2023.09.19
カテゴリ: 新作
A.ランゲ&ゾーネ ランゲ1・パーペチュアルカレンダーに新作モデルが登場
A.ランゲ&ゾーネは9月13日、オフセンターのデザインと外周月次リングにより、洗練された複雑機構に独創的なフェイスを添えるランゲ1・パーペチュアルカレンダーにブラックダイヤルを備えたプラチナ製モデルを発表。2021年4月に発表された150本限定のピンクゴールド無垢製ダイヤルを備えたホワイトゴールドモデル、グレーシルバー無垢製ダイヤルを備えたピンクゴールドモデルに次いでシリーズにラインナップするこの新作は、ダークトーンのダイヤルカラーが、デイ・ナイト表示付きムーンフェイズ表示をより魅力的に引き立てています。

ランゲならではの永久カレンダー
A.ランゲ&ゾーネの意欲的な開発チームは、うるう年でも、年間をとおして月によって異なる日数を把握できるメカニズムを持つ永久カレンダーの設計という大きな挑戦に、2001年、ランゲマティック・パーペチュアルで挑みました。彼らの目標は、革新的な技術的ソリューションに加えて、最適な視認性を確保すること。すべての表示が重ならない、ランゲ1 ウォッチファミリー特有のオフセンターデザインを維持するため、まったくの新しいアプローチとして、毎月最終日に瞬時に進む外周月次リングを開発しました。2012年に発表されたランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダーと共に登場したこの革新的な複雑機構は、伝統的な48ヵ車による制御に代わって採用されました。
バランスの取れたデザインと機能 「複雑機構をランゲ1の特徴的なデザインのためにカスタマイズすることは、メゾンの開発者にとって構造的なチャレンジでした。翌月になる瞬間に大きな外周リングを30度進ませる必要があったためです。毎月最終日の深夜12時ぴったりに必要な動力が供給されるよう、1カ月間、カムからエネルギーが蓄積されているのです」と、商品開発ディレクターのアントニー・デ・ハスは説明します。「ランゲ1・パーペチュアルカレンダーのデザイン的な特徴により、このウォッチファミリー独特の表情が維持されています。したがって、この時計は、精密機械式時計製作において新境地を切り開き続けるという、私たちの哲学も象徴しているのです」
精密なムーンフェイズ ムーンフェイズ表示にデイ・ナイト表示を加えることも、精度を追求するメゾンの姿勢を表しています。2層構造のブルーグラデーションのゴールド無垢製天空ディスクは24時間で1回転し、その上をホワイトゴールドの月が、29日12時間44分3秒の周期で月の満ち欠けを示します。その精密な機構によって、表示の修正が必要となるのは122.6年にたった1日のみです。2016年にランゲ1・ムーンフェイズで初めて搭載されたこの機構では、月は、昼は鮮やかなブルーの空に、夜には星が輝くダークブルーの空に表示され、昼夜を交互に示します。


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