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LVMHグループが、ライバルであるカルティエを擁するリシュモンの買収を検討していると、欧州のメディアが報道

画像:リシュモングループ公式サイトより

ラグジュアリーの巨人LVMHがカルティエに狙いを定め、ウブロやティファニーも含むジュエリー企業のポートフォリオにカルティエを追加しようとしていると、スイスのメディアが報道した。

ファッションと革製品市場が「歴史的」な水準に達していることを受け、すでに75以上の高級ブランドの親会社となっているLVMHは、2022年の売上高を23%増の695億ポンド(791億ユーロ)と発表した。時計・宝飾品事業部門は、ティファニー、ブルガリ、タグ・ホイヤーの継続的な創造力もあって、18%増の92億ポンド(105億ユーロ)となった。LVMHは、皮革や高級衣料品事業に合わせてさらに宝飾品事業を拡大する狙いだ。

リシュモンは現在「カルティエ」のほかに「クロエ」や「IWC」、「A.ランゲ&ゾーネ」、「ヴァン クリーフ&アーペル」、「ジャガー・ルクルト」、「オフィチーネ パネライ」、「ピアジェ」、「ヴァシュロン・コンスタンタン」などの著名なブランドを展開している。

カルティエの支配権を持つ南アフリカの実業家ヨハン・ルパート(Johann Rupert)と一族は売却に反対していると言われており、おそらく売却を阻止するための多大な努力をすることになるだろう。

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