グッチクリエイティブ・ディレクターサバト・デ・サルノによるウィメンズ 2024年秋冬コレクションを発表

2024.02.28

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グッチクリエイティブ・ディレクターサバト・デ・サルノによるウィメンズ 2024年秋冬コレクションを発表

2024年2月23日、クリエイティブ・ディレクター、サバト・デ・サルノのもと、グッチの2024年秋冬ウィメンズコレクションがミラノのFonderia Carlo Macchiで華々しく発表されました。日本時間23時からのこのショーは、グッチの新たなビジョンを世界に向けて発信する重要な瞬間となりました。

このコレクションのコートは、クラフツマンシップの極みを示す作品です。細部にわたるこだわり、ファブリックの選定、仕立ての技術が、レディトゥウェアに新たな解釈をもたらしています。伝統的なルールに挑戦し、革新的なアプローチで仕上げられたこれらのアイテムは、ファッションの新たな地平を切り開きます。

コレクションの中核となるコートは、マスキュリンな素材とシルエットを採用しつつ、ボディラインを美しく際立たせるデザインが特徴です。ボンバージャケット、ピーコート、レザージャケットにもこの独特のスタイルが反映され、着る人の個性を引き立てます。

このコレクションでは、レースの繊細なカットワークをはじめ、ジャカードの幾何学模様やニットウェアの装飾に至るまで、細部にわたる創造性が光ります。特に、レースはベルベットや別のレース、刺繍と組み合わされ、新しい形を創出しています。ジャカードに織り込まれた幾何学模様は、近くで見るとサギのモチーフが浮かび上がります。ニットウェアには、光を集める透明または微妙に色付いたスパンコール、そしてクリスタルのフリンジがリブ模様を描き出し、輝きを放ちます。ツインセットは、意外な色合わせで新鮮な印象を与え、暖かみのある色調やくすんだ色合いが、見る人を魅了します。

「GG ミラノ」と名付けられた新しいトップハンドルバッグがコレクションに加わりました。このバッグは、シルクのように柔らかなナッパレザーを重ね、軽やかでふんわりとした印象に仕上げています。パンチング加工で施されたロゴが、下層のレザーを透かして見せるデザインが特徴です。また、グッチの乗馬モチーフを現代的に再解釈したハーフムーン形の新作バッグにも、このロゴが施されており、グッチと乗馬の世界との結びつきを象徴しています。乗馬ブーツは、細身のホースビットハードウェアがクラシックなシルエットを飾り、スタッズが施されたゴールドメタルのネックレスは、ウェアの首元と同じ色のリボンで編まれ、アーカイブからの復刻品です。キャットアイフレームのサングラスもコーディネートの一部として、同じ色で統一されています。

このコレクションの発表には、グッチのアンバサダーをはじめ、世界中から多くの著名人が集いました。ハニ、シャオ・ジャン、ジュリア・ガーナ―、ダビカ・ホーンらのほか、サルマ・ハエックやソランジュ・ノウルズなど、映画、音楽、ファッション界のセレブリティが一堂に会し、グッチの新たなる章の始まりを祝福しました。