ディースクエアードの冬のコントラスト、2024-25年秋冬COEDコレクションをミラノにて発表

2024.01.27

カテゴリ: コレクション

ディースクエアードの冬のコントラスト、2024-25年秋冬COEDコレクションをミラノにて発表

ディースクエアードは、2024年秋冬コレクションをミラノで発表しました。ランウェイ上で繰り広げられたのは、変身と再生の物語。一度は古びた装いが新たな姿へと生まれ変わるプロセスが描かれ、双子のカップルが昼から夜への移り変わりを通じて、ディースクエアードの象徴的なスタイルを表現します。このコレクションは、無骨さと洗練さの境界を生地、加工、シルエットで表現しています。

「無骨」のスタイルを象徴するのは、泥や雪で汚れたジーンズ、風化したパッチワークのデニム、腰まで届くチェックシャツなど、ディースクエアード独自のアプローチが反映されたアイテムたちです。リップ加工のデストロイド・スウェットシャツには鎖が、着古されたコットンタンクにはディストレスド・レザーとフリンジ付きの毛皮のアウターウェアがマッチし、フェアアイル・ニットの上に羽織ることで、オーバーサイズとスラウチー、ボディスキムの要素が融合します。

一方、イブニングウェアは「洗練」のシンボルとして位置づけられています。テーラリングのルールに則り、シャープで細身のシルエットにカラーストーンの輝くメタルジュエリーが映えるデザイン。光沢のあるポニー素材、マキシ丈のスパンコール、パイソン柄のレザーやベルベットなど、ラグジュアリーな素材が、夜の街を華やかに彩ります。

このコレクションの各ルックは、変化を遂げながらも元のエッセンスを保持しています。メンズのピーコートはダブルブレストのテーラードタキシードに変身し、ショート丈のパファーパーカはフェイクポニーのアノラックに。ウィメンズでは、大胆なネックラインとセクシーな肌見せが夜を支配するスタイルに変貌します。

デイルックでは、穴のあいたジャージー素材のショートパンツ、白いコットンタンク、トラッパーハット、ヴィンテージ風のシアリング、パッチワークの擦り切れたデニムがメンズを象徴。夜には、ウエストまで開いたシースルーのシフォンシャツや輝くベルベット、プリントのパイソンレザーのパンツ、シルバースパンコールのコーディネート、D2ゴールドの金具が施されたクラッチバッグとスリンキーなルレックスニットが華麗に登場します。

メンズにおけるゴールドボタンとクリスタルが施された黒のブークレジャケットは、デイタイムではボロボロのデニムとフーディージャケットのハイブリッドを、チノ・チャップスと合わせるスタイル。ウィメンズは、ウォッシュド・ジャージーやニット、デニム・ジーンズを重ね着し、フロアレングスのスカートやフェザーで縁取られたミニ・ドレス、シルク・ジャージーのガウンへと変化します。

バッグとシューズも、「無骨」と「洗練」のコンセプトで展開されています。使い古されたスエードのダッフルバッグやジャカードニットのゴシックベルトバッグと、サテンやパイソン柄のレザーを使った男女兼用のD2クラッチバッグが対照的です。スニーカーやアーミーブーツ、サスクワッチブーツは、メンズではややヒールのあるブーツへ、レディスではヒールの高いアンクルストラップのパンプスへと変わります。磨き上げられたゴールド・メタルのロング・チェーンにきらめくカラーストーンのジュエリーが、その変身を完成させます。

#D2MetaMorph

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