ヴァンクリーフ＆アーペル「ウォッチ＆ワンダー 2024」において、メゾンのアトリエに培われた専門技術にオマージュを捧げた新作時計を発表

2024.04.16

カテゴリ: 新作

ヴァンクリーフ＆アーペル「ウォッチ＆ワンダー 2024」において、メゾンのアトリエに培われた専門技術にオマージュを捧げた新作時計を発表

2024年、ヴァンクリーフ＆アーペルは、「ウォッチ＆ワンダー 2024」で、メゾンのアトリエに培われた専門技術に敬意を表しています。無形文化財企業としての誇りを持ち、メティエダールの継承に注力してきたこのブランドは、伝統と革新が融合したクラフツマンシップで知られています。職人たちが何世紀にもわたり技術を磨き上げ、次世代へと受け継ぐこの過程は、メゾンが夢と感動を届ける豊かなインスピレーションの源としています。

メゾンのポエトリーオブタイムを体現しているヴァンクリーフ＆アーペルは、新作「ポエティックコンプリケーションコレクション」を通じて、夢と感動を時計制作にもたらしています。このコレクションから、レディアーペルジュールニュイウォッチとレディジュールニュイウォッチが登場し、魅惑的な天空の世界へ案内します。また、レディアーペルブリーズデテウォッチは、美しいメゾンの庭を舞台にし、最終的にはエクストラオーディナリーダイヤルコレクションのレディアーペルジュールアンシャンテウォッチとレディアーペルニュイアンシャンテウォッチが展示されます。アパリシオンデベとブトンドールの二つのオートマタが登場し、芸術的な職人技と時間の流れを融合させた探求がクライマックスを迎えます。

メティエダール

ヴァンクリーフ＆アーペルの伝統

ヴァンクリーフ＆アーペルは、創造、共有、継承の価値を重んじ、さまざまな教育関連のパートナーシップや文化支援のイニシアチブを展開しています。特に、「de Mains en mains（手から手へ）」プロジェクトは、若者やキャリアチェンジを考える社会人に新たな職業の機会を提供し、ジュエリー文化を促進することを目的としています。また、フランスのセンターオブエクセレンスを支援し、オートマタ職人の技術保護に取り組んでいます。ジュネーブのアトリエでは、エナメルやミニアチュールペインティング、貴石のマルケトリなど、熟練職人が集い、芸術的な技術を次世代に伝えています。

職人たちは、風景を描き、人物を彫刻し、光に形を与えることで、文字盤の上で物語を紡ぎ出します。ヴァンクリーフ＆アーペルは、これらの芸術性あふれる作品を完成させるために、高度な専門技術を惜しみなく投入しています。たとえば、一つのモチーフを完成させるのに数百時間を要することもあります。これらの作品は、メゾンを象徴する技と融合し、時計に詩情と驚きをもたらしています。

ポエティックコンプリケーションコレクション

レディアーペルジュールニュイウォッチ

ポエティックコンプリケーションコレクションでは、ヴァンクリーフ＆アーペルが培ってきた時計制作の専門技術が、貴重な素材と伝統的な技術と融合し、文字盤に優しい物語を紡ぎ出します。このコレクションの時計は、回転するディスクや蝶が花々が咲き誇る庭園を散策するかのように動き、時刻を告げます。これらの時計は、単なる時間を示す以上の、メゾンの精神に根差した魅力を放っています。

レディアーペルジュールニュイウォッチ、レディジュールニュイウォッチ

レディアーペルジュールニュイウォッチ

レディジュールニュイウォッチ

星空の魅力にインスピレーションを受けたヴァンクリーフ＆アーペルは、2008年に発表されたジュールニュイウォッチを新たに解釈しました。３年の開発期間を経て、新作ウォッチは33mmと38mmのケースサイズで登場し、ダイヤモンドをちりばめた月と星が、スノーセッティングされたイエローサファイアまたはギヨシェ彫刻が施されたイエローゴールドの太陽を追い続けます。24時間で一回転するディスクは、ゆっくりと回りながら、時間の流れを静かに映し出します。ムラーノガラス技術で作られたアベンチュリンガラスは、星降る夜空の奥行きと情景を美しく表現し、繊細なオープンワークにセットされたダイヤモンドが輝くホワイトゴールドの星々と組み合わせられています。

