2023.10.15
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時代を超越した美学 アイコニックなフェンディ「ピーカブー」バッグを称える限定ブックを発売
シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)がデザインを手掛けるフェンディの名作バッグ「ピーカブー(Peekaboo)」は、2008年の登場から15周年を迎えました。その多面性が語るアイコンバッグの歴史は、今も続いています。限定発売される「ピーカブック(Peekaboo-K)」がこのアイコニックなバッグの、季節ごとにその形状やサイズ、素材、スタイリングに至るまで、一貫して進化と革新を物語ります。
初めて「ピーカブー」がランウェイで披露されたのは2009年の春夏ウィメンズコレクションです。その際に目を引いたのは、拡大したボリュームや絞り込まれたウエスト、外科的精度に近いフォルムなど、他とは一線を画す特徴でした。
シルヴィア・フェンディは「シンプルなデザインが、かえってエキセントリックな印象を与えることもある」と指摘します。彼女が求めていたのは、洗練された女性に訴えるモダンでありながら伝統的な形状です。この哲学は、贅沢な内部素材とシンプルな外部素材が一体となって、新たなラグジュアリーの定義を作り出しています。
この「ピーカブー」という名前は、子どもの遊び「いないいない、ばぁ(peek-a-boo, I see you)」に由来しています。シルヴィア・フェンディが最初にこのバッグに考えていた名前は「ハイドアンドシーク(Hide-and-Seek)」でしたが、「ピーカブー」が最終的に選ばれました。これは、ツイストロックを開けると見える独特の「スマイル」や、内部からちらりと見えるラグジュアリーが理由です。
「ピーカブー」バッグは、台形の形にクリーンでミニマルなデザインが施されています。それでいて、ジオメトリックな曲線も取り入れています。流れるようなミニマリズムと贅沢な質感、カラーが融合するこのバッグは、見えない部分にも職人技が感じられる新しいクラシックの逸品です。
特別なバックと同様な目的で作成された「ピーカブック」。この限定販売されている書籍は、「ピーカブー」の多様な側面を体感できる一冊です。
書籍の外装には、ローズブラックの「ピーカブーアイシーユー(Peekaboo ISeeU)」からインスパイアを受けた、立体構造の表紙があります。内部には、フェンディのアーカイブから選び抜かれた80枚のバッグの写真が掲載されており、4つのチャプターでそれぞれ20のバッグが取り上げられます。各チャプターは「フレンド・オブ・ザ・ハウス(Friend of the House)」として簡潔に紹介され、多角的なビジュアルアプローチで表現されています。
「ピーカブック」は、シルヴィア・フェンディ、デルフィナ・デレトレズ・フェンディ、レオネッタ・ルチアーノ・フェンディといった、フェンディ家の異世代の女性たちが参加する対話からスタートしています。
チャプター1 - テクスチャーの再考
フェンディの「ピーカブー」バッグは、素材やサイズの多様性によってその魅力を一層高めています。エングレービングや雷門細工といった表面加工が施され、1,000を超える素材で新たな命を吹き込まれています。フランスの著名なファッション評論家、ソフィー・フォンタネルは「ピーカブー」のファッション史における位置づけについて独自の見解を展開しています。また、ドイツのフォトグラファー、ピーター・ランガーは、実際と想像が交錯する空間で「ピーカブー」を独創的に捉えています。
フェンディの「ピーカブー」バッグは、素材やサイズの多様性によってその魅力を一層高めています。エングレービングや雷門細工といった表面加工が施され、1,000を超える素材で新たな命を吹き込まれています。フランスの著名なファッション評論家、ソフィー・フォンタネルは「ピーカブー」のファッション史における位置づけについて独自の見解を展開しています。また、ドイツのフォトグラファー、ピーター・ランガーは、実際と想像が交錯する空間で「ピーカブー」を独創的に捉えています。
チャプター2 - キャンバス
特別な機会に備えてフェンディが企画する「ピーカブー」のカスタマイズプロジェクト。この活動は世界的な建築家やデザイナー、アーティストとの協力によって、バッグが一つの芸術作品へと変貌します。2023年には日本の建築家、隈研吾が「やたら編み」と呼ばれる竹編みのテクニックを取り入れ、新しい「ピーカブー」を制作しました。バッグには持ち主の感情が大きく影響すると、隈研吾自らが序文で指摘しています。オーストリアのアーティスト、イザベル・ヴェンツェルもデザインとアートの境界を模索しながら参加しています。
特別な機会に備えてフェンディが企画する「ピーカブー」のカスタマイズプロジェクト。この活動は世界的な建築家やデザイナー、アーティストとの協力によって、バッグが一つの芸術作品へと変貌します。2023年には日本の建築家、隈研吾が「やたら編み」と呼ばれる竹編みのテクニックを取り入れ、新しい「ピーカブー」を制作しました。バッグには持ち主の感情が大きく影響すると、隈研吾自らが序文で指摘しています。オーストリアのアーティスト、イザベル・ヴェンツェルもデザインとアートの境界を模索しながら参加しています。
チャプター3 - エクレクティックな本能
「ピーカブー」には遊び心と洗練が共存する独自のスピリットがあります。このバッグが受ける多くのインスピレーションは、素材選びから複数のリファレンスに至るまで、その多面性を如実に表しています。オーストリアのフォトグラファー、セバスチャン・ラガーは、自由というテーマ性を探求しつつ、紙製の小道具を活用して新たな物語を紡いでいます。
チャプター4 - フェンディグラフィア
「ピーカブー」にはフェンディの哲学が色濃く反映されています。反転した「FF」ロゴやペカンストライプなど、様々なデザイン要素がこのバッグに施されています。また、#FENDIPeekabooのデジタルキャンペーンに参加した女優のナオミ・ワッツは、フェンディウーマンの精神を自由に表現し、新たな次元を加えています。
「ピーカブー」にはフェンディの哲学が色濃く反映されています。反転した「FF」ロゴやペカンストライプなど、様々なデザイン要素がこのバッグに施されています。また、#FENDIPeekabooのデジタルキャンペーンに参加した女優のナオミ・ワッツは、フェンディウーマンの精神を自由に表現し、新たな次元を加えています。
フェンディの新作「ピーカブック」は、ウィンクから口を大きく開いたスマイルまでの表情の幅をカバーします。このアイテムは、ウィットと皮肉、特に強い個性と高いクラフツマンシップを持ち、傑作とも言える遊び心に溢れています。これらの要素は、フォーマルな特質と洗練されたテイストが融合しています。
2023年10月から、この「ピーカブック」はフェンディの公式オンラインストアfendi.comで購入できます。また、一部のフェンディストアでも展示が予定されています。
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