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ルイ・ヴィトン 芸術アカデミーの新会員ジュゼッペ・ペノーネ氏のために、特別な礼服をデザイン

新しく芸術アカデミーの会員に選出されたジュゼッペ・ペノーネ氏は、10月18日に開催された歓迎式典でルイ・ヴィトンが手がけた特別な礼服を身に纏いました。
 
フランス学士院の象徴的なクーポラの下、芸術アカデミー彫刻部門の会員であるジャン・アングラ氏によって、ペノーネ氏は外国人準会員として任命されました。続いてルイ・ヴィトンの会長兼CEOであるピエトロ・ベッカーリが、アカデミー会員の象徴である剣をペノーネ氏に手渡しました。
 
ルイ・ヴィトンがデザインしたこの礼服はテールコート、ホワイトシャツ、ホワイトのウェストコート、タキシードトラウザーズといった構成となっています。特筆すべきは、テールコートとトラウザーズに施された類い稀なエンブロイダリーで、6種類の異なるカラーの絹糸が使用され、グリーンとゴールドが基調とされています。このエンブロイダリーはペノーネ氏の芸術と自然とのつながりに敬意を表しており、伝統的なオリーブの枝のモチーフが新たに解釈されました。
 
この美麗なエンブロイダリーを作成したのは、「フランス無形文化財企業」にも認定されているメゾン・ブランシャールの刺繍職人です。エンブロイダリーの配置とデザインには100時間かかり、礼服全体の完成には約500時間の手作業が必要でした。 
 
芸術アカデミーについて
 
芸術アカデミーはフランス学士院に属する5つのアカデミーの一つであり、正会員67名、外国人準会員16名、通信会員67名が所属しています。このアカデミーの目的は、フランスの文化遺産を保全し、多様な芸術形式での創造を奨励することです。コンペティションを主催したり、賞を授与したり、アーティストレジデンスやアートプロジェクトに補助金を提供することで、多くのアーティストや団体をサポートしています。
 
芸術アカデミーは、さまざまな文化施設や芸術活動を支援する企業、個人と積極的に連携しています。そのために、寄贈や遺贈による文化財コレクションの管理に努めており、マルモッタン・モネ美術館(パリ)、マルモッタンの邸宅と図書館(ブローニュ=ビヤンクール)、クロード・モネの邸宅と庭園(ジヴェルニー)、ロスチャイルド家のエフリュッシ邸と庭園(サン=ジャン=カップ=フェラ)、リュルサ邸(パリ)、デュフレーヌ邸(シャール)、ギャルリー・ヴィヴィエンヌ(パリ)といった歴史的・文化的価値のある不動産も管理しています。。      
 
詳細は、ルイ・ヴィトン 公式サイト https://www.louisvuitton.com  をご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
    

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