2024.05.12
カテゴリ: 新作
フェンディ ローマの日差しを映す2024年サマーコレクションを発売
フェンディ（FENDI）は、2024年サマーコレクションを発表しました。これはローマ—永遠の都とその海岸、都市の生活とリゾート地の輝きが織り交ざる場所、神話と現実が共存する場所—を映し出しています。
画像左：トップ￥264,000、ボトム￥225,500、「ミニ バゲット」￥305,800、「ロール スモール」￥255,200、イヤリング￥71,500／画像右：カーディガン￥255,200、トップ￥225,500、パンツ￥137,500、シューズ￥149,000、「ソフト トランク バゲット」￥404,800、ハット￥85,800、ネックレス￥75,900 ※メンズハットは2024年6月発売予定、予定価格 「ローマは都市でありつつ海辺の魅力も兼ね備えています。これはペトロニウス（Gaius Petronious）からパゾリーニ（Pier Paolo Pasolini）へと、古代から現代に至るまでの文化的対話を象徴しています。喜び、余暇、仕事、そしてドラマが混在するのがローマです。人生そのもの、そしてそこから続く物語です。このコレクションは、ローマの自由な精神を反映し、その豊かさを形にしました」と、キム・ジョーンズ（Kim Jones）、フェンディのアーティスティックディレクターは説明します。
ジャケット￥316,800、トップ￥100,100、ボトム￥207,900、サンダル￥113,300、「ロール スモール」￥255,200、「ナノ ピーカブー」￥207,900、ハット￥132,000、サングラス￥72,600、バングル￥104,500 ※レディ・トゥ・ウェア、バッグは2024年6月発売予定、予定価格 このシーズンのウィメンズコレクションでは、ペールブルーやビビッドレッド、ブライトイエローの生き生きとした色彩が、対照的なニュートラルカラーと組み合わされています。これらの色彩は、エレガントな実用性を持ちながらも、夏の爽やかさを表現しています。サーモンやゴールデンイエローのフレッシュな色合いがアクセントとなり、ベージュやブラウン、ペールブルーとネイビーブルーの洗練されたパステルカラーと調和しています。
コレクションには、街中からビーチまで、実用性と遊び心が融合したデザインが見られます。フェンディの核とも言えるデュアリズムが随所に散りばめられており、カール・ラガーフェルドが1983年にデザインしたブラックとタバコのストライプ、通称「ロゴのないロゴ」とも呼ばれるシグネチャーパターン「ペカン（Pequin）」が夏らしいスタイルで復活しています。ラグジュアリーの控えめな表現がコレクション全体に流れており、イエローやライトブルー、ベージュ、ダークブルーなどの鮮やかな色合いとニュートラルカラーが巧みに組み合わされています。レザーのジャケット、シルクツイルのセパレート、軽やかなチュールのドレスとパンツ、そしてリブに施されたスパンコールが、カジュアルながらもスポーティーなシルエットを創り出しています。
メンズコレクションでも、夏に適した素材に「ペカン」パターンが用いられています。ダークカラーの「ペカン」モチーフや、ソフトな2Dカラーエフェクトの「FF」ロゴシャンブレーなど、多彩なデザインが展開されています。また、メンズウェアにおけるブリーチ加工も、デニムコレクションの新たな表現を加えています。オーバーサイズのカーコートに「FF」ロゴシャンブレーを使用し、クラシックなデニムジャケットを「ペカン」デニムで新たに解釈しています。このスタイルは、メンズにおいても同様で、フェンディ 2024年春夏メンズコレクションのショーで披露されました。
ウィメンズのプレタポルテコレクションを鮮やかなバイカラーで表現したフェンディは、「フェンディ ラビリンス（FENDI Labyrinth）」と「サマー イン ローマ（Summer in Roma）」の新しいシーズナルプリントで、ローマの夕暮れの温かみを反映させています。この二つのプリントは、ペカンとデニムの素材を使い、ローマの自由な精神とともに、アクティブなライフスタイルを楽しむ市民の姿を描いています。
シルヴィア・フェンディ（Silvia Venturini Fendi）が指揮を執るアクセサリーコレクションは、全体の物語を包み込む要素として機能し、異なる着用者に向けて魅力を放っています。特に、「ペカン」ジャカードや「FF」ロゴデニムを使用したバッグやシューズは、カジュアルとハンドクラフトの技術が融合し、夏のシーズンにぴったりのエキゾティックなムードを演出しています。「フェンディニティとは、個々のユニークさを大切にしながらも、フェンディとしての一体感を持つことです」とシルヴィア・フェンディは述べています。このコレクションは、個々の自由とスタイルを祝福するフェンディの理念を反映しています。
フェンディのシグネチャークラフツマンシップ「ペカン」は、アイコニックな「バゲット（Baguette）」や「ピーカブー（Peekaboo）」バッグに加え、新しく「ロール（Roll）」バッグを彩っています。この「ロール」バッグは、古文書からインスピレーションを受け、リバーシブルのショッピングバッグとして設計されました。現在は3つのサイズで展開され、多様なシーンに対応します。
