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ジラール・ペルゴは、Salon International de la Haute Horlogerie 2019(SIHH)にて、新素材「カーボングラス」を発表

世界で初めて、 美しさと機能性を兼ね備え、 革新というメゾンの伝統に基づく、 非常に均整の取れた均質な仕上がりのカーボンを発表します。この素材はスティールの 100 倍の硬度を持ち、 材質の独特の特性により高い気密性も備えています。ブルーの着色グラスファイバーとの組み合わせにより躍動感に溢れる素材です。

2019年「アース・トゥ・スカイ(Earth to Sky)」をテーマとしてジラール・ペルゴは、 無限、 光と影の相互作用、 その間のミステリーに目を向けました。 この新しいアプローチにより、 地球と空、 物質と空間の間で対話を開始させます。 そして、 メゾンの特徴である時計の仕上げ技術の科学を新しい視点からお見せします。
洗練され、 躍動感に溢れた、 独特の色合いのカーボングラスは、 気密性と耐久性に優れた軽量の新しい種類のカーボンです。 広範囲にわたる研究の成果であるカーボングラスは、 最先端の素材を作り出すという決意から生まれました。 硬度が極めて高く、 わずかにブルーに着色され、 今年のテーマ「アース・トゥ・スカイ」を体現する、 この素材には卓越した美と技術が備えられています。

 

カーボングラス開発の中核をなす高性能 

この素材は特許を取得しており、 その製造工程で重要なのは、 高温注入での圧縮です。 その結果として、 最適な均質性を持つ物質が得られます。 目に見える躍動感を持つ特異な質感は、 カーボンと結合したグラスファイバーを組み込むことで生み出されます。 それぞれの仕上がりが独特であるために、 最終的には時計が独自の表情を持つことになります。

 この技法における革新は、 素材の不透過性によって実現された完璧な気密性です。 このレベルの気密性を実現したカーボン製造手法は他にありません。 ここでは、 素材の圧縮が重要です。 圧縮により、 均整の取れた均質な構造になるために密度が高くなり、 それによって完璧な気密性が確保されます。

美的観点では、 他の用途のカーボンとは対照的にすべての面が滑らかで均質になることです。 今回は、 ブルーのグラスファイバーを使用して着色していますが、 他の色合いも可能です。 また、 代わりにゴールドなどの他の材質も使用できます。

もう 1 つの革新は、 驚異的な硬度です。 他の種類のカーボンでは実現されていません。 カーボングラスの硬度は、 スティールの 100 倍です。 さらに、 その用途は単に美しいパッケージにとどまりません。 密度がほぼ 1 であるため、 実際に水に浮かびます(スティールの密度は約 8、 チタンの密度は 4.5 です)。

今回の SIHH 2019 では、 この新素材が新しいロレアート アブソルート クロノグラフという形で特別プレビューsしました。

ジラール・ペルゴとは
ジラール・ペルゴは、 1791年まで起源を辿ることのできるスイスの高級腕時計マニュファクチュールです。 メゾンの歴史は、 コンスタン・ジラールによって制作された1889年のパリの万国博覧会で 金賞を受賞したスリー・ゴールドブリッジ トゥールビヨンのような先鋭的なデザインと革新的な技術が融合した伝説の時計の数々にいろどられています。 また、 コンスタン・ジラールの義弟フランソワ・ペルゴによって、 1864年に日本に正規代理店を開設、 長きにわたって日本市場で販売されてきました。

見えない部分の美しさを追求するジラール・ペルゴは、 2019 年、 宇宙を探索することで時の本質に迫ります。 そして、 「アース・トゥ・スカイ」(地球から空へ)というテーマを共通項として、 斬新な世界、 革新的な素材、 思いがけない複雑機構をコレクションに採用します。

ジラール・ペルゴは、 影響力のある「ラグジュアリー」と「スポーツ&ライフスタイル」ブランドの集合体が築く、 アパレルとアクセサリーの分野で世界をリードするケリング(Kering)グループの一員です。

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