2023.07.18
カテゴリ: 新作
リシュモン ジャパン Speed is Our Game：スーパーチャージ・新クロノグラフ到来
先駆的なメカニズム。ハイテクノロジー素材。極限のパフォーマンスを追究する燃え尽きることのない情熱。表現力豊かなデザインを生み出す時計製造界の最高速ランナーであるロジェ・デュブイは、モータースポーツ界の最高峰が擁する価値観から得られたインスピレーションを、自らの創作に落とし込んでいます。
新作エクスカリバー スパイダー フライバック クロノグラフの到来です。 スーパーカーのエンジニアリングに用いられる最先端技術から影響を受けたこの独創性極めるタイムピースは、2つの特許出願中の先鋭技術が駆使された新しいフライバック クロノグラフキャリバーを搭載。伝統的なクラフトマンシップと現代的なイノベーションがシームレスに融合された一本です。
ロジェ・デュブイは、初期のクロノグラフや初のクロノグラフ機構搭載腕時計に遡るまで、クロノグラフとの伝統的な繋がりを長きにわたり深めてきました。今年初めに開催されたウォッチズ＆ワンダーズ 2023で発表された、ロジェ・デュブイのクロノグラフの未来を体現するモノヴォーテックス(TM)スプリットセコンド クロノグラフに続き、新作エクスカリバー スパイダー フライバック クロノグラフは、その先鋭的な複雑機構でメゾンのクロノグラフコレクションに待望の復活を告げました。
このマスターピースは、最先端の開発により実現した、複雑さを極める技術のさらなる発展を体現しつつ、メゾンが培うノウハウを凝縮した一本です。 クロノグラフの復活を後押ししたのは、メゾンが抱くモータースポーツへの湧き立つような情熱です。2017年にこのエネルギッシュなスポーツのギアを会得して以来、スーパーカーのデザイン要素を時計製造の世界で追随し、メゾン独特の世界観を体現する大胆なデザインを送り出してきました。その尽きることのない情熱は、エクスカリバー スパイダー フライバック クロノグラフがデビューを飾る、今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードとのパートナーシップなど、業界を代表するブランドとのコラボレーションが裏付けています。
RD780キャリバー、待望のリリース。 クロノグラフ・レースのポールポジション、新作RD780は ロジェ・デュブイの挑戦への燃えたぎる情熱を駆動力として誕生しました。クロノグラフ作動中、タイマーを瞬時に再起動するフライバック機能を始めとし、この精妙なクロノグラフは伝統的なサヴォアフェールの基準をはるかに上回る逸品です。
これは、狂気のスピード界から着想を得た仕掛けの序盤にすぎません。合理化されたモジュール式アプローチは採用せず、クロノグラフ・コンプリケーションをムーブメントに完全統合するために、ゼロから構築して周囲の中央に配しました。先端技術を駆使したこの設計は、キャリバー全体で時刻表示と計測を同時に実現します。何ヶ月もの時間を要するこの設計に加え、はるかに高度なテクニックを要するスケルトンキャリバーを完成までリードしたのは、溢れるような創造性と美への熱烈な狂奔、そしてあらゆるディティールを次のレベルまで引き上げる時計職人のあくなきこだわりです。
6時位置に配されているのは、そのこだわりの一例、コラムホイールです。愛好家やコレクターにとって、この伝統的で複雑なコンポーネントは、技術的価値の紛れもない証です。視覚美も極めるロジェ・デュブイでは、複雑な形状を精巧に機械加工するにとどまらず、コラムホイールを正面から視覚的に捉えられるメソッドを開発、クロノグラフ操作時にその美しさを際立たせる位置に配しました。
機能的な観点からも、プッシャーの操作がよりスムーズになるという極上のスペックを同時に備え、微小ながらも顕著なこのディティールは、完璧を突き詰めるメゾンの姿勢を明瞭に表しています。 追随を許さないクラフトマンシップは、キャリバーの垂直クラッチの採用にも見て取れます。水平クラッチと比較し、クロノグラフを始動する際の精確さで高い評価を得ている垂直クラッチは、測定開始時の針飛びを許さず、重要な瞬間の精度を高めています。
スケルトン仕様のケースバックから覗く、スポーツカーのギアシステムを想起させるこの構造は、モータースポーツ界とメゾンとの確固なつながりを呼び起こします。ロジェ・デュブイの精度への追究心は、これだけでは止まりません。革新的なセカンドブレーキシステム (SBS) をクラッチに装備することで、揺らぎを大幅に軽減し、クロノグラフ秒針にさらなる安定性をもたらしています。鋭敏。信頼性。驚異的な反応性。ロジェ・デュブイの特許出願中のクロノグラフ・ブレーキコンセプトは、着用者のみに明かされる極上技術です。
