2024.06.22
カテゴリ: コレクション
フェンディ 100周年へ、時を超越する2025年春夏メンズコレクションの全貌
フェンディ 2025年春夏メンズコレクションは、2024年6月15日(土)午後2時30分(イタリア現地時間)に「Superstudio Maxi」(所在地:Via Moncucco, 35, 20142 Milan)で、アクセサリーおよびメンズウェア部門のアーティスティック ディレクターであるシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)によって発表されました。







このコレクションのメンズワードローブは、現代のラグジュアリーを通じて男性らしさの新たな表現を模索しています。国際的エリートを象徴していた仕事や遊びのユニフォームは、パウダリーな色合いで再解釈されました。シャーベットやミスト、アイボリー、キャラメル、バターミルクなどのミネラルパレットと、ソフトなブルーやナチュラルなインディゴ、ブラック、フォレストグリーンのカラーパレットが融合し、「FENDI Club(フェンディ クラブ)」のアイデアが生まれました。胸ポケットやボタンに家紋のように誇らしげに飾られたクレスト※1が特徴です。






フェンディのメンズコレクションでは、服装の正確性を捻じ曲げるディテールも見られます。ポプリンシャツの袖は肘で切り込まれており、長さを調整でき、ポロシャツの前立ては首から肋骨へと捻じれています。アシンメトリーなシルクニットは、肩のボタンを外すことでエアリーなモジュール性を発揮します。プリーツショートパンツの上には、シルクタイ付きパッチポケットのロングオーバーシャツが重ねられ、リネン、レザー、マドラスチェックのコットン、超軽量スエードのサマージャケットの下に配置されています。


※1:フェンディ 2025年春夏メンズコレクションの紋章は、4つに分かれた盾で構成されています。「ペカン(Pequin)」ストライプ、「FF」ロゴ、ローマ神話のヤーヌス(Janus)、そしてリスが描かれています。このリスのモチーフは、エドアルド・フェンディ(Edoardo Fendi)が「いつもリスのように忙しく動き回っている」と妻のアデーレ・カーサグランデ・フェンディ(Adele Casagrande Fendi)に贈った絵から着想を得たものです。
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