文字盤を飾るマザーオブパールは、宇宙の詩情を表現する地平線を演出します。38mmモデルにはホワイトマザーオブパール、33mmモデルにはブルーにペイントされたマザーオブパールが使用され、どちらも精巧なギヨシェ彫刻が施されています。ケースの裏面と回転錘はサファイアガラスで覆われ、星空を模したポリッシュ仕上げが施されています。さらに、エナメルデカールで装飾された妖精が、天空での魅惑的なバレエを見守るよう配置されています。

レディアーペルブリーズデテウォッチ

レディアーペルブリーズデテウォッチ

レディアーペルブリーズデテウォッチは、ヴァンクリーフ＆アーペルにとって絶え間ないインスピレーションの源である自然を讃える作品です。爽やかな夏の朝に庭園で咲き誇る花々をモチーフにしています。ホワイトゴールドとイエローゴールドにプリカジュールエナメルを施し、オンデマンドモジュールによって活動する蝶が、花や茎を動かしながら時を告げます。アズールブルーのヴァロネエナメルで彩られた花びらは、スペサタイトガーネットの雌しべによってその美しさが強調されています。前景と背景が融合して高貴な植物を表現し、詩情あふれる光景が織りなされています。この風景は、マット仕上げのマザーオブパールの文字盤によってさらに引き立てられ、シャンルヴェエナメルの葉で飾られた花々と、ツァボライトガーネットと立体的なプリカジュールエナメルで表現された草の葉が、ミニアチュールペインティングの茎によって支えられています。この牧歌的な風景は、ポエトリーオブタイム（詩情が紡ぎ出す時）の世界観を伝え、自然の永遠のサイクルとともに流れる時間を美しく描いています。

エクストラオーディナリーダイヤルコレクション

レディアーペルジュールアンシャンテウォッチの文字盤のターコイズマルケトリ

レディアーペルジュールアンシャンテウォッチ

レディアーペルジュールアンシャンテウォッチ

ヴァンクリーフ＆アーペルは新作で、朝の光に輝く花を摘む繊細なシルエットを描き出しました。ホワイトゴールド、プリカジュールエナメル、そしてダイヤモンドを使った豊かな葉が、色とりどりの花々を優しく照らしています。イエローサファイアをあしらった花々は、ヴァンクリーフ＆アーペルの革新的なファソネエナメル技法で立体感を表現し、無限に広がる花畑のような錯視を創出しています。精密に彫刻されたホワイトゴールドの女性の像は、煌めく羽を広げ、パールホワイトのプリカジュールエナメルで日光を透かしています。

空に浮かぶ3色のターコイズを背景に、スペサタイトガーネット、カラーサファイア、ダイヤモンドを使用した太陽が眩しい光を放っています。その光は、リフティッドセッティング技法で宝石を留め、留め具が見えないようにして、まるで雫がこぼれ落ちるように見せる効果を実現しています。この革新的な設計はケースの裏面にも続き、エングレービングで妖精が飛び立つシーンが描かれています。この時計の開発には2年を要し、文字盤の組み立てには180時間が費やされました。これはヴァンクリーフ＆アーペルの創造力の証です。

