#フェンディニューヨークの57丁目に新しいフラッグシップストアをオープン

2021.07.26

カテゴリ: Open

#フェンディニューヨークの57丁目に新しいフラッグシップストアをオープン

FENDIは、ニューヨーク・マンハッタンの57丁目にあるフラー・ビルディングに新しい旗艦店をオープンします。

総面積6,900平方フィート（約641平方メートル）の2フロア構成の新しい旗艦店では、キム・ジョーンズの2021-22年秋冬のデビューウィメンズコレクションをはじめ、メンズコレクション、アクセサリー、レザーグッズなどが展開されます。アートギャラリーとして設計された歴史的建造物が、キム・ジョーンズとシルヴィア・ヴェンチュリーニ・フェンディという2人のアーティスティック・ディレクターの創造的なコラボレーションにより、ユニークなコンセプトに生まれ変わりました。未来の世代に引き継ぐべき遺産の象徴として、この建物の歴史的なファサードは本来の美的価値を保っています。3フロアを縦に貫く6つの窓を彩るシースルーのLEDカーテンは、フェンディの本拠地である「イタリア文明宮（Palazzo della Civiltà Italiana）」のイメージを表現しています。ウィンドウのテーマは、フェンディのアイコニックなシグネチャーにインスパイアされたもので、フェンディのアーカイブにあるトランクのパーチメントレザー、セレリアのステッチ、そしてモダンなゴールドメタルを再構築したものです。アイコニックなPeekabooバッグのシルエットは、新たな解釈で生まれ変わりました。

店内に入ると、アトリウムの中央に吊り下げられた球体のオブジェが目に入ります。このオブジェは、モジュール式の円形シーリングランプの組み合わせによって強調されています。通りからも見えるこのガラスのオブジェは、お客様にユニークな体験を提供します。さらに、鏡張りの廊下は2階につながっており、そこには「フェンディファースト（FENDI First）」の貴重な彫刻が展示されています。シルヴィア・ベントゥリーニ・フェンディとキム・ジョーンズのサインが入った2つの大理石の彫刻は、フェンディファーストの両側に置かれています。

インテリアは、フェンディのブランドコードと伝統である「二面性」を強調する素材を使用し、工業用セメントの柱や梁と、大理石、真鍮、スチールの高級仕上げ、カーペットのアクセントを組み合わせています。床と壁の素材を交互に配置することで奥行きを出し、ウィメンズのレザーグッズやアクセサリーを際立たせています。アラベスカートヴァーリ大理石の大理石は、ローマ教会の建築を彷彿とさせ、壮大で豪華な雰囲気を醸し出しています。

シューズエリアの中央に置かれたコンクリート製のベンチの脇には、革製のクッションとゴールドのエレメントが配置されています。このようにして、イタリアの伝統に根ざしたラグジュアリーとクラフツマンシップが、思いがけない意外性をもって出会うのです。

2階へと続く大理石の階段を上ると、アイボリーなどの柔らかな色合いのナチュラルカラーに、温かみのあるゴールドがアクセントとなった開放的な空間に、イタリア製の凝ったデザインの家具が置かれています。このエリアに展示されているのは、レディスのプレタポルテです。真鍮製の立体的な引き戸を開けると、アイボリーのモヘアの曲線を描いた壁とピンクのカーペットでデザインされたVIPルームがあり、柔らかい繭のような雰囲気を醸し出しています。

このフロアには、ガラスの壁と光る天井に囲まれた特別なラウンジエリアがあり、ゲストの体験をより豊かなものにします。カール・ラガーフェルドがデザインしたアーカイブのFFロゴがあしらわれたアイボリーのカーテンは、ご覧になる方のプライバシーを守ります。2021年春夏のクチュールコレクションで使用された舗床材からアップサイクルされた大理石のサービングセットが、さらにラグジュアリーな雰囲気を醸し出しています。

このスペースに隣接するメンズエリアは、ウッドのアクセントやレザーのソファなど、温かみのある男性的な雰囲気になっています。

それぞれのフィッティングルームは、控えめなラグジュアリーというコンセプトを表現しています。内部では、毛皮のベンチ、カーペット、金属製の天井、ピンク＆ジュリエットクリスタル、グリーンパタゴニア、アラスカンホワイトの貴重な大理石の壁など、鮮やかな色彩がストーリーを語ります。

この新しいフェンディのフラッグシップストアは、イタリアのラグジュアリーをニューヨークの街にもたらします。

#Fendi

FENDI 57th Street
595 Madison Avenue
New York, NY 10022