プレタポルテに合わせたバイカラーのバリエーションはジャカード製で、内外に「ペカン」と「FF」ロゴが施されています。また、手作業で施されたインターレースの技術が特徴的な「ペカン」バージョンは、「ピーカブー IseeU Small（Peekaboo IseeU Small）」や「オリガミ（Origami）」に、同色のバイカラーストライプを配し、ブライトイエローで縁取られています。
メンズコレクションでは、「ピーカブー IseeU Medium（Peekaboo IseeU Medium）」と「ピーカブー IseeU Mini（Peekaboo IseeU Mini）」、さらに「ゴー トゥー ショッパー（Go To Shopper）」が新しいジャカードの配色で登場。ライトブルーとダークブルーが組み合わされ、「ペカン」のパターンが新たに息を吹き返しました。ライニングはコントラストカラーの「FF」ロゴで完成されています。
メンズコレクションでは、「ピーカブー IseeU Medium（Peekaboo IseeU Medium）」と「ピーカブー IseeU Mini（Peekaboo IseeU Mini）」、さらに「ゴー トゥー ショッパー（Go To Shopper）」が新しいジャカードの配色で登場。ライトブルーとダークブルーが組み合わされ、「ペカン」のパターンが新たに息を吹き返しました。ライニングはコントラストカラーの「FF」ロゴで完成されています。
フェンディは、様々なバッグとそのテクスチャー、テクニックで自然な色合いのストローを巧みに使用しています。ナチュラルとブラウンのストローで作られた「ペカン」は、「バゲット Chain（Baguette Chain）」や「セレリア（Selleria）」のマクロステッチが光る「ピーカブー」、そして「サンシャイン ショッパー（Sunshine Shopper）」に新しい雰囲気をもたらしています。「バゲット」と「ピーカブー」にはライニングがなく、「オリガミ」にはマクラメが使用されています。また、「ミニ バイ ザ ウェイ（Mini By The Way）」と「ミニ モン トレゾール（Mini Mon Tresor）」にはプレーンのストローにフェンディのレタリングが施され、ブラウンレザーのディテールが加えられています。これらの特別なハンドメイドの技術がメゾンのアイコンに新たなスポットライトを当てています。
ウーブンラフィアとゴールドスパンコールを組み合わせた「バゲット」は、6時間に及ぶ手作業で仕上げられ、立体的なクロシェ編みの「ピーカブー アイシーユー プチ（Peekaboo IseeU Petite）」は11時間をかけて編み上げられます。エシカルな「ロール（Roll）」バッグは、マダガスカル（Madagascar）の職人たちがナチュラルラフィアで製作し、その後フェンディのレザーグッズ職人たちが「セレリア（Selleria）」ステッチを施したハンドルを組み立てています。これらのプロセスは、特別なハンドメイドの技術を活かし、メゾンのアイコンに新たなスポットライトを当てています。
プレタポルテに続き、バッグもデニムがカジュアルなアプローチをもたらしています。ベージュのレザーディテールとのコントラストを成す「FF」ロゴのデニムジャカードの涼しげなブルーが「バゲット」や「オリガミ」、「ミニ モン トレゾール」といったミニサイズのアイコンにその領域を広げています。メンズコレクションにおいては、ブルーデニムがアイコニックな「FF」ロゴジャカードのシーズナルカラーをまとって新しい表現方法を見出しています。また、「フェンディ ダイアゴナル（FENDI Diagonal）」にも興味深い変化が加えられています。新しい「フェンディ コノ（FENDI Cono）」シングルストラップバックパックが、レザーグッズのオファーを完成させています。
エレガントでありながら実用的なフットウェアがコレクションの基礎を成しています。カジュアルな環境や街中、ビーチでのフォーマルな場面を交差させながら、機能性や快適さを犠牲にすることなく、コレクションを強化しています。デコラティブな「バゲット」バックルと立体的なラバーソールを備えた「ペカン」と「FF」ロゴキャンバスの柔らかなローファーが新たに登場しています。エフォートレスなキトゥンヒールからハイヒール、ナッパレザー製の「フェンディ フィーロ（FENDI Filo）」ミュールやスライドまで、幅広いスタイルが展開されます。
デルフィナ・デレトレズ・フェンディ（Delfina Delettrez Fendi）が手掛けるジュエリー部門では、「ペカン」に敬意を表した鮮やかなバイカラーのウッドが使用され、主張のあるバングルやリング、ループイヤリングを飾っています。特に大胆なシェイプが特徴的な「フェンディグラフィー」が再登場し、素材の卓越性を表現しています。
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