レディアーペルニュイアンシャンテウォッチ

月光の下、クリスタルの洞窟に広がる花畑で妖精が休息します。洞窟の壁から取り出されたようなピンクとパープルのファンシーカットサファイアは、保護と平和の感覚を提供します。星と月の光を映し出すグリザイユエナメル技法によって、煌びやかな夜空が再現され、ホワイトゴールドの妖精がその中で輝きます。プリカジュールエナメルで作られたその羽は、虹色の光沢を放ち、自然の美しさを象徴する妖精の優雅なシルエットを際立たせています。イエローサファイアで飾られた花々は、ファソネエナメル技法で表現されています。この幻想的な光景を完璧にするのは、ローズゴールドのアワーマーカーが施されたロッククリスタルです。オーナメンタルストーンの精緻な彫刻が、この印象的な装飾を完成させています。文字盤の裏面に続く魔法のような物語は、緻密なエングレービング技法と研磨で、夜空の美しさを鑑賞する妖精の姿を描き出しています。

エクストラオーディナリーオブジェコレクション

アパリシオンデベオートマタ

アパリシオンデベオートマタ

アパリシオンデベオートマタは、ラッカーで仕上げられたローズゴールドの葉が交錯する豪華なドームの中に秘密を秘めています。繊細に開く花のブーケとしてデザインされたこの作品は、ブーケが開くとホワイトゴールドとダイヤモンド、サファイアで形作られた鳥が現れ、生き生きと羽ばたきます。その動きが一段落すると、オブジェは再び閉じ、鳥はその中で休息します。この新しい回転システムはヴァンクリーフ＆アーペルの工房で開発されたもので、フランソワ・ジュノが設計した複雑なメカニズムを含んでいます。112枚の葉が重なり合う構造は、圧倒的なボリュームと美しさを演出しています。

オートマタのベースは、ダルメシアンジャスパーでできた2つの柱と、ピンク色が特徴の珍しい鉱石、チューライトで形成されたボウルで構成されています。これらの素材は、ヴァンクリーフ＆アーペルの宝石鑑定士によって厳選され、それぞれが持つ独特の特性を最大限に引き出すために精密にカットされ、磨かれています。エングレービングが施されたホワイトゴールドの蝶が、ローズゴールドの小枝に留まり、回転リングに表示される時間を静かに監視しています。リングは、イエローゴールドとダイヤモンドで飾られ、ゴールドビーズで装飾されており、アニメーションが動作すると、この詩的な情景に合わせて心地よいメロディが流れます。

ブトンドールオートマタ

ブトンドールオートマタ

ブトンドールオートマタは、ヴァンクリーフ＆アーペルの豊かな遺産に触発されて創作されました。1930年代に同社が生み出したパイエットデザインの柔らかな輪郭を現代的に再解釈し、ジュエリーコレクションに敬意を表しています。スパンコールを模した凹凸のあるパイエットは、輝くゴールドのブーケを形成し、その土台は、チャロアイトのボウルに美しく合わせられたピンクのチューライトで構成されています。伝統と現代性が調和したこの新作では、素材が生み出す楽しいハーモニーが魅力的です。貴重なオブジェのカテゴリーにおいて伝統を守りながら、オートマタのアニメーションは見る人を魅了する生き生きとした情景を展開します。

ローズカットダイヤモンドを纏った妖精が、ダイヤモンドで飾られた髪飾りと、ブルーラッカーで縁取られたローズゴールドの華やかなガウンをまとい、満開の花壇の上で夢のようなダンスを披露しています。彼女の指の間にはブリオレットカットのサファイアが挟まれ、プリカジュールエナメルの翼を羽ばたかせながら、くるくると回ります。

レヴェリードゥベリリーヌオートマタから着想を得たブトンドールオートマタは、広範な研究と高い技術力が求められる精緻な作品です。無数のゴールドパーツを手作業で完璧に仕上げるだけでなく、様々な研磨作業が施され、特にディスクのカーブには熟練の技術が必要です。職人たちは、モチーフの形が変わらないよう細心の注意を払いながら、貴金属の光沢を引き出し、エアブラシや伝統的な技法を使ってラッカーが施されたキャップやディスクは、ひとつひとつが色鮮やかに引き立てられ、華やかな茎の上に手作業で取り付けられています。

【お問合せ先】
ヴァンクリーフ＆アーペルルデスク（0120-10-1906）

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