玉であるペンダントは取り外し可能で、形を自在に変えて多彩な纏い方ができ、ブルガリの情熱が秘められています。
「Sapphire Brocade(サファイア ブロケード)」ネックレスは、ブルガリが2022年から収集したプレシャスストーンをカットして、13個のクッションカットサファイアにしたもので、その優美なレイアウトが特徴です。オートクチュールピースと同じ繊細さで作られたこの卓越したクリエイションは、軽やかに、そしてやさしく首元を包み込むようにデザインされています。ダイヤモンドとサファイアは、バフトップカットのエメラルドと合わせ、ブルガリの140年に及ぶ比類なきクラフツマンシップを讃えます。中央に配した2個のサファイアにバフトップカットのエメラルド、さらにパヴェダイヤモンドとラウンドカットダイヤモンドを組み合わせた揃いのイヤリングが用意されています。
「Aurea Chandra(アウレア チャンドラ)」は、ブルガリのアイコニックな1980年代の「チャンドラ」ラインを再解釈したチョーカーです。このチョーカーは、その贅沢さと鮮やかさで、誕生当時の大胆で活気溢れる時代の型破りな精神を体現していました。ピンクゴールドとパヴェダイヤモンドを交互に配した5列の玉が、羽のように軽やかでありながら首元を優雅に包み込み、その人目を惹く構造が、神々しさを感じさせます。
「Tubogas Flower of Time(トゥボカス フラワー オブ タイム)」は、ブルガリのアイコニックなトゥボカスデザインにオーバルカットの31.07カラットのザンビア産エメラルドを組み合わせたネックレスです。このエメラルドには、ロマンティックなフローラルモチーフが彫り込まれ、16個のバフトップカットのルベライトとパヴェダイヤモンドのグラフィックなレイアウトが施されています。この美しいクリエイションは、ブルガリの卓越した技術と高貴さを物語っています。ネックレスと揃いのドロップスタイルのイヤリングは、カボションカットのルベライトにバフトップカットのエメラルドとパヴェダイヤモンドを組み合わせたデザインです。
「Bulgari Lotus Cabochon(ブルガリ ロータス カボション)」ネックレスは、ルベライト、ターコイズ、エメラルド、アメシストのカボションカットが特徴です。ゴールドのベースにセットされ、ハスの花を再現しており、その華やかな色使いと心惹かれる小石のようなテクスチャーが感動を呼び起こします。このクリエイションは、服の襟のシルエットを彷彿とさせ、有機的でしなやかな曲線を描いています。
ルチア・シルヴェストリの創造力が詰まった「Earth Song(アース ソング)」ネックレスは、ピンクゴールドチェーンに色とりどりの宝石を組み合わせた、万華鏡のようなエレガントなクリエイションです。ラウンド、オーバル、スクエアの3種類のシェイプにカットされたルベライト、アメシスト、クンツァイト、グリーントルマリン、ダイヤモンドが、ブルガリの技術を駆使して軽量なベゼルセッティングで組み合わされています。コンパクトな3列の間にバランスの取れたスペースが確保され、台座の裏側を塞がないオープンバックセッティングにより、肌の上で豪華に輝きます。
「Serpenti Chiseled(セルペンティ チゼルド)」ネックレスは、ジュエリーメイキングの新境地を目指し、古代ローマの彫像からインスピレーションを得た蛇の身体が特徴です。精巧な接合により、躍動感がありながらもしなやかな動きを実現しています。77.78カラットのストロベリーレッドのペアシェイプのルベライトが蛇の口から吊り下げられ、その大きさと鮮やかさに圧倒されます。パヴェダイヤモンドとブラックオニキスのインレイが、官能的な輝きを高めています。
「Serpenti Sapphire Echo(セルペンティ サファイア エコー)」ネックレスは、ホワイトゴールドの双頭の蛇が37.34カラットのサファイアを咥えています。このネックレスは、ダイヤモンドとバフトップカットサファイアの組み合わせで覆われた鱗が特徴で、取り外し可能なペンダントはイヤリングとしても使用できます。これにより、かたちを変えられるジュエリーに対するブルガリの情熱が表現されています。
「Mosaic of Time(モザイク オブ タイム)」は、ハイジュエリーコレクション「エテルナ」の中でも最も緻密で技術的課題の多かったクリエイションのひとつです。150個の異なるモジュールを組み合わせ、多彩な色とジェムカットのモザイクを生み出しています。ペアシェイプのパライバトルマリン、クッションカットのピンクトルマリン、ターコイズ、バフトップカットのエメラルド、パヴェダイヤモンド、オニキス、マザー・オブ・パールのディテールが、創造性と職人技をバランス良く融合させたデザインです。コーディネートされたデザインのタイムピースとリングも用意されており、中央のクッションカットのパライバトルマリンがターコイズ、オニキス、バフトップカットのエメラルドに囲まれています。
「Monete Aeterna Augustus Emerald(モネーテ エテルナ アウグストゥス エメラルド)」ソートワールは、ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスのブロンズコインが特徴です。この希少なコインには、ローマ帝国における平和の確立を象徴するアラ・パチス建造を命じたアウグストゥスの横顔が描かれています。このネックレスには、615カラット以上のエメラルドビーズ、80個のバフトップカットエメラルド、パヴェセットダイヤモンドがあしらわれています。
「Sequence of Eternity(シークエンス オブ エタニティ)」イヤリングは、ダイヤモンドとルビーの組み合わせが特徴です。未来を象徴するデザインで、中央に配置された8.92カラットと8.06カラットのモザンビーク産オーバルカットのルビーが目を引き、過去、現在、未来を表現した3個のダイヤモンドの雫がその美しさをさらに引き立てています。
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