ティファニー、ジャン・シュランバージェと天空のテーマを着想源とした「ブルーブック2024：ティファニーセレステ」を発表

2024.05.08

カテゴリ: 新作

ティファニー、ジャン・シュランバージェと天空のテーマを着想源とした「ブルーブック2024：ティファニーセレステ」を発表

ティファニーはこの度、「ブルーブック 2024：ティファニーセレステ」と題されたハイジュエリーコレクションを発表しました。この新作は、創業者クリスチャン・ディオールの幼少期に過ごしたグランヴィルの邸宅にあるモザイクからインスピレーションを得ており、宇宙の神秘に対する憧れを称えています。ティファニーのジュエリー＆ハイジュエリー部門のチーフアーティスティックオフィサー、ナタリー・ヴェルデイユによるもので、このシリーズは太陽、月、星、銀河というテーマを採り入れ、幻想的な世界観を表現しています。

「ブルーブック 2024」では、ティファニーの伝統的なクラフトマンシップを世界屈指のダイヤモンドとジェムストーンで表現しています。ナタリー・ヴェルデイユが再解釈したジャン・シュランバージェのデザインが、その輝きとレガシーを引き継ぐこのコレクションで特別に展開されています。ティファニーのアンソニー・ルドリュ社長兼CEOは、この新コレクションが、メゾンの革新的な精神と創造的な冒険を象徴していると述べています。

このコレクションは2024年の春、夏、秋という3つのシーズンを通じて展開されます。春のコレクションは「ウィングス」、「アロー」、「コンステレーション」、「アイコニックスター」、「シューティングスター」、「レイオブライト」、「アポロ」の7つのテーマで構成されており、それぞれがジャン・シュランバージェの代表的な宇宙表現を現代的に解釈しています。

特に「レイオブライト」のテーマは、金色に輝く太陽の光を模したジャン・シュランバージェのデザインからインスピレーションを得たものです。レッドスピネルを用いて、光の筋を繊細に再現し、その美しさを際立たせています。このネックレスはティアラとしても仕様変更可能な多機能性を持ち、ブルーブックコレクションに新たな魅力を加えています。

「アイコニックスター」と「シューティングスター」では、宇宙の象徴的なシンボルである星をジャン・シュランバージェの視点で捉え直し、新しいスタイルのジュエリーに仕上げています。また、「コンステレーション」では、星座をモチーフにしたデザインで、星々の魅力を表現しています。

「アポロ」のテーマでは、ジャン・シュランバージェがデザインしたアポロブローチを現代的にアレンジし、イエローダイヤモンドとホワイトダイヤモンドを使用してダイナミックな表現を追求しています。「アロー」のテーマは、1941年にジャン・シュランバージェが手掛けたトロフィードヴァランスブローチにインスピレーションを得ており、矢の先端を模したカスタムカットが施されたエメラルドが特徴です。

「ブルーブック2024：ティファニーセレステ」の開発は、ジャン・シュランバージェの幻想的な海底世界からインスピレーションを得た「ブルーブック 2023：アウトオブザブルー」に続くものです。ナタリー・ヴェルデイユはこの新シリーズで、宇宙と海の象徴的な要素を融合させ、広大な空とその向こう側にある未知への探求を表現しました。彼女の創造性によって、空をテーマにした新たな章が加わり、天空と星々の魅力が讃えられています。

この壮大なコレクションは、シュルレアリスムに影響を受けたジャン・シュランバージェのユニークなデザインを基に、ティファニーの伝統的なクラフトマンシップで新たな解釈を加えたものです。この「ブルーブック 2024：ティファニーセレステ」は、春のハイジュエリーイベントでのデビューが予定されています。

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