2024.06.14
カテゴリ: 新作
ルイ・ヴィトン 誕生10周年、新たな装いに生まれ変わったウォッチコレクション「エスカル」から3針モデルの新作を発表
ルイ・ヴィトンは、「エスカル」ウォッチコレクションの新たな装いとして3針モデルの新作を発表しました。


「エスカル キャビネット オブ ワンダーズ」の3部作で構成されるメティエダールタイムピース(芸術時計)の着想源は、メゾンの創業者の3代目当主、ガストン-ルイ・ヴィトンのコレクションからきています。
今回、「エスカル」は次の目的地に到達し、時・分・秒という最も基本的な構成でタイムキーピングのパノラマを探求します。「エスカル」誕生10周年を記念して、ルイ・ヴィトンは「エスカル」史上初の時刻表示のみの3針モデルをフィーチャーし、本コレクションの新たな地図を公開しました。最新作の「エスカル」は、質感豊かな表面とケースデザインへの高度なアプローチ、洗練された仕上げを特徴とし、ムーブメントは伝統的なスイスのウォッチメイキング技術に基づいています。
今回、「エスカル」は次の目的地に到達し、時・分・秒という最も基本的な構成でタイムキーピングのパノラマを探求します。「エスカル」誕生10周年を記念して、ルイ・ヴィトンは「エスカル」史上初の時刻表示のみの3針モデルをフィーチャーし、本コレクションの新たな地図を公開しました。最新作の「エスカル」は、質感豊かな表面とケースデザインへの高度なアプローチ、洗練された仕上げを特徴とし、ムーブメントは伝統的なスイスのウォッチメイキング技術に基づいています。


これまで複雑機構のみで展開していたコレクションに、新たな側面を加える「エスカル」の3針モデルは4つの新モデルを発表しました。そのうち2つは、控えめで洗練された質感のダイアルを装備したローズゴールドのデイリーモデル。他の2つは、触感を高めるオーナメンタルなプレシャスストーンでさらに装飾されたプラチナモデルです。これらのモデルは、デザインアプローチに深みを加え、メゾンの伝統と価値観の統合を強化します。
新しい「エスカル」の基盤は、トランク製造におけるルイ・ヴィトンの歴史と比類なきサヴォアフェール(匠の技)にあります。過去10年間に製作された他の「エスカル」と同様、ラグはメゾンのアイコニックなトランクを常に彷彿させ、トランクを補強する真鍮製のブラケットやコーナーの角張った形状、リベット留めされたパーツを反映しています。
真鍮による補強はダイアルにも反映され、完全に再設計されたダイアルは、「エスカル」とメゾンの最も有名なクリエーションとの間に新たな親和性を生み出しています。ポリッシュゴールド製のインデックスには角張ったリベットが施され、クォーターごとに手作業で留められています。ゴールドのスタッズでアクセントを付けた目盛り表示は、ルイ・ヴィトンのトランクの外側に沿って並ぶロジンのビス(鋲)を想起させます。最後の仕上げとして、サテン仕上げとわずかな凹面の反りが目盛り表示に優れた視覚的質感と読みやすさをもたらします。

ローズゴールドモデルの新しいダイアルの質感は、ルイ・ヴィトンのモノグラム・キャンバスの細かいグレイン(しぼ)を模したものです。金属製のダイアル上でキャンバスのしなやかさと触感を完璧に表現するため、特注のダイアルスタンプがいくつかの素材で試作・改良されました。面取り加工されたインデックス全体に光が反射し、中央のダイアルと目盛り表示を区切る溝に沿って、質感とその仕上げの広がりが目を奪います。


12時のアワーマークの真下にあるルイ・ヴィトン ロゴのさらに下には、新たな「エスカル」のクリエイティブな再生を象徴する「PARIS」の文字が刻まれています。メゾンとその名高い工房のいくつかの本拠地であるパリは、ルイ・ヴィトンのサヴォアフェール(匠の技)の宝庫です。「エスカル」の改良された針は、ルイ・ヴィトンのクチュールやレザーグッズへのオマージュを示し、縫い針のような形をしたデリケートなフォルムが、メゾンの技術の複雑さを彷彿させます。精密なラインと鋭く磨かれたファセットが、卓越したアルチザンの厳格さと規律を表現しています。
シルバーのダイアルを装備したローズゴールドの「エスカル」には、ルイ・ヴィトンのレザーグッズのノウハウにインスパイアされたカーフレザーストラップが付いています。1999年に導入された天然レザーのノマドレザーから着想を得たこのストラップは、時が経つにつれて美しいパティーナ(陰影)を帯び、快適性や素材の性能を維持します。クラシックなレザーグッズを彷彿させる繊細なイエローのステッチが、メゾンのクラフツマンシップと手作業のディテールを示しています。


新しい「エスカル」の各モデルには、固有のシリアルナンバーが刻まれた楕円形のカルトゥーシュ(銘板)が、透明な裏蓋の周囲に対照的なカラーのゴールドでリベット留めされています。これにより、ルイ・ヴィトンのトランクのシリアルナンバープレートを彷彿させ、時計を着用する人との感覚的なつながりを生み出します。


「エスカル」は、ルイ・ヴィトンの哲学「旅の真髄(こころ)」の象徴です。旅が実利を超えて自己発見の道となるとき、目的地は二次的なものとなり、旅そのものが優先されます。エスカル(寄港地)は単なるストップオーバーではなく、長く心に残るイマジネーションと瞬間の記憶を呼び覚ますものです。
再設計された「エスカル」は、ケースの仕上げからサファイアクリスタルの曲面に至るまで、すべてに意図が込められています。八角形のリューズの先端はトランクのリベットの形を反映したドーム状で、ルイ・ヴィトン ロゴがあしらわれています。巻き上げや設定がしやすいように縦溝が彫られたリューズは、サテン仕上げのケース中間部にシームレスに配され、装飾的なリベットが施されたハンドポリッシュ仕上げとサテン仕上げのラグへと移行します。これらの仕上げは手作業で行われ、隣接する要素とは対照的な仕上げが施され、時計全体に有機的な優美さをもたらします。

2023年の「タンブール」モデルで初めて搭載されたキャリバーLFT023は、ルイ・ヴィトンがムーブメント専門メーカー ル・セルクル・デ・オルロジェと共同で設計した初の自社製自動巻き3針ムーブメントです。このムーブメントのコンテンポラリーな外観は、ルイ・ヴィトンのウォッチメイキングビジョンの現代性を強調し、インハウスの伝統を反映する香箱カバーと22Kローズゴールド製のマイクロローターが特徴です。

機械的にもコンセプト的にも新しい「エスカル」は、自己発見へのオープンチケットです。旅を通じて、私たちは世界を発見し、「エスカル」は自分だけの時間を見つける手助けをします。







All photos courtesy of LOUIS VUITTON
詳細は、ルイ・ヴィトン 公式サイト https://www.louisvuitton.com をご覧ください。
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