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ファッションのサステナビリティ重視は実際に消費者の支出にどのくらい影響を与えているのか?

 米国の消費者によるサステイナブルなファッションを中心とした検索結果は、昨年のこの時期に比べて約15%増加していると、Lyst(LVMHが出資するファッション商品の検索エンジン)は新たに発表したレポートで主張している。特に米国では、ヴィーガンシューズ(VejaのCampoスニーカーを含む)がトップパフォーマーとなっており、VejaのCampoスニーカーは、昨年からLyst上で最も欲しがられている非レザー製品であり、「現在、前年比115%増」の検索数を誇っている。

 フランスでは、「ヴィーガンのドクターマーチンのブーツ」、「ヴィーガンのヴェーハのスニーカー」、「フェイクレザーのパンツ」が最も多く検索されており、カナダの消費者は "環境に優しいファッションを買う "際にパーカーやジーンズに特に興味を持っている。

 持続可能性を中心とした製品への関心の高まりが、消費者がファストファッションから遠ざかっていることを意味しているのかどうかについては、少なくとも現時点ではそうではないと思われる。持続可能なファッションの台頭は、必ずしもほとんどのファストファッションブランドの収益に反映されているわけではない。

 しかし、数十億ドル規模のファストファッション業界への消費者の不動の献身は、一見衰えることなく続くのかという疑問は残るが、マッキンゼーは2019年11月の報告書で、「持続可能なファッション製品の絶対数は依然として低いが、過去2年間で5倍に増加している」と指摘。持続可能性がブランドにとって重要な取り組みであり続け、消費者のプールが拡大していることから、ファストファッションの巨人にとっては収益の伸びが鈍化するだろうと予測している。

出典(THE FASHION LAW)

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