さらに、ムーブメントの3時位置には120°回転式ミニッツカウンター (RMC) を配し、その斬新なアイソトキサル（辺推移的）形状と相まり、精度へのこだわりとメゾンの遊び心の融合を表現しています。モノヴォーテックス(TM)コンセプトを採用したタイムピースと同様、クロノグラフのミニッツカウンターには特許出願中の0、1、2を表示する三連針を搭載、右側の0〜9の数字の上を正確に回転します。RMCの適時動作はクロノグラフの作動中に確認でき、視覚的な喜びをもたらす斬新なデザインに加え、視認性にも優れています。
現代のライフスタイルをサポートする高性能パフォーマンス パワーリザーブが72時間の満時に達すると、キャリバーは衝撃、重力、磁気など現代の課題へとギアを変更。9時位置に12°傾斜して配したバランスホイールの慣性レベルはトゥールビヨンと同基準の安定性を提供し、日常的な衝撃への耐性、そしてメゾンが長年取り組んできた重力の影響を低減し、強力な耐性を保証しています。また、ダイヤモンドコーティング仕上げのシリコン製ガンギ車を、ダイヤモンドコーティング仕上げのシリコン製パレットストーンと組み合わせることで、優れた耐磁性も保証しています。
クロノグラフ機能を搭載した高級時計の全要件を満たし、さらにその上をいくキャリバーの完成型が、今、現実のものとなりました。RD780は、絶対的な高性能と卓越した技術性を保証する、ジュネーブシール認証を取得しています。選ばれしメゾンのみが取得できる最高品質の証を有するこのキャリバーには、製造プロセスを隠すために手作業による装飾が施され、高級時計製造における圧倒的地位を不動のものとしています。
余すことなきダイナミズム キャリバーの卓越した高性能に劣らず、このタイムピースは直径45mmのダイナミックな外観でも強烈なインパクトを放ちます。桁外れに加速するケースには独特の軽量カーボンを使用、シャープなラインと特徴的なノッチが完璧に組み合わされ、エクスカリバー スパイダーコレクションのシグネチャーであるシンメトリーデザインを余すことなく表現。
また、その流線的なラインでスピードが持つ敏速性を疾風のごとく体現しています。スケルトン仕上げのプッシャーに加え、ダイヤルを囲むセラミック製ベゼルは優れた耐傷性と時間が経っても変色しにくい性質を備えています。スーパーカーのブレーキなど、敏感で重要とされるコンポーネントに多く採用されているカーボンとセラミックの混合素材が、モータースポーツへ捧げるトリビュートを表現しています。
改めて、このタイムピースのあらがえない魅惑に目を向けると、様々な表面層の奥行きを創造した、ロジェ・デュブイの多次元デザインへの熱烈な傾倒が見えてきます。自由に浮遊するようなフローティングタキメータースケールから、下部に配した日付表示、そして立体的に配した秒針に至るまで、これらの平行な配置面があらゆる角度と高さに配置され、視線を投げかける度に新しい発見に捉われる、ダイナミックで表現力溢れる構造が唯一無二の魅惑を放ちます。
ケースバックでさえ、息をのむほどのインスピレーションで溢れています。ロジェ・デュブイのシグネチャーコード、シャープなラインが際立てられた5本アーム装備のローターの形状は、スーパーカーのホイールのリムさながらの様相で、モータースポーツとメゾンの強いつながりに刻印を打つデザインとなっています。
最後に、エクスカリバー スパイダー フライバック クロノグラフが鎮座するストラップに目を向けると、そこにも圧倒的なインパクトが。さらなるボリュームを追加するため、ノッチが施されたラバー製ブラックストラップの内側には 軋んだタイヤ痕を想起させる独特のパターンが施され、さらにはスピードを求めるエクスクルーシブなメンバーのユーザビリティを考慮し、数秒でストラップを交換できるクイックリリースシステムを採用。シーンに合わせて付け替えられる多様性も高めています。
2023年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでデビューレースを飾ったエクスカリバー スパイダー フライバック クロノグラフと共に、アドレナリン全開で滑走しましょう。今年7月13日から16日まで開催された、世界最高峰のモータースポーツ・フェスティバルのオフィシャル・タイミング・パートナーであるロジェ・デュブイは、この壮大な祭典の場で最新作を披露しました。
NO RULES, OUR GAME(TM)
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