2024.06.21
カテゴリ: コレクション
エトロ 異文化と伝統が織りなす美の調和、2025春夏メンズコレクション
RYAN PREVEDELエトロの創業者ジンモ・エトロが、1960年代からイタリア・コモのテキスタイル工場を拠点に、スコットランドの高地やアフリカの海岸、カシミール、インドネシアなど多様な異文化や伝統品を探索し、上質な生地や職人技あふれるテキスタイルを収集してきたことから、この旅の物語が始まります。
クリエイティブ・ディレクターのマルコ・デ・ヴィンチェンツォは、エトロの生地に描かれたデザインを、異なるインスピレーションや時代、文化が重なり合うパターンの世界への入り口と捉えています。彼のビジョンは、クラシックでありながらモダンな美しさを持つエトロの世界を創り上げることにあります。
エトロの創業当初からのヘリテージである象徴的なコードを融合させたプリントの世界は、ペイズリー、ストライプ、マドラスが描く物語をビスコース生地に反映し、ジャケット、レインコート、シャツ、ジレ、パンツ、バミューダショーツの6つのシルエットで構成されています。このコレクションは、11のパターンと2色のバリエーションでメンズワードローブを彩ります。
デ・ヴィンチェンツォは、ブランドのアイコンを通じて、過去の伝統と現代的な表現を融合し、新しいスタイルを生み出すことに注力しています。各形やパターンは他の形やパターンと組み合わさり、自然な色合いからポップな色合いまで、万華鏡のように変化し続けます。
ミラノファッションウィークでのエトロの特別な発表では、ギャラリエ・ディタリアの美しい建築とカサ・デル・マンゾーニの回廊を舞台に、エトロの本質と歴史を象徴するプリントが主役となりました。特別に招待されたゲストは、ヴォーチェ・アイモ・エ・ナディアの庭で行われたプライベートディナーに参加し、新コレクションの衣装を身にまといました。
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